キッチンの通路幅を決める6つのポイント!これで使い勝手が良くなる!

キッチンの通路幅を決める6つのポイント!これで使い勝手が良くなる!

 

キッチンの通路幅を決める6つのポイント!これで使い勝手が良くなる!

2020/04/16

 

 

 

 

 

村上悠です。
経営する賃貸物件で空室時のリフォーム、大規模修繕を行ったことがあります。
何度もリフォームは行ったことがあり、その経験をベースに記事を書こうと思います。

 

今回は、キッチンの通路幅について解説します。


 

 

せっかくキッチンのリフォームを行ったのに、通路幅が狭過ぎたと、失敗、後悔される方が多いです。

 

冷蔵庫に食材をしまうのに、通路幅が狭くてやりにくいとか、低い位置にあるものをしゃがんで取るのが大変とか。

 

キッチンを2人で使うときに、通路の幅が様くて、すれ違うのが大変とか。

 

皆さん、通路幅を誤ったために、キッチンの使い勝手が悪いと、失敗、後悔しています。

 

今回は、快適で使い勝手のいいキッチンにリフォームするには、通路幅をどのくらいとればいいのかを解説します。

 

通路幅を数センチ変えるだけで、使用感がガラッと変わります。

 

キッチンのリフォームをお考えの方に、本記事を、ぜひお読みいただきたいと思います。

 

 

本記事で取り上げるキッチンの通路幅ですが、前提として対面キッチンを考えてます。

 

その理由は・・一番上の画像をご覧ください。

 

左のキッチンは、壁付けのL型のキッチンですが、キッチンの後ろに冷蔵庫など何も置かないタイプなので、通路幅を気にする必要がありません。

 

それに比べ、右の対面キッチンは、キッチンの後に、冷蔵庫や収納があるため、適切な通路幅を確保する必要があります。

 

通路の幅が狭過ぎると、家事動線が悪くなり、使い勝手が悪くなります。

 

本記事では、こちらの対面キッチンの通路幅について解説していきます。

 

 

 

 

リフォームの費用を安く抑え
         信頼できる業者に依頼をしたい方へ

 

できる限り安く、リフォームを確実に成功させたい方には、ぜひご検討頂ければと思います。私も複数回利用しましたが、リフォームは成功し大満足です。

 

こちらの2つの「比較サイト」
タウンライフリフォーム

ホームプロ

それぞれ、特徴があり異なりますが、各サービスに共通する事は、あなたの計画するリフォームに、最適な地元優良リフォーム業者を複数厳選し紹介してくれることと、全て無料ということです。

 

タウンライフリフォームは、有名大手リフォーム会社との提携に強く、融通が利き対応も早く、ホームプロは、業界最大手で信頼度抜群です。→ 詳細はこちら

キッチンの通路幅を決めるのに、考慮すべき6ポイントとは?

 

 

 

 

 

早速ですが、本題である、通路幅を決める6つのポイントについて解説したいと思います。


 

 

適切な通路幅を決めるポイントは、以下の6つです。

 

冷蔵庫の奥行き
食洗機の使い勝手
引き戸、開き戸の使い勝手
キッチンの使い方
キッチンを使う人数
キッチンを使う人の体型

 

 

冷蔵庫の奥行き

冷蔵庫の奥行きは、70㎝~90㎝といろいろなタイプがあります。

 

薄型冷蔵庫は、奥行が65㎝以下のものなので、ほぼキッチンの奥行(一般的には60㎝)と同じです。

 

これが、大きなサイズの冷蔵庫だと、キッチンの奥行より大きいため、通路側に飛び出すことになり、通路の幅が狭くなります。

 

キッチンの通路幅を決める際には、事前に、冷蔵庫の面合わせをするといいです。

 

その際には、冷蔵庫の扉を開けた時のサイズも考慮することが重要です。

 

これをやらないと、冷蔵庫の前面の通路幅が狭くなり、冷蔵庫の開け閉めの使い勝手が悪くなったり、通路のすれ違いが大変になったりします。

 

 

食洗機の使い勝手

 

見落としがちなのが食洗機です。

 

キッチンのシンクの脇などに置く「据え置き型」の食洗機は、通路幅に影響はありません。

 

しかし、上の画像のように、システムキッチンの一部にはめ込む「ビルトイン型」の食洗機の場合は、私の自宅はスライドオープンタイプですが、食器の出し入れの際に、通路が狭くなります。

 

食洗機の引き出しは、大型のものになると、奥行きもかなりあるので、引き出しを目一杯開こうとすると通路の大半をふさぐことになります。

 

食洗機は、いろいろサイズがありますので、事前に、設置したい食洗機のサイズを考慮して、キッチンの通路幅を決める必要があります。

 

 

引き戸、開き戸の使い勝手

 

上の画像の通り、キッチンには、様々な引き戸、開き戸があります。

 

あなたが導入したいシステムキッチンの引き出し等のサイズも考慮して、通路幅を決める必要があります。

 

通路が狭いと、極端にキッチンの使い勝手が悪くなるので注意が必要です。

 

 

キッチンの使い方

 

キッチンの通路幅は、キッチンをどのように使うのか、その使い方によって大きく異なります。

 

料理をする際に、キッチンをどう使うのか、家事動線を考えてみてください。

 

例えば、出来た料理をフライパンから、背面カウンターに置いたお皿に持っていく動作を考えてみてください。

 

あなたが、もし小柄な方なら、通路が広過ぎると、かえって動線は悪くなります。

 

持ち運びの際に、料理をこぼしたり、その都度、移動する必要があったり、動線が悪いです。

 

また、料理をしながら、後ろのものを取る行為も大変になります。

 

大柄な方なら、通路が広くでもいいと思いますが、

 

通路幅が広過ぎるというのも問題ということです。

 

もう一つ例をご紹介します。

 

以前、料理をする際に、いくつもの引き出しを開けながら作業する方が、いましたが、その場合も通路幅は広くする必要があります。

 

引き出しを閉めたままであればそれ程狭さは気にならなくても、引き出しや扉を開けたままの状態だと、通路はかなり狭くなります。

 

すれ違ったり、作業をすると結構狭さを感じるはずなので、通路幅は、さらに広くする必要があります。

 

あなたが、キッチンをどう使うのかを、家事動線を、よくイメージするようにしてください。

 

楽しみながら、いろいろなシーンを想像してみてください。

 

 

キッチンを使う人数

 

キッチンを1人で使うことが多いのか、それとも、夫婦、子供と一緒に、複数で使うのかを考えます。

 

当然ですが、複数で使う場合には、スムーズにすれ違いができるよう、通路の幅は広くする必要があります。

 

 

キッチンを使う人の体型

太った方や、大柄の方がキッチンを使うとなると、当然、通路幅は広めにする必要があります。

 

キッチンをメインに使う方が、小柄な方でも、一緒に使うことがある方の体型も、忘れないようにしましょう。

具体的な通路幅のサイズを検証してみます!

 

 

 

 

 

それでは、キッチンの具体的な通路幅のサイズについて考えてみます。

 

数センチで、キッチンの使い勝手が大きく変わるので、通路幅は慎重に決めたいところです。


 

 

キッチンの通路幅ですが、90㎝が基準だと思います。

 

90㎝の通路幅だと、狭過ぎると主張される方もいますが、実は、私の自宅のキッチンは、90㎝です。

 

2人で使う場合も、通路のすれ違いもストレスなく行え、問題ないです。

 

キッチンの引出の出し入れも、ビルトインタイプの食洗機も何ら支障なく使えます。

 

余裕あるサイズではありませんが、特に問題は感じませんし、支障なく使用できます。

 

広~いマンションや広~い一戸建てなら、キッチンの通路の幅を120㎝も確保できますが・・なかなか普通は難しいはず。

 

快適なキッチンは必要ですが、通路幅は、最低限必要なサイズにしておき、やはり、リビング・キッチンをより広くすべきだと思います。

 

キッチンの通路幅は、90㎝を基準として考え、90㎝から広くするか否かを考えるといいです。

 

いくつか具体的な通路幅の事例とサイズ感をご紹介します。

 

 

キッチンの通路幅 サイズ感
60㎝ 60㎝の通路幅は、1人で作業するのにも、極端に狭いです。すれ違いもまず無理です。
75㎝ 70㎝の通路幅でも、少し狭いと感じるサイズです。キッチンの引き出しを開ける際にも、スムーズさはなく、多少使い勝手が悪いです。
90㎝ 90㎝の通路幅は基準と考えます。キッチンの引き出し、食洗機、冷蔵庫、さらにはすれ違いも問題ないです。決して広いサイズではありませんが、基準サイズと考えます。
100㎝ 100㎝の通路幅であれば、2人でキチンを使っても、全くストレスなく使うことができます。
120㎝ 120㎝の通路幅は、かなり開放感ある広さを感じるはずです。2人で使うのも問題ないですし、キッチンの扉・引き出しを開けたままの作業も問題なく行うことができます。

 

 

以上、いくつか通路幅をご紹介しましたが、参考になりましたでしょうか?

 

ぜひ、あなたに適した通路の幅にし、快適なキッチンにしてください。

まとめ

 

 

 

 

 

それでは、最後です。

 

キッチンの通路幅についてまとめます。


 

 

 

キチンの通路幅が間違っていると、使い勝手が悪くなります。

 

通路幅を、ほんの数センチ変えるだけで、快適な空間にすることもできますし、逆もあり得ます。

 

数センチで使用感が変わるというのは、本当に不思議です。

 

キッチンのリフォームをお考えの方は、本記事でご紹介した6つのポイントを参考にし、身長に通路幅を決めてください。

 

冷蔵庫の奥行き
食洗機の使い勝手
引き戸、開き戸の使い勝手
キッチンの使い方
キッチンを使う人数
キッチンを使う人の体型

 

 

あまりに広い通路だと、その分動き回る必要がでてきて、家事動線が悪くなります。

 

あなたがキッチンをどう使いたいのか、使い方、使う人数、その方の体型も考慮して、通路幅を考えてみてください。

 

キッチンをどう使うのか具体的な場面をイメージすることが重要です。

 

 

たった数センチで使用感が変わるのが、キッチンです。

 

正直なところ、素人では判断できないと思います。

 

ぜひ、キッチンの施工実績がある、信頼できるスキルのある施工業者に相談するといいです。

 

その際の注意点ですが、必ず、複数の業者から相見積もりをとることをおススメします。

 

なぜか、わかない方は、ぜひ、こちらの記事をお読みいただければと思います。→ 「相見積もりの必要性について」

 

 

 

 

 

リフォームの費用を安く抑え
         信頼できる業者に依頼をしたい方へ

 

できる限り安く、リフォームを確実に成功させたい方には、ぜひご検討頂ければと思います。私も複数回利用しましたが、リフォームは成功し大満足です。

 

こちらの2つの「比較サイト」
タウンライフリフォーム

ホームプロ

それぞれ、特徴があり異なりますが、各サービスに共通する事は、あなたの計画するリフォームに、最適な地元優良リフォーム業者を複数厳選し紹介してくれることと、全て無料ということです。

 

タウンライフリフォームは、有名大手リフォーム会社との提携に強く、融通が利き対応も早く、ホームプロは、業界最大手で信頼度抜群です。→ 詳細はこちら

 

 

 

今回も、最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

ぜひ、あなたのクロスの張替えリフォームを成功させてください。

 

 

 

著者情報:
村上悠
レリッシュプラン株式会社:代表

 

経営するRCマンション、平屋ガレージハウス等、複数の賃貸物件について、空室対策として何度もリフォームを行ったことがあります。
リフォームは、室内のクロス、床、天井といった小規模なものから、屋根や外壁をリフォームする大規模修繕の経験もあります。
また、自宅を三井ホームで建て、さらに賃貸物件の平屋ガレージハウスを建てる等、新築の家づくり経験もあります。
そういったリフォームや家づくり経験で得た気付き、知識等を、記事にしていきたいと思います。

 

リフォームや家づくり等に役立つであろうと、資格も取得しました。
賃貸業など不動産ビジネスに役立つであろうと、宅地建物取引士に2008年に合格。
また、家づくり、リフォームに色彩は重要ということで、2級カラーコーディネーター(商工会議所)の資格を2019年に取得。
さらに、以前サラリーマン時代に、国内旅行業務取扱管理者の資格も2016年に取得。

 

著者のプロフィール情報