平屋の間取り5LDKを考察します!

平屋の間取り5LDKを考察します!

 

平屋の間取り5LDKを考察します!

2019/10/18

平屋の間取り図の12のチェックポイントをまとめてみました。
理想の平屋を建てたい方、絶対に失敗したくない方は、ぜひお読みいただければと思います。

 

 

 

 

 

村上悠です。
自宅以外に、平屋のガレージハウス(賃貸)を建てた経験があります。
もともと平屋が好きで、この家を建てる際には、かなり平屋について研究もしました。
その経験をベースに記事を書こうと思います。

 

今回は、平屋の間取り5LDKのプラン考察したいと思います。


 

 

平屋で5LDKともなると、延床面積の広い、部屋数の多い家になります。

 

特に都市部はそうですが、そこまで大きな平屋は、本当に少ないです。

 

そんな5LDKの間取りの平屋ですが、その多くは、お子さんが三人とか、ご両親と同居しているとか・・・
大家族でお住いになられるケースが多いです。

 

間取りは、家族構成に応じて、そのプランを検討する必要があります。

 

家族は一人一人生活スタイルも異なれば、生活動線も違いますので、その人数が増えれば増えるほど、家族皆が満足できる間取りプランの作成は、難しくなります。

 

ここで学んだことを活用し、ぜひ、家族全員が満足できる、平屋の間取りプランを考えてください。

 

 

それでは、最後までおつきあい、よろしくお願いします。

平屋の間取り5LDKを考察するにあたり、重要なポイントとは?

 

 

 

 

平屋の間取り5LDKを考察するにあたり、重要なポイントとは何かを、解説していきます。

 

既に、平屋の間取りの見方、考え方について、こちらの記事で解説しました。

 

 「平屋の間取り図の見方・考え方を徹底解説!」

 

まど読まれてない方は、まずは、お読みいただければと思います。

 

理想の平屋を建てるには、そこでの暮らしをイメージ、シュミレーションすることが重要であることをお話しました。

 

12項目のチェックポイントに基づき、イメージ、シュミレーションし、その一つ一つ問題をクリアにしていきます。

 

快適な平屋を建てるには、そういった間取りの検証は、とても重要です。

 

今回の5LDKの間取りのように、そこに住む家族の人数が多い場合は、間取りのチェックも複雑で難しいです。

 

しかし、ここをしっかりやらないと、理想の平屋を建てることは、まず不可能です。

 

ぜひ、しっかり、そして楽しみながら、進めていただきたいと思います。

 

次のパートでは、具体的な間取りプランをもとに、そのへんを検証してみたいと思います。

平屋の5LDKの間取り(30坪~35坪)を検証します。

 

それでは、平屋の5LDKの間取りので、人気の30坪~35坪クラスを検証してみたいと思います。

 

 

平屋の間取り(34.5坪・東玄関の5LDK)の場合

 

出典:ライフ・ストレージ・マネジメント

 

 

まず、家族構成ですが、仮にご夫婦、子供3人の5人家族とします。

 

広いLDKは南面に大きなデッキがあり、外の光、風をふんだんに取り入れることができます。

 

採光、風通しは問題ない、快適なLDKです。

 

また、外の庭とも、このウッドデッキでゆるくつながっており、LDKは気持ちのいい、この平屋の中心になっています。

 

当然、そこには、家族が集まり、そこで過ごす時間は長くなり、家族のコミュニケーションも増えると思います。

 

3つの子供部屋は、LDKから出入りする間取りになっており、日常、自然に会話ができ、子供とのコミュニケーションも問題ないです。

 

キッチンの横には、広い物干しの専用の部屋があり、さらに洗面、浴室、トイレの水回りも近いため、家事動線もいいです。

 

料理を行いながら、他の家事も行えますし、洗濯の洗って、干し、取り込むといった一連の動線もいいです。

 

あとLDKには、4.5畳の和室もあり、お盆やお正月に、大勢の人が集まっても、十分な広さです。

 

場合によっては、泊まっていただくこともあると思いますがk、全く問題ない間取りです。

 

プライベートエリアの子供部屋、寝室も十分な広さが確保されており、プラーベート時間も楽しめる間取りです。

 

この間取りは、家族の皆さんが快適に過ごせる平屋の間取りです。

平屋の5LDKの間取り(36坪~45坪)を検証します。

 

次に、平屋の5LDKの間取りで、さらに大きい36坪~45坪クラスを検証してみたいと思います。

 

 

平屋の間取り(37.5坪・西玄関の5LDK)の場合

 

出典:チェックハウス(SUUMO)

 

 

こちらの間取りのは、ご夫婦、子供二人の四人家族と仮定します。

 

LDK、子供部屋の2つの洋室が全て南面に向いており、採光、風通しの面では、全く問題ないです。

 

どの部屋も快適に身持ち良く暮らせる空間になっています。

 

LDKの前面にはウッドデッキがあり、そこの開口部から、外の光、風がふんだんに入るので、気持ちよく快適に過ごせます。

 

プライベートエリアの3つの洋室の出入り口は、直接はLDKに面していませんが、そこに行くには、全てLDKを通る間取りになっています。

 

自然と、親子の会話、コミュニケーションがとれる、工夫された間取りになっています。

 

プライベートエリアの各部屋は、パブリックなLDK、和室、アトリエ&植物スペースとは、程よい距離感があり、プライバシーが守られているので、プライベートな時間も楽しめそうです。

 

水回りとキッチンの位置関係も、家事動線がいいようにレイアウトされ、家事を効率良く行える間取りです。

 

収納面も、玄関横に、外部収納スペースがあり、外で使うモノも整理できるようになっています。

 

各部屋にも充分な広さの収納スペースが確保されており、全く問題ないです。

 

 

 

 

平屋の間取り(40坪・南玄関の5LDK)の場合

 

出典:ヒダモク

 

 

こちらの間取りは、ご夫婦、子供二人の四人家族とします。

 

まず広いLDKの南側には、ウッドデッキがあり、室内と外とが、ゆるくつながっている間取りです。

 

外の光、風を家の中に取り入れることができ、採光、風通しもいい快適な空間のLDKです。

 

平屋ならではの良さが活かされた間取りです。

 

2つの子供部屋は、LDKを挟んで配置され、出入口はLDKに面しています。

 

子供部屋への出入りの際にも、自然と会話が生じ、親子のコミュニケーション増えそうな間取りです。

 

収納面でも、各部屋にも収納はありますが、さらに玄関のすぐ横に納戸があります。

 

屋外で使うような大きなアウトドア用品、モノも、問題なく収納できます。

 

キッチンはから、LD全体を見渡せ、子供部屋の出入りも把握できる間取りです。

 

料理をしながら、LDでくつろく家族と、子供部屋に出入りする子供と、会話ができます。

 

また、キッチンの近くに、洗面、浴室、トイレ等の水回りがあり、勝手口もあり、家事を効率良く行えます。

 

家事動線の面でも、優れた間取りです。

平屋の5LDKの間取り(46坪~)を検証します。

 

それでは、平屋の5LDKの間取りで、さらに広い46坪以上のものを検証してみたいと思います。

 

 

平屋の間取り(52.1坪・東玄関/西玄関・二世帯住宅の5LDK)の場合

 

出典:クラシスホーム(SUUMO)

 

 

今回ご紹介する間取りは、これまとは大きく異なる二世帯住宅の間取りです。

 

家族構成は、子世帯が、ご夫婦と子供二人、そして親世帯が、ご両親が暮らす、全部で家族六人で暮らしていると仮定します。

 

それぞれの世帯ごとに、玄関、LDK、トイレがあります。

 

浴室、洗面は、それぞれの世帯で共有して使う間取りになています。

 

平屋は、コの字型になっており、中央に中庭があり、さらに子世帯、親世帯が、カバードポーチでで、ゆるくつながっております。

 

建物内部も、それぞれの世帯ゾーンの間に壁を設け、仕切ることはせず、自由に行き来できるようになっています。

 

両世帯が、ゆるくつながっており、家族の一体感が感じられる温かい間取りです。

 

これであれば、親世帯、子世帯の間のコミュニケーションも活発に行われると思います。

 

それぞれのプライバシーも守られ、コミュニケーションも問題ないという優れものの間取りです。

 

収納面では、通常の収納に加え、ウォークインクローゼット、納戸、土間の収納スペース、シューズクロークがあるので、収納は十分あり、全く問題ない間取りです。

 

なお、それぞれの世帯の間取りですが、子世帯の間取りは、玄関から見て、子供部屋の位置をLDKの奥にもっていく間取りになっています。

 

外から帰ってきた子供は、自室に入るには、LDKを通る必要があるので、家族の、特に親子間のコミュニケーションは増えそうです。

 

この間取りで、唯一気になるのは、家事動線が、若干弱そうな点です。

 

両世帯で、浴室、洗面を共有する間取りにしたため、水回りがキッチンから遠くなってしまったからです。

 

特に子世帯のキッチンは遠いため、料理をしながら、洗濯は難しそうです。

まとめ

 

以上、平屋の5LDKの間取りについて、考察しました。

 

5LDKの間取りは、そこに住む家族が多いケースがほとんどです。

 

家族が増えれば増えるほど、一人一人の暮らしぶり、家の中の生活動線をイメージ、シュミレーションすることは、難しくなります。

 

そこで暮らす者の視点で、イメージ、シュミレーションし、間取りを確認するのは、理想の平屋を建てるには、絶対に必要なことです。

 

ここで学ばれたことを活かせば、きっと、あなたの理想とする平屋を建てることができるはずですなので、ぜひ、頑張ってください。

 

今回も最後までおつきあいいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

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著者情報:
村上悠
レリッシュプラン株式会社:代表

 

経営するRCマンション、平屋ガレージハウス等、複数の賃貸物件について、空室対策として何度もリフォームを行ったことがあります。
リフォームは、室内のクロス、床、天井といった小規模なものから、屋根や外壁をリフォームする大規模修繕の経験もあります。
また、自宅を三井ホームで建て、さらに賃貸物件の平屋ガレージハウスを建てる等、新築の家づくり経験もあります。
そういったリフォームや家づくり経験で得た気付き、知識等を、記事にしていきたいと思います。

 

リフォームや家づくり等に役立つであろうと、資格も取得しました。
賃貸業など不動産ビジネスに役立つであろうと、宅地建物取引士に2008年に合格。
また、家づくり、リフォームに色彩は重要ということで、2級カラーコーディネーター(商工会議所)の資格を2019年に取得。
さらに、以前サラリーマン時代に、国内旅行業務取扱管理者の資格も2016年に取得。

 

著者のプロフィール情報