はじめに

 

 

今回は、擁壁工事の費用・価格について取り上げます。

 

後程、詳細に解説しますが・・
擁壁工事は、擁壁を設置する場所の地盤、立地等の条件に応じて、設置する擁壁を決め、作業を進めます。

 

その擁壁工事の費用・価格は、大きくは2つの要因で、金額は大きく異なります。

1つの要因
設置する擁壁の種類はどうするのか?
2つ目の要因
擁壁を設置する場所の地盤、立地等に応じた擁壁工事の内容(工程、作業の流れ)はどうするのか?

 

そこで、擁壁工事の費用・価格を、その金額決めに大きく影響する以下の2つの要因にもふれながら、詳細に解説したいと思います。

 

■設置する擁壁(その種類も)
■擁壁を設置する場所の地盤、立地等に応じた擁壁工事の作業の流れ、工程

 

 

 

 

 

 

そもそも擁壁とは?

 

そもそも、擁壁工事の擁壁が何なのか、よくわからない方も多いと思います。
まずは、擁壁とは何か?その解説からはじめます。

 

擁壁とは、高低差を地面に設ける際に、その崖となる土の斜面が崩壊するのを防ぐために設計・構築される壁状の建造物のことです。

 

例えば・・道路と敷地に高低差があるとします。
仮に1mの高低差であれば、「高さ1mの擁壁」、4mであれば「高さ4mの擁壁」ということになります。

 

この擁壁、実は、トラブルや事故の原因になる危険性があります。
例えば、隣の住宅と大きな高低差があり、境界に擁壁が設けられているとして、その擁壁が、土の荷重、雨水の水圧、建物の荷重も加わるなど、何らかの原因で崩れた場合、それにより建物が傾いたり、倒壊するリスクがあります。

 

こういった危険性を完全に回避するために、擁壁は、その場の状況に応じて充分な強度のある擁壁でなければなりません。

 

 

↑  ↑

リフォーム費用をできる限り安くするにはこれが一番!

クリックしてみてください。

 

 

 

擁壁の種類(コンクリート擁壁・RC擁壁と間知ブロック擁壁)とは?

擁壁の種類は、様々なものがありますが、大きくはコンクリート擁壁・RC擁壁と間知ブロック擁壁の2つにわけることができます。
現在では、1つ目のコンクリート擁壁、RC擁壁が一般的に、よく使われます。

 

コンクリート擁壁・RC擁壁

コンクリート擁壁、RC擁壁は、様々な工法で設置されます。

このコンクリート擁壁・RC擁壁は、垂直に建てることができるので、土地の有効活用に向いていますが、費用、価格は高いです。

 

 

 

 


左からL型擁壁、逆T型擁壁、逆L型擁壁で、最も多く最も多く使われるのがL型擁壁です。

 

こちらは、重力型擁壁です。

 

いずれの工法の型のコンクリート擁壁、RC擁壁も、水抜きは必須となります。

 

間知ブロック擁壁

間知ブロック擁壁は、ブロックを使って設置される擁壁です。
この間知ブロック擁壁は、擁壁が斜めになるため、土地が狭くなり、有効活用には向いていませんが、費用、価格は安いです。

 

 

 

住宅地などの高低差の大きい場所に設けられているケースが多いです。

一定の基準を満たしていれば高さ5mくらいまでの擁壁を設置することが可能で、水抜き穴の設置が必須です。

 

 

大谷石積み擁壁

1950〜60年代に多く施工された、大谷石で作られた擁壁。

この擁壁は、風化や劣化が激しく、現在の建築基準法に適合していない「不適格擁壁」です。
建て替えなどの対策が必要となります。

 

 

空石積み擁壁

石やコンクリートブロックを積み上げただけの簡素な擁壁で、造園用など高低差の小さい所に設置されることがあります。
この擁壁は、強度が弱く危険で、現在の建築基準法に適合していない「不適格擁壁」です。
1.5m以上の高い擁壁は対策が必要です。

 

 

二段擁壁

既存の擁壁の上にコンクリートブロックやコンクリートが設置されているのが、二段擁壁です。
この擁壁も強度に問題がある、「不適格擁壁」なので、対策を講じる必要があります。

 

 

不適格擁壁についての注意点とは?

 

中古の住宅を購入する際に、その土地に擁壁がある場合は、その擁壁が、建築基準法上の問題ないものなのかを、よ〜く確認するようにしてください。
その擁壁が、現在の建築基準法に適合していない「不適格擁壁」の場合は、購入した後、かなりの金額をかけて擁壁工事を行う必要があります。
なので、その前提で、中古住宅の価格交渉をする必要があります。

 

さらに、もう1点注意すべき点があります。
それは、隣の家との境界線が、どこにあるのかを確認することです。
境界線の位置によって、その擁壁が、どちらの所有物なのかが異なってきます。
擁壁を新たに建てる際の、費用の負担とか・・いろいろな事に影響しますので、この境界線については、よく確認しておくことが重要です。

 

 

 

 

 

 

擁壁工事にかかる費用、価格の目安(平米単価)は?

 

 

擁壁工事にかかる費用、価格は、擁壁の種類、擁壁の設置面積、さらに、擁壁を設置する地域、地盤、立地等によって、金額は大きく異なります。

 

まず、擁壁の種類に応じた費用、価格についてです。
一般的に、間知ブロック擁壁の方が、コンクリート擁壁・RC擁壁より、費用、価格は安いです。

 

次に、擁壁の設置面積ですが、当然、擁壁の設置面積が大きければ大きいほど金額は高くなります。
例えば・・
土砂の流入等、災害リスクの高い土地であれば、擁壁を高くする必要があります。
擁壁が高ければ高いほど、擁壁の設置面積は広くなりますので、費用、価格も高くなります。

 

さらに、擁壁を設置する地域、地盤、立地等によっては、擁壁工事の費用、価格が高くなります。
例えば・・
災害リスクの高い地域、であれば、当然、より頑丈な擁壁が必要になり、その分、費用、価格は高くなります。
また、地盤の弱い立地で擁壁をつくる場合は、押さえ盛り土で基礎を補強する等の工事も必要になるので、どうしてもその分、費用、価格は高くなります。

 

このように、擁壁工事の費用、価格は、様々な要因で、金額は大きく違ってきますので、事前に予算を組むのが難しいですが・・
擁壁工事の費用、価格の目安は、1u当たりの単価、4万円〜5万円程度とみておけばいいと思います。

 

※ 擁壁を設置する状況によって金額は大きく異なるので、あくまでも目安の金額です。
一般的にはu単価の目安を3万円〜5万円を設定している施工業者が多いのですが、中には、単価3万円〜13万円と、かなり幅をもって設定している施工業者もいて、バラツキがあります。

 

u単価だとわかりずらいと思うので、一般住宅のケースにおきかえてみます。
例えば・・10メートル×16メートルの土地、約48坪だとします。
その10メールのところに、3メートルの擁壁をつくるとします。
この場合、擁壁の面積は30uになりますので、擁壁工事の費用、価格は、安くて約90万円〜高いと約390万円もします。
擁壁工事の費用、価格は、高額になることが多いです。

 

 

擁壁工事の相見積もりをとるには?

 

擁壁工事の費用、価格の相場を知るには、相見積もりをとり、各社の見積もりを比較検討するしかありません。

 

しかし・・擁壁工事は、かなりわかりずらく厄介です。
なぜなら、擁壁の種類、設置面積、地域、地盤、立地等、様々な要因により、費用、価格の相場が大きく異なり、わかりにくいです。
さらに複雑なのは、全く同じ条件であっても、施工業者によって、擁壁工事の費用、価格が、異なるということです。

 

このような擁壁工事を確実に成功させるには、どうしたらいいのでしょうか。
相場からみて、リーズナブルな費用、価格で、そして最適な工事内容で、施工してもらうには・・どうしたらいいのでしょうか?

 

それは、ズバリ!以下の「リフォーム比較サイト」を活用し、最低でも3社の相見積もりをとることが重要です。
そして、各社の見積もり内容を、徹底的に比較検討することが、確実に成功するためのポイントです。

 

 タウンライフリフォームの詳細情報はこちらです

 

 

擁壁工事の費用は、施工業者によって、本当に金額がバラバラです。
まずは、見積もりをとり、費用の相場をつかむことが重要です。
相場を知ることで、安い費用で発注することができます。
擁壁工事を、ぜひ、成功させてください!!

 

↑  ↑

リフォーム費用をできる限り安くするにはこれが一番!

クリックしてみてください。

 

 

 

リフォームの費用をできる限り安く抑えたい方へ

 

とにかく安く、そしてリフォームを確実に成功させたい方には、ぜひ、ご検討いただければと思います。私も複数回利用したことがありますが、リフォームは成功し大満足です。

 

こちらの3つの「リフォーム比較サイト」は、それぞれ、特徴があり異なりますが・・
各サービスの共通する事は、あなたが計画されるリフォームに、最も適した地元の優良リフォーム業者を複数厳選し紹介してくれることと、全て無料ということです。

 

とにく有名大手リフォーム会社との提携に強かったり、業界最大手で信頼度抜群であったり、まだ規模は小さいですが、お客様第一のポリシーが感じられたり・・いろいろです。
→ 詳しくは、こちらのページで

 

 

 

 

 

 

 

コンクリート擁壁・RC擁壁の工事の作業工程とは?

 

 

それでは、擁壁工事の費用・価格の金額を決めるのに、大きく影響する擁壁工事の作業工程、流れについて解説します。

 

ここでは、擁壁の中で一番多いコンクリート擁壁・RC擁壁について、工事の作業工程を簡単にお話しておきます。

 

工程1(準備)

現場での工事をスタートする前に、測量・構造検討・設計などの作業を行います。

さらに、許認可関係の業務も行い、工作物確認申請・宅地造成の許可を事前に取得します。(必要な場合)

 

工程2(既存の擁壁の取り壊し)

いよいよ、現場での工事スタートです。

まず既存の擁壁の取り壊しからです。
そして、掘削作業も進めていきます。

 

工程3(床付け作業で掘削完了)

掘削した地盤面を水平に掘り揃え(→床付け面)、掘削完了。

掘削で発生した土は、宅地内に仮置きするか、ダンプトラックで現場外に搬出し処分。
さらに、このタイミングで隣地の土地が崩れないように、山留め作業を施工。

 

工程4(基礎砕石)

その床付け面の土の上に、基礎砕石を20cm程度をおき、締固めます。

 

工程5(コンクリート打設)

基礎砕石の上に構築される構造物の墨出し作業を行うために、数pの厚さでコンクリートを打設。
このコンクリートは、後で打設する基礎コンクリートと基礎砕石が混ざることを防ぐ目的もあります。
(混ざることで、基礎コンクリートの品質が低下するので)

 

※墨出し作業とは?
建築工事において、仕上げ工事の前に、建物の柱の中心線や床・壁の仕上げ面の位置など、工事の基準となる線を構造体などにしるすこと。

 

工程6(基礎の鉄筋組立)

基礎の底版部分に鉄筋を組み立てます。

そこにコンクリートを打設することで、コンクリート中に埋め込む鉄筋が、引張力の弱いコンクリートを補強します。

 

工程7(壁部鉄筋組立)

壁部分の鉄筋を組み立てます。
工程6と同様、そこにコンクリートを打設することで、コンクリート中に埋め込む鉄筋が、引張力の弱いコンクリートを補強します。

 

工程8(基礎にコンクリート打設)

工程6の底版部分にコンクリートを打設します。
コンクリートミキサー車から直接コンクリートを打設するか、土地の形状よっては、ポンプ車を使い、コンクリートを打設します。

 

工程9(足場組立)

高いところでの作業になるため足場を組み立てます。

擁壁が高い場合には、鉄筋組立の前に足場を設ける場合もあります。

 

工程10(型枠組立)

壁部の型枠を組み立てます。(その中にコンクリートを流し込む木枠です)

この型枠組立と同時に、擁壁に必須の水抜きの穴を設けるため、水抜きパイプ配置します。

 

工程11(壁コンクリート打設)

工程7の壁部にコンクリートを打設します。
通常、直接ミキサー車からコンクリートを流し込めないので、コンクリートポンプ車でコンクリートを流し込みます。

 

工程12(型枠の取り外し)

いよいよ、コンクリートの養生期間経過後、型枠を取り外します。
※養生期間とは・・
コンクリートが一定の強度まで固まるのに要する日数のこと。
足場、型枠を取り外し、さらに不要な資材、残材も搬出します。

 

工程13(止水コンクリート)

一番下段の水抜きパイプの下まで土を埋戻し、止水コンクリート(雨水受け)を設けます。

 

工程14(埋戻し・裏込め砕石)

擁壁背面に土を埋戻しながら、壁沿いに幅30cm程度で裏込め砕石を埋めて行きます。
これにより、雨水がスムーズに水抜きパイプに流れるようになります。

 

※裏込め砕石とは・・
雨水などが浸透し水抜きパイプに流れるようにする排水層のことです。
裏込め砕石の代わりに、透水マットが使われることも多いです。

 

工程15(階段設置)

階段の下に、ライフライン(水道・下水・ガス)が敷設されるケースが多いです。

 

これで、ようやく、コンクリート擁壁・RC擁壁は完成です。
ここまで徹底した作業を行う必要があるため、擁壁工事の費用、価格は、高額になるケースが多いです。

 

 

 

 

 

 

擁壁工事のまとめ

 

最後に、擁壁工事の費用・価格について、まとめます。

 

繰り返しになりますが、擁壁工事にかかる費用、価格は、結構、高額になるケースが多いです。

 

これから擁壁を建てる方は・・
ここでお話したことに注意しながら、ぜひ、擁壁工事を成功させてください。

 

■擁壁工事は、擁壁を設置する場所の地盤、立地等の条件に応じて、設置する擁壁を決め、擁壁の設置作業を進める。

 

■その擁壁工事の費用・価格は、擁壁を設置する場所の地盤、立地等に応じて決まる(1)設置する擁壁の種類(2)擁壁工事の内容(工程、作業の流れ)により大きく異なります。

 

擁壁工事の施工業者の選定、その施工業者と話をする際には、ぜひ、この2つの点を意識するといいと思います。

 

ここまでやれば、擁壁工事は、きっとうまくいくはずです。

 

 

 

なお、これから中古住宅、土地を購入される方ですが・・
あらたに擁壁工事が必要となると、かなりの金額の費用がかかりますので、擁壁の存在については、くれぐれもご注意ください。

 

・そもそも擁壁があるのか否か?
・仮に擁壁があるのであれば、強度等、現在の基準で問題ない擁壁なのか、それとも不適格擁壁なのか?
・さらに、隣の土地との境界線がどこにあるのか?

 

この3点について、事前によく確認した上で、進めてください。
ぜひ、中古住宅、土地の購入を、ぜひ成功させてください。

 

今回も、最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

↑  ↑

リフォーム費用をできる限り安くするにはこれが一番!

クリックしてみてください。

 

 

 

TOPへ