子供部屋の広さは何畳必要か徹底的に検証します!

子供部屋の広さは何畳必要か徹底的に検証します!

 

子供部屋の広さは何畳必要か徹底的に検証します!

2019/10/22

 

 

 

村上悠です。
自宅、賃貸の平屋のガレージハウスを建てた経験があります。
もともと家づくりが好きで、かなり研究もしました。
こういった実際の経験をベースに記事を書こうと思います。

 

今回は、子供部屋の広さ、大きさ、そもそも何畳必要なのかについて取り上げます。


 

注文住宅を建てる方の多くが、皆さん、この子供部屋の広さ、大きさをどうすべきか・・決められず困っています。

 

子供部屋という個室を、どれだけの広さ、何畳にすることが、子供本人にとって良いことなのか、また、全体の間取りとしてもどうなのか・・あれこれ、皆さん本当に悩まれています。

 

そこで、今回は、まず、子供部屋の妥当な広さ、何畳にすべきかを、皆さんどう考えているのか、2つのアンケート結果をご紹介します。

 

その後、具体的な間取りの事例(3畳・5畳・6畳)を見ながら、子供部屋の妥当な広さ、大きさを考えたいと思います。

 

その上で、子供部屋を広くすることに、どんなメリット、デメリットがあるのかお話していきます。

 

 

今回、お話することは、これから新築を検討されている方に、きっと参考になると思います。
最後までおつきあい、よろしくお願いします。

皆さん子供部屋の広さをどうお考えなのか?(アンケートを分析)

 

 

まず、子供部屋の広さに関する興味深いアンケート結果を2つご紹介します。

 

子供部屋の広さは何畳くらいが妥当だと思うかといった質問です。

 

その結果は、以下の通りでした。

 

 

 

1つ目のアンケート結果は・・

 

子供部屋の妥当な広さ 全体の割合
6畳程度 72%
4.5畳程度 15%
8.0畳程度 8%
8.0畳以上 5%

 

 

2つ目のアンケート結果は・・

 

子供部屋の妥当な広さ 全体の割合
6.0畳 68%
4.5畳 16%
8.0畳 13%
9畳以上 2%
その他 1%

 

 

この2つのアンケート結果に共通して言えるのは、皆さん、子供部屋の妥当な広さを、圧倒的な数で6畳とお考えのようです。

 

次に、多いのが4.5畳です。

 

なぜ、6畳が妥当な広さという回答が多かったのか、その理由を考えてみました。

 

理由は大きく3つあります。

 

1つ目の理由が、6畳がちょうど良い広さであり、狭すぎず広過ぎない、ちょうどいいい広さであること。

 

2つ目が、机、ベッド、本棚等の家具を設置しても、多少の余裕があること。

 

3つ目が、友達を家に呼んだ時に、6畳の広さがあれば、子供部屋で一緒に遊べること。

 

こんな理由から、6畳の広さが、子供部屋として妥当と考えられているようです。

 

実際、子供部屋の大きさの平均はほぼ6畳のようです。

 

しかし・・

 

私は、この6畳は、子供部屋には少し広過ぎ、ちょうど良い広さは、4畳半~5畳と考えております。

 

なぜ、4畳半~5畳で十分な広さと考えるのか、次のパートで間取りの事例に基づきでお話します。

 

あわせて、子供部屋を、広くし過ぎることのデメリットも、解説いたします。

子供部屋に何畳の広さが必要か事例で検証

 

 

 

それでは、子供部屋の間取りの事例を見ながら、妥当な広さ、大きさについて考えたいと思います。

 

上の画像は、私が、あるツールで作成した洋室の子供部屋の間取り図で、左が5畳、中央が6畳、右が3畳です。

 

わかりやすくするために、クローゼット等の作り付けの収納は、部屋にないと仮定しております。

 

それぞれの部屋には、子供部屋に必要な、机、ベッド、本棚、服の収納等といった家具類も設置しました。

 

これらから必要な家具類を設置した状態で、どれだけ広さに余裕があるのかが、おわかりいただけると思います。

 

それでは、一つ一つ検証していきます。

 

 

 

3畳の場合

 

 

まず3畳です。

 

こちらは、かなり狭いので、平面に普通に家具を設置したのでは、シングルベッド、通常サイズの机の2つも設置できません。

 

そこで、縦の空間を利用することで、家具を設置してみました。

 

まず、ロフトベッドを設置し、その下に、机、本棚、収納ボックス等の各具を設置してみました。

 

ちなみにロフトベッドのイメージは、こんな感じです。

 

 

私の作成した間取り図のイメージ画像は、少し見づらいかもしれませんが・・
必要な家具類を設置しても、多少広さに余裕があるのが、おわかりいただけると思います。

 

さすがに、3畳の子供部屋は、狭すぎると思います。

 

ベッドと机を設置できないとなると、3畳は明らかに、子供部屋の広さには狭すぎるということです。

 

ちなみに、先ほどご紹介したアンケートでも、広さは3畳が妥当であるとの回答はありませんでした。

 

皆さんは、どう思われましたか?

 

 

 

5畳の場合

 

 

次に5畳です。

 

こちらは、特にロフトベッドのような家具が使わず、平面に必要な家具類を設置してみました。

 

部屋の奥にシングルベッド、勉強机、本棚、服の収納等を設置しても、まだ広さに余裕があります。

 

私は、まさにこの5畳(4畳半でもOK)が、子供部屋の妥当な広さ、大きさではないかと考えております。

 

家具類を設置しても多少余裕があり、広すぎず、狭すぎず、実に程よい広さであり、さらには、この部屋で友達と遊ぶことも充分可能です。

 

かと言って、この部屋に一日中いれる程、快適な空間ではないということで、この5畳は絶妙な広さだと思います。

 

 

 

6畳の場合

 

 

3つ目は、6畳です。

 

こちらの場合は、ベッド、机、本棚、収納を設置しても、まだ、かなり余裕があります。

 

私の作成した間取りのイメージでは、広さに余裕があるので、テレビや卓上テーブル、少し大きめのクッションも設置しております。

 

さらに、小さなソファーであれば設置できそうです。

 

ソファーに座り、テレビを見ながら、一日中、この部屋にいても過ごせます。

 

6畳の広さがあれば、部屋に様々な家具や家電を持ち込み、いくらでも快適な空間にすることが可能です。

 

極端な話、トイレと風呂以外であれば、食事も含め、この快適な子供部屋で過ごすことができます。

 

6畳という広さは、子供部屋としては、かなり広過ぎると、私は思います。

 

 

次のパートでは、子供部屋を広くするメリット、デメリットを解説します。

子供部屋を広くするメリット・デメリットとは?

 

 

部屋を広くするメリット

 

まず子供部屋を広くするメリットですが・・
子供部屋に多くの家具やモノを置くことができるとか、一度に大勢の友達を呼び、自分の部屋で遊べるとか・・良い点はあります。

 

しかし、これからお話するデメリットの方が、はるかに大きいと思います。

 

やはり子供部屋は、広過ぎず狭過ぎずの程よい広さ、4畳半~5畳がベストです。

 

それでは、子供部屋を広くすることのデメリットをお話します。

 

 

 

 

 

 

部屋を広くするデメリット

 

親子間のコミュニケーションに支障

 

子供部屋が広いと、その空間を、自分の好きなように、いくらでも快適な空間に変えることができます。

 

陽当たり良く、広さも十分あって、テレビもあり、ソファーもあり・・快適だと、その結果、子供は子供部屋にいる時間が長くなります。

 

自分の好きなモノに囲まれ、誰からの干渉もなく過ごせるわけですから、子供にとっては最高です。

 

最悪の場合、トイレや風呂に行く時間以外、全て、食事も含め自室ですませるなんていう、引きこもるなんてことも。

 

子供部屋を広くすると、リビング・ダイニングで過ごす時間が減り、家族のコミュニケーション、特に親子のコミュ二ケーションが極端に減るデメリットが考えられます。

 

 

子供の学力の低下

 

まず、興味深い記事をご紹介します。
東大生の83%がリビング学習

 

記事には、子供部屋という個室で勉強するより、家族みなが過ごすパブリックスペースのリビングで勉強する方が、子供の成績が上がるとあります。

 

確かに、リビングでの学習が頭のいい子を育てるとよく聞きます。

 

記事には、いくつかの納得の理由が記載ありました。

 

1つの理由が、わざわざ子供部屋の個室に行き、勉強するよりは、いきなりリビングの片隅で勉強を始める方が、ハードルが低いと。

 

冬のことを考えると、これすごくわかりますよね。

 

寒い子供部屋に戻り、暖房をつけて、なかなか温まらない部屋で、勉強をスタートするよりは、温かい心地よいリビングで、多少移動し、勉強する方が、はるかに楽です。

 

また、リビングでの勉強は、家族が過ごすリビングで行うことになり、中にはテレビを観ているかもしれません。

 

そんな状況で、勉強することになるので、結果、子供の集中力が高まるそうです。

 

さらに、快適なリビングであれば、よりリラックスして勉強できるともあります。

 

子供部屋を広く、快適な空間にし、子供がその中で勉強するよりは、勉強をリビングでするように、むしろ子供部屋を狭くする方が、子供の成績アップにもいいと思います。

 

 

子供の自立心が育たない

 

小さい子供は、狭い空間が好きで、押し入れ、ベッドの下・・何気ない隙間空間が好きです。

 

そういった狭い空間の中だと、子供は落ち着くといいます。

 

そんな秘密基地、自分のスペースで、子供は遊びながら、好奇心を満たし、想像力を高め、自立心が育ちます。

 

そういった小さい子供に、広い子供部屋を与えても、子供にとっては、自分一人で管理できませんし、落ち着かない、居心地の悪い空間でしかなく、まず、その部屋で、自分一人で過ごすことはありません。

 

結果、子供の自立心が育たないわけです。

 

小さな子供でも、自分のスペースと思えるような広さの子供部屋であれば、そこで、遊び、過ごし、想像力、自立心を高めることができます。

 

 

子供が独立してからの方が長い

 

仮に子供が0歳の時に家を建てたとしても、いずれ、子供は社会人になり、結婚するなどして、家を出て独立します。

 

子供が独立した後を考えると、その家で暮らす時間は、圧倒的に子供が独立してからの方が長いのです。

 

子供が家をでてから、空いた子供部屋を、使わず、持て余すということはよくあります。

 

いつ子供が来ても、泊まれる場所を確保しておこうと、誰も使わず、放置状態。

 

子供が、ある程度大きくなり、子供部屋を使うのは、本当に短い期間です。

 

子供部屋を広くし、その分、LDK、ご夫婦の寝室等を狭くするのは、あまりにももったいないです。

 

子供部屋は最低限の広さにし、その分を他の空間を広くし、子供が独立した後も、ずっと快適に過ごせる家にすべきです。

子供部屋の広さに関するその他の疑問

 

 

 

子供が2人いる場合の、子供部屋の広さはどうしたらいいのか?

 

子供が2人の場合、子供部屋には2つの方法があります。

 

1つは、子供が小さいうちは1つの部屋で、ある程度大きくなったら、部屋をわける方法。

 

2つ目は、最初から部屋を2つ用意する方法です。

 

どちらにしても、1人当たりの子供部屋の広さ、大きさの考え方は同じで、4畳半~5畳の広さがいいです。

 

ただし、1つの部屋を2つに分ける場合には、部屋を2段ベッドで仕切るような工夫を施すことで、さらに、狭くても広さは十分です。

 

 

高校生の子供に広い部屋は必要か?

 

むしろ高校生だからこそ、広い子供部屋は必要ないですし、与えるべきではありません。

 

一般的に、中学、高校生となると、親子のコミュニケーションがとりづらい時期です。

 

できる限り、子供が部屋にこもることがないように、考えるべきです。

 

高校生でも、子供部屋は、小さい子供と同様、4畳半~5畳の広さがいいです。

 

 

平屋の場合、子供部屋の広さをどうすればいいのか?

 

基本的に、二階家でも平屋でも、子供部屋の広さに関する考え方は同じです。

 

ただ、平屋となると、二階家に比べ、延床面積が狭くなりますので、子供部屋を広くすることには、より慎重になるべきです。

 

4畳半~5畳の広さの子供部屋を考えるべきです。

子供部屋のまとめ

 

以上、子供部屋の広さ、大きさ、何畳必要なのかを、徹底的に考察しました。

 

まとめると、ポイントは2つです。

 

■子供部屋の広さは、4畳半~5畳程度が最適である。

 

■子供部屋を、それ以上(6畳以上)広くすると、様々なデメリットが考えられる。

 

あなたは、子供部屋の広さ、大きさを、何畳にしますか?

 

それでも迷われる方が、大勢いらっしゃると思います。

 

そんな時は、専門家に間取りについて相談するのがベストです。

 

それも複数の方に相談し、それぞれの案を比べるといいです。

 

→ まずは、こちらを。

 

 

今回の記事が、あなたの家づくりの参考になれば幸いです。

 

最後まで、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

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著者情報:
村上悠
レリッシュプラン株式会社:代表

 

経営するRCマンション、平屋ガレージハウス等、複数の賃貸物件について、空室対策として何度もリフォームを行ったことがあります。
リフォームは、室内のクロス、床、天井といった小規模なものから、屋根や外壁をリフォームする大規模修繕の経験もあります。
また、自宅を三井ホームで建て、さらに賃貸物件の平屋ガレージハウスを建てる等、新築の家づくり経験もあります。
そういったリフォームや家づくり経験で得た気付き、知識等を、記事にしていきたいと思います。

 

リフォームや家づくり等に役立つであろうと、資格も取得しました。
賃貸業など不動産ビジネスに役立つであろうと、宅地建物取引士に2008年に合格。
また、家づくり、リフォームに色彩は重要ということで、2級カラーコーディネーター(商工会議所)の資格を2019年に取得。
さらに、以前サラリーマン時代に、国内旅行業務取扱管理者の資格も2016年に取得。

 

著者のプロフィール情報