村上悠です。
経営する賃貸物件について空室時のリフォーム、さらに大規模修繕を行ったことがあります。
外壁のリフォームも何度も行ったことがあり、毎回、外壁の色の選定で苦労します。
そういった経験をベースに記事を書こうと思います。
本記事は、外壁のツートンカラーで失敗しないための、シュミレーションの活用について解説します。
シュミレーションを使って、何を確認すれば失敗を防げるのか、具体的な事例も交え、解説します。
外壁でツートンカラーをお考えであれば、参考になりますので、ぜひ最後まで、お読み頂ければと思います。
あなたは、ご自分の家の外壁を、どんなツートンカラーにしたいですか?
何か、具体的にイメージするものはありますか?
もし、どんな外壁にしたいのか、全くイメージするものがないのら、ぜひ一度、家の外壁を見に、街を散策してみてください。
きっと、おしゃれなツートンカラーの外壁の家が、いっぱいなのに驚かれると思います。
あの家の外壁の色がいいとか。
この色の組み合わせはセンスがいいとか。
あの外壁の色の感じが素敵だとか。
いっぱいあり過ぎて、自分ではどんな家を建てたいのか、さらに迷うはずです。
外壁のツートンカラーは人気で、街には、おしゃれな外壁の家がいっぱいなので、迷うのは当然です。
この外壁のイメージ作りを、面倒だと手を抜く方がいますが、それは絶対にダメです。
自分のイメージが曖昧なまま、施工業者の言われるがまま進めると、多くのケースで、失敗します。
外壁の仕上がりが、自分のイメージとは違う、失敗したと後悔することになるので、ここはしっかりやりましょう。
そこで、ぜひ、おすすめしたいのが、無料で、簡単に使えるシュミレーションです。
自分の家の外壁のイメージ作りに、このシュミレーションは、ぜひ、活用されるといいです。
本記事では、まず、シュミレーションで、どこまで外壁を再現できるのか、実例で解説します。
その後に、あなたにも、ぜひ使って頂きたい、シュミレーションを、ご紹介します。
さらに、シュミレーションの使い方、注意点も解説していきます。
あなたの家の外壁のイメージ作りのために、本記事は、参考になると思います。
ぜひ、最後までお読み頂ければと思います。
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こちらの3つの「比較サイト」
(1)タウンライフリフォーム(外構特集)
(2)外壁塗装パートナーズ
それぞれ、特徴があり異なりますが、各サービスに共通する事は、あなたの計画する外壁工事に、最適な地元優良施工業者を複数厳選し紹介してくれることと、全て無料ということです。
(1)タウンライフリフォームは、有名大手リフォーム会社との提携に強く、融通が利き対応も早く、(2)外壁パートナーズは、日本で唯一、建築士が運営する外壁塗装一括見積サイトで、(3)ホームプロは、業界最大手のリフォーム比較サイトで、外壁塗装でも信頼度抜群です。
私からワンポイントアドバイスです!!
■外壁塗装の見積りは、他のリフォームと異なり、施工業者に現場を見て頂くだけで、比較的簡単に取得できます。
■立会も不要なケースが多く、多くの見積りを、簡単、手軽に集めることが可能です。
■私の経験上、見積りは多いほど、より安く、より確実に、満足度の高い仕上がりが期待でると思うので、ぜひ、複数のサイトを活用し、できるだけ多くの見積りをとられるといいです。
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まずは、シュミレーションを使い、外壁のツートンカラーをどこまで確認できるのかを、解説します。
外壁のツートンカラーを、シュミレーションを使って、どこまで確認できるのか?
実際に、無料のシュミレーションを使って、外壁のツートンカラーを、再現し確認してみたいと思います。
こちらの記事、「外壁のツートンでブラウンに合う色は?施工事例で解説!」で、外壁施工例を5件ご紹介しました。
この5件のおしゃれなブラウンの外壁施工事例を、シュミレーションを使って再現してみました。
シュミレーションを使って、どこまで外壁のツートンカラーを再現できるかを、一緒に見て行きましょう。
まずは、1つ目の施工例で、モカ×ブロークンホワイトの外壁です。
こちらが、実際の建物です。
出典:スミタイ
このモカ×ブロークホワイトのツートンの外壁を、シュミレーションで再現してみると、次のようになります。
いかがでしょうか?
さすがに全く同じ外壁の色にはなりませんが、かなり似ていると思います。
後でご紹介しますが、今回使った無料のシュミレーションでは、選択できる色が、かなり多くあります。
色の選択の仕方によっては、さらに、似た色で再現できると思います。
さらに、サンプル4件ご紹介します。
2つ目の施工例がアイアンバーグ×スムースクリームの外壁です。
出典:アステックペイント
シュミレーションで再現をすると、次のようになります。
こちらも、随分と似た色の外壁にできています。
家の形状は異なりますが、施工事例と同様、家の雰囲気が、シックで高級感ある雰囲気が感じられると思います。
シュミレーションでは、外壁の色味だけでなく、家の雰囲気も多少確認できます。
3つ目の施工例は、ライトクリーム×ヤララブラウンの外壁です。
出典:アステックペイント
シュミレーションで再現すると次のようになります。
こちらも、かなり似た色の外壁に再現できたと思います。
壁の材質は異なりますが、どちらも、インパクトのあるツートンカラーで、おしゃれな外壁だという点は同じです。
4つ目の施工例は、ミッドビスケット×クールホワイトの外壁です。
出典:ジャパンテック
シュミレーションで再現すると次のようになります。
こちらの画像は、少し、色の明るさが異なるのがわかると思います。
特に、ミッドビスケットについては、施工例に比べ、より明るく見えると思います。
シュミレーションで、全く同じ色を再現することができないことが、ここからもわかります。
5つ目の施工例は、リーガルブラウン×ミッドビスケットの外壁です。
出典:アステックペイント
シュミレーションで再現すると次のようになります。
こちらも、施工例と同じ、家の雰囲気があるのが、わかると思います。
施工例と同様、同じブラウン系の2色、1階の濃い茶、2階の薄めの茶が、うまく調和し統一感があります。
以上、5つの外壁の施工事例から、シュミレーションで確認できる程度を知ることができます。
まとめると、以下の通りですが、ここから、シュミレーションを、どう活用すべきかが、わかると思います。
後ほど、シュミレーションの使い方、注意点について、詳しく解説したいと思います。
シュミレーションで、どこまで確認できるか、サンプルも交え解説をしましたが・・
それでは、このシュミレーションで、無料のアプリはあるのか、この点をお話します。
結論からお話しますと、外壁の色等を確認できるシュミレーションの無料ツール(アプリ)は、多数あります。
まず、今回、実際に私が使ってみた、外壁のシュミレーションのツール(アプリ)をご紹介します。
このシュミレーションは、エスケー化研株式会社の住宅塗り替えシミュレーションです。
無料で、誰でも使うことができ、PCでもiPhoneのスマホでも使うことができます。
こちらの「住宅塗り替えシュミレーション」は、アプリのようにダウンロードする必要がなく、普通にブラウザーで、PCでもスマホでも使うことができます。
実際に使ってみた感想ですが、誰でも簡単に、操作ができ、次から次へと、様々な色の組み合わせを確認することができます。
まず、トップページにある建物の中から、あなたが建てるものに似ているものをクリックします。
シュミレーションの中には、写真を取り込み、シュミレーションできるものもありますが、これには、その機能はありません。
ここは、自分の家の形状やデザインに近いものを選びます。
後は、色を確認したい部分(外壁・屋根・玄関ドア・付帯部)をクリックし、色を選択しクリックするだけです。
色は、外壁の塗り替えでよく使われるものが選択できますので、ほぼ全てのパターンを確認できると思います。
たった、これだけの作業で、様々な色の組み合わせを、楽しみながら確認できます。
操作は、ほぼ感覚的に行えますので、何のストレスもなく、ゲーム感覚で、サクサクと、確認できます。
当然、色に関する知識、ノウハウも一切必要ありません、気になる色、好きな色を、選びながら進めるだけです。
ぜひ、使ってみてください。
なお、これ以外にも、以下の無料のシュミレーションがいくつかありますので、自分に合うものを探されるといいです。
(1)小林塗装の外壁塗装のカラーシミュレーション
(2)さくら外壁塗装店の外壁塗装・屋根のカラーシミュレーション(色選び)
(3)ホームテック株式会社のカラーシミュレーション
それでは、外壁のツートンカラーで失敗しないためには、シュミレーションをどのように使うべきかを、注意点も含め解説したいと思います。
外壁の色は、どのように決まるのでしょうか?
一般的に、外壁の色は、こんな感じの流れで決まります。
そこで、外壁の塗り替えで失敗しないためにも、あなたに、ぜひ、実行して頂きたいことが1つあります。
それは、シュミレーションを使って、自分のイメージを固めることです。
とても簡単な事ですが、極めて重要なことです。
なぜなら、あなたのイメージが曖昧だと、多くのケースで失敗するからです。
あなたのイメージが曖昧で、業者主体で色が決まってしまうと、後で、何か自分のイメージと違うと、後悔するケースが、本当に多いのです。
こういった失敗をしないためにも、ぜひ、施主である、あなたが主体となって、外壁の色を決めるようにしてください。
シュミレーションも活用し、どんな外壁の色にしたいのか、あなたのイメージを固めます。
街で見かけた気になる外壁、雑誌で見たおしゃれな外壁、住宅の広告にあった素敵な外壁・・
こういった気になる外壁をベースにして、シュミレーションで、いろいろな色の組み合わせを試し、確認してみてください。
シュミレーションでは、外壁の色だけでなく、家全体の雰囲気も確認することができます。
こういった作業を行うことで、あなたの外壁のイメージは、ある程度、具体性をもって固まってくるはずです。
ぜひ、業者との色決めの打ち合わせまでに、あなたの外壁のイメージを固めておきましょう。
先程、簡単にお話しましたが、シュミレーショで、実物と全く同じ色を再現することはできません。
かなり似た色を再現し、確認はできるのですが、残念ながら、同じ色ではありません。
シュミレーションの結果は、印刷(プリンター出力)して確認したり、PCのモニターやスマホの画面で確認するわけですが、それぞれで色の見え方が異なるからです。
同じプリンターでも、その種類によっても印刷されたものの見え方は異なりますし、モニターも同じです。
ここは、技術的にも仕方がない点であり、どうにもなりません。
あくまでも、シュミレーションは、おおまかな色決めの方向性、イメージ作りのために使うといいです。
外壁の色で失敗しないためにも、絶対にやるべきことは、実際に建っている家の外壁を見て、確認することです。
外壁の色だけでなく、その色によって、家がどのような感じ、雰囲気に仕上がるのかも、確認します。
シュミレーションでの確認、色見本、塗り板等のサンプルによる確認では、どれも、実際の外壁の色の見え方までは、確認できません。
ましてや、外壁の色によって、どのように建物の印象が変わるのかは、まずわかりません。
ぜひ、実際に建っている家の外壁を見るようにしてください。
そして、その際には、できれば、あなたの家の外壁と同じ材質のものを確認するのがベストです。
小さな色見本、塗り板のサンプルだけで、外壁の色を確認するのは危険です!
色は、全く同じ色でも、小さな面積と大きな面積とでは見え方が異なります(これを面積効果といいます)。
面積の大きさによって、色が明るく見えたり、暗く見えたりします。
つまり、小さな色見本や塗り板のサンプルで見る色と、もっと広く大きな面積の家の外壁とでは、見え方が異なるということです。
さらに、晴れた日のように、太陽の光の量が多い時と、雨や曇りの日のように、太陽光の少ない時では、色の見え方が大きく異なります。
室内で、色見本や塗り板のサンプル、シュミレーションのみで確認するのは危険です。
こういったことからも、外に建っている、実物の家の外壁を見ることが、とても重要です。
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こちらの3つの「比較サイト」
(1)タウンライフリフォーム(外構特集)
(2)外壁塗装パートナーズ
それぞれ、特徴があり異なりますが、各サービスに共通する事は、あなたの計画する外壁工事に、最適な地元優良施工業者を複数厳選し紹介してくれることと、全て無料ということです。
(1)タウンライフリフォームは、有名大手リフォーム会社との提携に強く、融通が利き対応も早く、(2)外壁パートナーズは、日本で唯一、建築士が運営する外壁塗装一括見積サイトで、(3)ホームプロは、業界最大手のリフォーム比較サイトで、外壁塗装でも信頼度抜群です。
私からワンポイントアドバイスです!!
■外壁塗装の見積りは、他のリフォームと異なり、施工業者に現場を見て頂くだけで、比較的簡単に取得できます。
■立会も不要なケースが多く、多くの見積りを、簡単、手軽に集めることが可能です。
■私の経験上、見積りは多いほど、より安く、より確実に、満足度の高い仕上がりが期待でると思うので、ぜひ、複数のサイトを活用し、できるだけ多くの見積りをとられるといいです。
今回も、最後までお読みいただき、ありがとうございました。
著者情報:
村上悠
レリッシュプラン株式会社:代表
経営するRCマンション、平屋ガレージハウス等、複数の賃貸物件について、空室対策として何度もリフォームを行ったことがあります。
リフォームは、室内のクロス、床、天井といった小規模なものから、屋根や外壁をリフォームする大規模修繕の経験もあります。
また、自宅を三井ホームで建て、さらに賃貸物件の平屋ガレージハウスを建てる等、新築の家づくり経験もあります。
そういったリフォームや家づくり経験で得た気付き、知識等を、記事にしていきたいと思います。
リフォームや家づくり等に役立つであろうと、資格も取得しました。
賃貸業など不動産ビジネスに役立つであろうと、宅地建物取引士に2008年に合格。
また、家づくり、リフォームに色彩は重要ということで、2級カラーコーディネーター(商工会議所)の資格を2019年に取得。
さらに、以前サラリーマン時代に、国内旅行業務取扱管理者の資格も2016年に取得。