村上悠です。
経営する賃貸物件について、空室時の各部屋のリフォーム、さらに大規模修繕を行ったことがあります。
リフォームに関しては、何度も行ったことがあり、かなり経験があります。
その時の経験も踏まえ、記事にしたいと思います。
本記事では、スタンプコンクリートで駐車場の印象をガラッと変える外構工事について解説します。
コンクリートやアスファルトで駐車場をスッキリおしゃれに施工する方法については、次の記事で解説しました。
まだお読みになられていない方は、ぜひ、参考になると思うので、ご一読ください。
実は、こういった土間コンクリートやアスファルトより、さらにおしゃれに、そして費用も安く、駐車場を施工する方法があります。
それは、スタンプコンクリートを使い、駐車場を施工する方法です。
本記事では、そもそもスタンプコンクリートとは何か、費用はいくらかかるのか、さらには、メリット、デメリットはどうなのか。
こういった点を、スタンプコンクリートで外構工事した駐車場の施工例もご紹介しながら解説したいと思います。
これから駐車場をつくる方、既にある駐車場をよりおしゃれにリフォームしたい方には、きっと参考になると思います。
ぜひ、最後までお読みいただければと思います。
スタンプコンクリートは駐車場以外の外構(アプローチ等)にもよく使われます。
本記事では駐車場について解説しますが、ここでお話する内容は、駐車場以外の外構についても言えることです。
駐車場以外の外構にスタンプコンクリートを使う際にも、ぜひ、本記事を参考にして頂ければと思います。
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まず、そもそもスタンプコンクリートとは、どんなものなのか解説します。
上の画像を、ご覧ください。
コンクリートに青や緑の猫のスタンプが押されていると思います。
これを見て、あなたはスタンプが押されたコンクリートをスタンプコンクリートと、勘違いされたのでは?
しかし、これと、今回ご紹介するスタンプコンクリートとは、全く違うものです。
スタンプコンクリートとは、打設したコンクリートが固まる前に型押しをして色を付けしたものです。
レンガや天然石など多彩な模様の型を使い、色付けすることで、本物のような素材感があるもに仕上げることができます。
この説明では、よくわからないという方は、次のパートの施工例を、ご覧になってみてください。
ご覧になられましたでしょうか?
これの施工例は、全て、コンクリートで施工された駐車場ですが、グレーの無機質なコンクリートとは全く違うので、驚かれたと思います。
これが全て、コンクリートであることを忘れてしまうような仕上がりです。
このスタンプコンクリートは、あくまでもコンクリートなので、当然、本物のレンガや天然石などを使う施工より、かなり費用も安いです。
さらに、コンクリートなので耐久性もあり、見た目がおしゃれということで、商業施設やテーマパーク等で多く採用されてます。
実は、ディズニーシーにも、スタンプコンクリートは使われたいます。
そして、今、一般住宅の外構(駐車場等)にも使われるケースが増えています。
スタンプコンクリートの施工工程は次の通りです。
生コンで打設し、表面を平らにします。
コンクリートの表面にカラーハドナー(カラーセメント)を散布します。
施工面に型押し用スタンプマットで型の模様を転写します。
目地部や模様の凹部に流れ込むことで、自然な濃淡ができ自然な陰影ができます。
これによりコンクリートの水分を抜きます。
コンクリートが固まったら洗浄と補修を行います。
最後に仕上げ材のクリア―シール(保護剤)を塗り、乾いたら作業は全て終了です。
ここで、スタンプコンクリートのおしゃれな駐車場の施工例をご紹介します。
落ち着いた色味でシンプルですが、とてもおしゃれに仕上がっています。
いくつかのカラーを組み合わせて、明るくおしゃれな雰囲気に仕上がっています。
こちらは、かなり広い駐車場ですが、スタンプコンクリートを上手に使うことで、表情豊かな駐車場に仕上がっています。
優しい自然な感じの色味で、とてもおしゃれな駐車場であり、アプローチです。
建物の外壁の雰囲気にもマッチしており、微妙な色味の組み合わせが本当におしゃれです。
いかがでしたでしょうか?
5つのスタンプコンクリートの施工例をご紹介しましたが、どれも、色合いといい、素材感といい、まるで本物とそっくりで、とてもおしゃれです。
これらは、全てコンクリート、無機質なあの土間コンクリートからなっていると思うと驚きです。
打設したコンクリートの表面に、天然石の自然素材を模した型を押して、スタンプ処理をし、色付けをしたものです。
どれも、自然な感じに仕上がっており、本物のような素材感が感じられると思います。
シンプルで単調になりがちな駐車場、アプローチを、表情豊かでおしゃれなエリアにしたいなら、ぜひ、スタンプコンクリートを検討されるといいですよ。
では、こんなおしゃれな仕上げが可能なスタンプコンクリートに、いくら費用がかかるのか?
次のパートでは、スタンプコンクリートの費用について解説したいと思います。
それでは、スタンプコンクリートの施工にかかる費用について解説します。
スタンプコンクリートの施工工程は、先程、お話した通りです。
これらのスタンプコンクリートの施工にかかる費用は、おおよその概算ですが、1平米(㎡)当たり、8,000円~10,000円が費用の相場です。
この金額は、あくまでもスタンプコンクリートのみの施工価格です。
ここで3点ご注意ください。
■コンクリートやアスファルトの施工も同じですが、スタンプコンクリートも施工面積が広ければ広いほど、平米(㎡)単価は安くなります。
■スタンプコンクリートの色付けが複雑なものであったり、敷地形状(作業しづらいとか)によっては、さらに費用は高くなる場合があります。
■生コンクリートの価格は、地域によって金額が大きく異なるので、スタンプコンクリートの施工地域によって、費用の金額も違ってきます。
さらに、駐車場を設置する土の削り取り、残土処理、下地のコンクリートの費用などのもろもの基本工事の費用がかかります。
駐車場のコンクリート施工の費用については、次の記事が参考になります。
こういった、基本工事にかかる費用と、先程のスタンプコンクリートの施工にかかる費用(8,000円~10,000円)を合計すると、1平米(㎡)当たり、約18万円~22万円かかります。
以上を簡単にまとめると・・
スタンプコンクリートの駐車場施工費用=【基本工事費用】+【スタンプコンクリート施工費用】
10㎡当たりの費用の総額は、約18万円~22万円が相場。
それでは、スタンプコンクリートのメリットについて解説します。
スタンプコンクリートのメリットは、次の通りです。
それぞれについて解説を続けます。
何と言っても、デザイン性が素晴らし点が、一番のメリットです。
スタンプコンクリートには、自然石、レンガ、タイル、木材等の等を再現できる型(スタンプ)が豊富にあり、さらにカラーバリエーションもすごい数あります。
それにより、まるで本物の自然石やレンガと見間違うばかりの、質感と自然な色合いを再現できるのですが、本当にすごいです。
スタンプコンクリートの材料は、あくまでもコンクリートです。
自然石や、レンガ、タイル、木材等の本物を材料として使う施工費に比べると、圧倒的に費用は安いです。
スタンプコンクリートの施工は、コンクリートを打設し、一気にスタンプ処理(型押し)を行います。
本物の自然石やレンガをひとつづづ貼っていくのに比べ、施工期間も、かなり短く済みます。
ちなみに、施工期間が短いので、施工費用も安いのです。
スタンプコンクリートはコンクリートなので、そこから雑草が生えてくる心配はありません。
これに対し、レンガや自然石を使った場合には、目地から雑草が生えてくるので、その管理が大変です。
さらに、スタンプコンクリートは、目地にホコリや汚れが詰まることもなく、表面がコーティングされているので掃除も楽です。
スタンプコンクリートは通常のコンクリートの2~3倍の耐久性があります。
そのため、通常のコンクリートでありがちな、ひび割れを起こしにくいといったメリットもあります。
次に、スタンプコンクリートのデメリットについて解説します。
スタンプコンクリートをお考えの方は、ぜひ、メリットだけでなく、デメリットについても、しっかり理解するようお願いします。
スタンプコンクリートのメリットは、次の通りです。
それぞれについて解説を続けます。
スタンプコンクリートの日本における歴史はまだ浅く、さらに、スタンプコンクリートは海外製のコンクリートを使用するため、対応できる施工業者が限られてきます。
スタンプコンクリートの施工実績が豊富で技術力がる施工業者は、本当に少ないです。
スキル不足の施工業者に依頼してしまうと、表面がはがれたり、割れたりするトラブルが生じる可能性もあります。
依頼する施工業者によって、仕上がりが大きく違ってきますので、業者の選定は慎重に行う必要があります。
先程、施工工程を説明しましたが、スタンプコンクリートは、最後に仕上げ材のクリア―シール(保護剤)を塗ります。
そのクリア―シール(保護剤)は、経年劣化よって、どうしても剥げてきますので、2~3年毎に再塗装のメンテナンスが必要です。
メンテナナンスの頻度は、日当たりや摩耗状況によって変わるので、2~3年は、あくめでも目安としてお考え下さい。
このメンテを怠ると、スタンプコンクリートの塗装の色落ち等劣化につながる可能性があります。
特に駐車場等は、車の重量が重く、タイヤ部分には、かなりの負荷がかかりますので、タイヤがのる部分が徐々に削られ、色落ちの劣化がひどくなる可能性があります。
スタンプコンクリートを駐車場に使う際には、メンテナンスが重要です。
スタンプコンクリートに使われる資材の多くは、海外からの輸入によるものです。
輸入品であるため、時期によっては資材が不足し、施工できないケースもあり得ます。
さらに、安価がメリットのスタンプコンクリートですが、輸入するタイミングによっては、価格が高騰する可能性もあります。
以上、スタンプコンクリートで駐車場がおしゃれにする方法を解説しました。
最後にまとめと注意点です。
外構の見栄えがいいと、家の外観もよく見え、家全体の評価も高まります。
特に駐車場は、外構の中でも一番目立つので重要です。
駐車場をおしゃれにすることで、間違いなく、外構の見栄えを良くでき、結果、家の外観もよくし、印象もアップします。
今回の記事を参考に、ぜひ、駐車場へのスタンプコンクリートの採用を、前向きに検討してみてください。
その際には、本記事でも詳しく解説した、次のメリット・デメリットの両方をしっかり理解した上で、進めるようにお願いします。
メリット:
デメリット:
スタンプコンクリートは駐車場以外の外構(アプローチ等)にもよく使われます。
本記事では駐車場について解説ししたが、ここでお話した内容は、駐車場以外の外構についても言えることです。
駐車場以外の外構にスタンプコンクリートを使う際にも、ぜひ、本記事を参考にして頂ければと思います。
最後に、1つ注意すべき点があります。
このスタンプコンクリートは、施工業者によって、仕上がりが大きく異なり、さらに、同じ施工場所にもかかわらず、費用もかなり違います。
この状況の下で、スタンプコンクリートを成功させるには、外構業者の選定がとても重要になってきます。
スタンプコンクリート施工の実績が豊富で、スキルが高く、さらには、あなたの家や敷地に最適なプランを提案できるデザイン力の高い、信頼できる外構業者に依頼する必要があります。
そして、リーズナブルな費用で施工を依頼するために、ぜひ、複数の外構業者から、外構プランと相見積もりをとるようにしてください。
ただ・・
そのような外構業者を、複数も見つけることは難しいと思いますが、以下のサービスを活用すれば可能です。
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外構の費用を安く抑え
信頼できる業者に依頼をしたい方へ
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安く、外構工事を確実に成功させたい方には、ぜひご検討頂ければと思います。私も複数回利用しましたが、外構工事は成功し大満足です。
こちらの2つの「比較サイト」
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それぞれ、特徴があり異なりますが、各サービスに共通する事は、あなたの計画する外構工事に、最適な地元優良施工業者を複数厳選し紹介してくれることと、全て無料ということです。
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今回も、最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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著者情報:
村上悠
レリッシュプラン株式会社:代表
経営するRCマンション、平屋ガレージハウス等、複数の賃貸物件について、空室対策として何度もリフォームを行ったことがあります。
リフォームは、室内のクロス、床、天井といった小規模なものから、屋根や外壁をリフォームする大規模修繕の経験もあります。
また、自宅を三井ホームで建て、さらに賃貸物件の平屋ガレージハウスを建てる等、新築の家づくり経験もあります。
そういったリフォームや家づくり経験で得た気付き、知識等を、記事にしていきたいと思います。
リフォームや家づくり等に役立つであろうと、資格も取得しました。
賃貸業など不動産ビジネスに役立つであろうと、宅地建物取引士に2008年に合格。
また、家づくり、リフォームに色彩は重要ということで、2級カラーコーディネーター(商工会議所)の資格を2019年に取得。
さらに、以前サラリーマン時代に、国内旅行業務取扱管理者の資格も2016年に取得。
記事更新:
■よりわかりやすくするために、メリットとデメリットに関する記事を中心に大幅に修正を加えました。(2023/2/6)