アクセントクロスの使いすぎはダサい!注意すべき2つのポイントとは?

アクセントクロスの使いすぎはダサい!注意すべき2つのポイントとは?

 

アクセントクロスの使いすぎはダサい!注意すべき2つのポイントとは?

 

2022/05/30 

 

 

 

 

 

村上悠です。
経営する賃貸物件で空室時のリフォーム、大規模修繕を行ったことがあります。
特にクロスの貼り替えは何度も行ったことがあります。
その経験をベースに記事を書こうと思います。

 

アクセントクロスの使いすぎは、部屋がダサくなるので注意が必要です。
本記事では、そうならないために注意すべき2つのポイントについて、実例も紹介しながら、解説したいと思います。
アクセントクロスで失敗したくない方は、ぜひ、最後までお読み頂ければと思います。

 

なお、アクセントクロスの色については、カラーコーディネータ-としてコメントしますので、参考になると思います。


 

 

 

アクセントクロスは、簡単に、部屋の雰囲気をおしゃれに変えることができます。

 

よほどグレードの高い壁紙を選ばない限り、費用も比較的安く済ますことができるので、本当に人気です。

 

しかし、アクセントクロスの使い過ぎには、注意が必要です。

 

アクセントクロスを使いすぎ、アクセントクロスだらけでは、かえって部屋は安っぽくダサくなり、雰囲気も悪くなります。

 

本記事では、そういった失敗をしないようにするための、2つの注意点を解説します。

 

せっかく部屋をおしゃれにしようと思って選んだアクセントクロスで、かえって部屋がダサくなるなんて最悪ですよね。

 

アクセントクロスで失敗したくない方は、ぜひ、最後までお読み頂ければと思います。

 

 

 

本記事の内容:

  • アクセントクロスの使いすぎがなぜダメなのか、その理由について
  • アクセントクロスを使う際の2つの注意点について

 

 

 

 

 

 

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なぜアクセントクロスの使いすぎてはダサいのか?

 

 

 

まず最初に、アクセントクロスの使いすぎが、なぜだめなのか、その理由について解説します。


 

 

アクセントクロスは、その名の通り、あくまでも部屋のアクセント、ポイントになるものです。

 

部屋の壁紙(クロス)の一部に違う色や柄を取り入れ、部屋のアクセント、ポイントにすることで、単調だった部屋の印象をおしゃれな雰囲気にガラッと変えることができます。

 

しかし、このアクセントクロスを使いすぎ、家中、部屋中、アクセントクロスだらけとなると、話は変わってきます。

 

アクセントクロスを使いすぎると、部屋がゴチャゴチャした、まとまりのない感じになり安っぽく見えたりします。

 

また、それによって、部屋が狭く感じられるようになることもあります。

 

さらに、印象に残りやすい色や柄を取り入れたアクセントクロスは、それを多用すると、多くの方はすぐに飽きます。

 

特に、リビングのように、家族が、一番長く滞在する部屋では、毎日、長時間、そのアクセントクロスを見続けることになるので、すぐに飽きます。

 

長時間滞在する部屋での、アクセントクロスの使用は、本当に注意が必要です。

 

アクセントクロスを使ってはみたものの、「アクセントクロスに飽きちゃった、他のクロスに張り替えたい」なんて後悔されている方が結構います。

 

次のパートでは、アクセントクロスで失敗し後悔することがないよう、2つの注意すべきポイントについて解説します。

 

アクセントクロスをお考えの方は、ぜひ、引き続き、お読み頂ければと思います。

 

アクセントクロスで注意すべき2つのポイントとは?

 

 

 

次に、アクセントクロスの使いすぎで失敗しないよう、どういったことに注意をすればいいのか。

 

2つの注意すべきポイントについて解説したいと思います。

 

アクセントクロスを成功させるのは、ここはとても重要点なので、しっかり、理解するようお願いします。


 

 

アクセントクロスの使いすぎで失敗しないためにはどういう点に注意をすればいいのか?

 

簡単に言いますと、アクセントクロスを、あくまでも、ちょっとしたアクセントとして使うことがポイントです。

 

では、ちょっとした部屋のアクセントにするには、アクセントクロスを、具体的にどのように使えばいいのか?

 

ポイントは2つありますので、それぞれ詳細に解説していきます。

 

 

配色のバランス

 

まず1つ目のポイントは、配色のバランスです。

 

この配色バランスを乱さないよう、アクセントクロスの色と使う量を決める必要があります。

 

部屋の印象、イメージは、インテリアのカラーの組み合わせ、配色のバランスで大きく変わってきます。

 

どのようなカラーを、どれだけ使うか、この配色バランスは、本当に重要です。

 

これからお話する配色バランスに従えば、まず、その部屋の印象は良く、はおしゃれな空間になるはずです。

 

逆に配色バランスを乱すような部屋は、妙にダサい感じで、安っぽい雰囲気になってしまいます。

 

あなたは、この配色バランスをご存知でしょうか?

 

具体的には、「ベースカラー(70%)」、「メインカラー(25%)」、「アクセントカラー(5%)」という黄金比率です。

 

最も大きな面積を占める色を「ベースカラー(70%)」、次いで面積の大きい色を「メインカラー(25%)」といいます。

 

そして少ない量ながら一番目立つ色で、アクセントとなり、全体を引き締める色を「アクセントカラー(5%)」といいます。

 

各カラーを部屋の配色で考えてみます。

 

例えば、広い壁や天井の色をベースカラー(70%)、床、フローリングの色をメインカラー(25%)、そして、インテリアやアクセントクロスをアクセントカラー(5%)となります。

 

ここで、アクセントクロスを使いすぎると、配色のバランスが乱れ、部屋は安っぽくなるので注意が必要です。

 

次のパートでは、配色バランスの素敵な、成功実例をご紹介しますので、ぜひ、参考にして頂ければと思います。

 

 

 

 

壁量の割合

 

2つ目のポイントは、部屋の壁量の割合です。

 

アクセントクロスを、部屋全体の壁量に対しどれだけの量使うかの割合です。

 

ここのとても重要で、アクセントクロスを、部屋全体の壁量の20~30%程度にすると、部屋の配色のバランスがよくなります。

 

部屋の全体の壁量の20~30%にするということは、つまり壁が4面あれば、そのうちの1面をアクセントクロスにするという感じです。

 

アクセントクロスを使いすぎ、壁量の割合が20~30%を超えてしまうと、配色のバランスが崩れ、部屋の印象は、間違いなく、悪くなるので注意が必要です。

 

5つのアクセントクロスの実例で解説

 

 

 

前のパートで、アクセントクロスの使いすぎないための2つの注意点、配色のバランス、壁量の割合についてお話しました。

 

ここでは、実際のアクセントクロスの成功実例を見ながら、ポイントを再確認したいと思います。

 

どれも素敵な実例なので、ぜひ、参考にして頂ければと思います。


 

 

 

リビングのアクセントクロス

 

 

 

1つ目の実例は、リビングのアクセントクロスです。

 

ネイビーのアクセントクロスを、一番奥の壁に張ることで、奥行きが感じられるリビングに仕上がっています。

 

まず配色のバランスについてです。

 

壁と天井が白いベースカラーで、フローリングの床が、明るめのナチュラルブラウンのメインカラーで、アクセントクロスが黒に近い濃いネイビーのアクセントカラーとなっており、配色バランスはとてもいいです。

 

壁量の割合については、アクセントクロスを1面の壁にのみ使っており、部屋全体の壁量の20~30%におさまっており、こちらもバランスがいいです。

 

こちらリビングは、とても雰囲気のいい、おしゃれな部屋に仕上がっており、ぜひ、参考にして頂きたいと思います。

 

以下の記事は、リビングのアクセントクロスについて詳細に解説しています。

 

リビングのアクセントクロスをお考えであれば、ぜひ、こちらの記事もお読み頂ければと思います。

 

 

 

 

 

寝室のアクセントクロス

 

 

 

2つ目の実例は、寝室のアクセントクロスです。

 

ベッドのヘッド側の壁に、淡いグリーン(緑)のアクセントクロスを使った施工例です。

 

とても落ち着いた感じで、おしゃれな雰囲気の部屋に仕上がっており、気持ちよく寝れそうです。

 

配色のバランスもとてもいいです。

 

壁、天井、ベッドカバーが白いベースカラーで、フローリングの床が優しい感じのナチュラルブラウンのメインカラーで、アクセントクロスが淡いグリーン(緑)のアクセントカラーで、とてもよくまとまっています。

 

配色バランスが良く、とても雰囲気のいい寝室です。

 

アクセントクロスは、一番奥の1面の壁のみに使っており、部屋全体の壁量の20~30%におさまっており、こちらもバランスがいいです。

 

寝室のアクセントクロスについては、次の記事で詳細に解説しいています。

 

記事の中で、アクセントクロスの実例も多数、ご紹介していますので、寝室のアクセントクロスをお考えであれば、ぜひ、こちらもお読み頂ければと思います。

 

 

 

 

 

キッチンのアクセントクロス

 

 

 

3つ目の実例はキッチンのアクセントクロスです。

 

キッチン背面の壁に明るい青のアクセントクロスを貼った施工例です。

 

ダイニング側から見て、インパクトあるアクセントクロスで、とても、とても素敵なキッチンに仕上がっています。

 

壁、天井、キッチンカウンターの腰壁が全て白のベースカラーで、床とキッチンテーブルが淡いナチュラルブランのメインカラーとなっています。

 

アクセントクロス、ドア、一部電灯、そして右端の机のあるワークコーナーの壁が明るい青で、アクセントカラーとなっています。

 

色の配色バランスが良く、統一感もあっておしゃれにまとまっています。

 

アクセントクロスは、キッチン背面の壁のみに使われており、部屋全体の壁量とのバランスも、とても良いです。

 

キッチンのアクセントクロスについては、次の記事で実例も多数紹介しながら、詳細に解説しています。

 

キッチンのアクセントクロスをお考えの方であれば、ぜひ、こちらの記事も参考になりますので、ぜひ、お読み頂ければと思います。

 

 

 

 

 

トイレのアクセントクロス

 

 

 

4つ目の実例は、トイレのアクセントクロスです。

 

少しくすんだ感じのグリーンのアクセントクロスを左側面のペーパーホルダーのある壁に使った施行例です。

 

天井と壁と便器が全て白のベースカラーになっており、床面とドアが濃い黒に近いブラウンのメインカラーになっています。

 

そこに落ち着いた色味のグリーンのアクセントクロスが、アクセントカラーになっており、配色バランスがとてもいいです。

 

またアクセントクロスは、左側面のペーパーホルダーのある壁にのみ使っておりますので、部屋全体の壁量に対する割合もいいです。

 

とても落ち着く、おしゃれな空間に仕上がっています。

 

次の記事はトイレのアクセントクロスについてまとめたものです。

 

アクセントクロスの実例も多数紹介しておりますので、トイレのアクセントクロスをお考えであれば、ぜひ、こちらの記事もお読み頂ければと思います。

 

 

 

 

 

玄関のアクセントクロス

 

 

 

5つ目の実れは、玄関のアクセントクロスです。

 

玄関ホールの一番奥の壁に、自然な石積み風のグレートーンのアクセントクロスが施工されています。

 

ここにアクセントクロスをもってくることで、玄関に奥行きがある広がりを感じる空間に仕上がっています。

 

壁と天井は白いベースカラーで、床面と棚がナチュラルブランのメインカラーとなっており、アクセントクロスのグレートーンの色がアクセントカラーです。

 

アクセントクロスは、真っ白な壁、天井、明るいナチュラルブランと、すごくマッチしており、配色バランスもいいです。

 

またアクセントクロスは、玄関ホールの一番奥の壁にのみ使っておりますので、部屋全体の壁量に対する割合もいいです。

 

次の記事は、玄関のアクセントクロスについての記事です。

 

アクセントクロスの施工例も多数、紹介しておりますので、玄関のアクセントクロスをお考えの方には、とても参考になると思います。

 

ぜひ、こちらの記事も併せてお読み頂ければと思います。

 

 

 

 

 

 

 

今回、リビング、寝室、キッチン、トイレ、玄関のアクセントクロスについて実例をご紹介しました。

 

洗面所、子供部屋については、以下の関連記事を、参考にして頂ければと思います。

 

まとめ

 

 

 

以上、アクセントクロスを使いすぎないようにするための、2つの注意すべきポイントについて解説しました。

 

最後にまとめです。


 

 

アクセントクロスは、簡単かつ費用も安く、部屋の雰囲気を、ガラッとおしゃれに変えることができると人気です。

 

私も、自宅の新築、賃貸物件のリフォームで、積極的にアクセントクロスを採用しています。

 

ただ、アクセントクロスを使いすぎると、部屋がくどく、安っぽい感じになり、雰囲気が悪くなるので注意が必要です。

 

アクセントクロスで失敗したくない方は、本記事で解説した2つのポイントについて、よく理解するようにしてください。

 

  • 配色のバランス
  • 壁量の割合

 

どちらのポイントもとても重要なので、よ~く理解するようにしてください。

 

以上、最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

ぜひ、アクセントクロスで素敵なお部屋をつくってみてください。

 

 

 

 

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著者情報:
村上悠
レリッシュプラン株式会社:代表

 

経営するRCマンション、平屋ガレージハウス等、複数の賃貸物件について、空室対策として何度もリフォームを行ったことがあります。
リフォームは、室内のクロス、床、天井といった小規模なものから、屋根や外壁をリフォームする大規模修繕の経験もあります。
また、自宅を三井ホームで建て、さらに賃貸物件の平屋ガレージハウスを建てる等、新築の家づくり経験もあります。
そういったリフォームや家づくり経験で得た気付き、知識等を、記事にしていきたいと思います。

 

リフォームや家づくり等に役立つであろうと、資格も取得しました。
賃貸業など不動産ビジネスに役立つであろうと、宅地建物取引士に2008年に合格。
また、家づくり、リフォームに色彩は重要ということで、2級カラーコーディネーター(商工会議所)の資格を2019年に取得。
さらに、以前サラリーマン時代に、国内旅行業務取扱管理者の資格も2016年に取得。

 

著者のプロフィール情報