外壁をダサいツートンカラーにしない!重要な2つのポイントとは?

村上悠です。
経営する賃貸物件について空室時のリフォーム、さらに大規模修繕を行ったことがあります。
外壁のリフォームも何度も行ったことがあり、毎回、外壁の色の選定で苦労します。
そういった経験をベースに記事を書こうと思います。
本記事は、外壁のツートンカラーでダサいって思われないための2つのポイントを解説します。
外壁でツートンカラーをお考えであれば、参考になりますので、ぜひ最後まで、お読み頂ければと思います。
私は、仕事柄、よく、いろいろな家の外壁をチェックしながら街を歩きます。
その目的は、参考にしたい素敵な外壁がないかを探すことですが、中には、とても残念なダサい家もあります。
何か変だな、浮いているな、違和感がある、ダサい家も、結構な頻度で、目撃します。
例えば・・
外壁にツヤがあって、妙にテカテカした家とか。
外壁の色の組み合わせに全く統一感がない家とか。
外壁の色が濃い原色で、ギラギラしていて、街並みから浮いた家とか。
おそらく、あなたも、こういったダサい家を、何度か目撃したことがあると思います。
せっかく外壁をツートンカラーに塗り替えるのであれば、おしゃれで、センスのいい感じに仕上げたいですよね。
誰もが、こういったダサい外壁は、避けたいはずです。
本記事では、こういったダサい家にならないよう、外壁をツートンカラーにする場合の重要なポイントを解説します。
ダサい外壁にならないようにするための重要な2つのポイントをお話します。
ツートンカラーの外壁の施工をお考えであれば、きっと参考になる内容です。
本記事を参考に、あなたの家の外壁を、おしゃれでセンスのいいツートンカラーに仕上げてください。
それでは、本記事を最後まで、お読み頂ければと思います。
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関連記事:
外壁のツートンカラーで人気のブラウンについて解説します。
ダサいと感じるツートンカラーの外壁の家とは?

まず、ダサいと誰もが感じるであろうツートンの外壁の家を2つご紹介します。
実は、既にご紹介しているのですが、どれだかわかりますか?
記事の中で解説しますので、引き続きお読みください。
ダサいツートンカラーの外壁の1つ目の事例は、この記事の最初の画像の家です。
1階が青で、2階がオレンジのツートンの外壁で、ベランダが薄緑の家です。
1階の色が寒色系で、2階の色が暖色系であり家全体の統一感がありません。
落ち着いた飽きのこない家とは真逆の、間違いなく、誰もがダサいと感じる家ではないでしょうか。
2つ目の事例は、このパートの最初にご紹介した画像の家です。
1階が青紫で、2階がオレンジのツートンカラーの外壁です。
これも、1階が寒色系で2階が暖色系と、色相が近い色の組み合わせではないため、お互いが調和していません。
ツートンカラーの外壁に淡い色が全くなく、2色とも濃い色であるため、家全体に、まとまり感がありません。
まさに、ダサいツートンカラーの外壁の家です。
ちなみに、この2つの家の外壁は、実在する家ではありません。
私が、シュミレーションを使い、ダサい家になるよう、作成したものです。
おそらく、このような違和感のある家を、あなたも街で目撃したことがあるのではないでしょうか。
次のパートでは、こういったダサいツートンカラーの外壁にしないためのコツを、解説したいと思います。
こちらは、手本にしたいようなおしゃれな素敵なツートンカラーの外壁の家を紹介しながら、解説していきます。
引き続きお読み頂ければと思います。
1つ目のポイント:カラーコーディネート(配色)

それでは、外壁をおしゃれなツートンカラーにする重要な1つ目のポイントについて解説します。
事例も紹介しますので、参考になると思います。
外壁をおしゃれでセンス抜群のツートンカラーにするための重要な1つ目のポイントです。
これで、誰からもダサいと言われない、素敵なツートンカラーの外壁に仕上げることができます。
よ〜く理解し、実践し、素晴らしい外壁にしてください。
突然ですが、色彩の心理的効果を、ご存知でしょうか?
実は、私は、2級カラーコーディネーター(商工会議所)の資格を2019年に取得しました。
その際に、勉強したのですが、とても参考になるのでご紹介します。
色には、次のような心理的効果があります。
- 色に応じて、様々な印象や雰囲気を作り出すことができること。
- 同じものでも、何色を使うかによって、そのイメージを大きく変えることが可能であること。
外壁のツートンカラーも同じで、どのような色の組み合わせにするかによって、家の印象は大きく変わります。
それでは、その色のカラーコーディネート(配色)を、どうすればいいのかを解説していきます。
3色使う場合
これからお話することは、何も外壁に限ったことではなく、例えば、部屋のインテリアでも同じです。
様々な事に活用できるので、多少専門的な事も言いますが、しっかり理解するようにしてください。
カラーコーディネート(配色)は、ベースカラー(基調色)・アソートカラー(配合色)・アクセントカラー(強調色)の配分比率を意識し、バランスよくデザインすることが重要です。
この色のバランスはとても重要で、仮に、全ての色を同じ比率にしてみると、バランスが悪く、ダサい家になってしますので、注意が必要です。
まずは、ベースカラー(基調色)を決め、そことの比率やバランスを考え、他の色を決めるとうまくいきます。
ちなみに、使用する色ですが、できる限り3色までにする方がいいです。
色の数が多すぎると、統一感のない、落ち着かいない印象になってしまうからです。
できれば3色、どんなに多くても4色に抑えるのが無難です。
カラー | 配分率の目安 | 注意点 |
---|---|---|
ベースカラー(基調色) | 70% | 面積が最も広く家の印象を決める重要な色です。周囲との調和を大切にした色選びが大切です。 |
アソートカラー(配合色) | 25% | ベースカラーを引き立てるための色です。ベースカラーと同系色で、彩度や色相で変化をつけるのがポイントです。 |
アクセントカラー(強調色) | 5% | 全体を引き締め、変化や動きをつけるための色です。家全体をスタイリッシュにする色を選択します。
→玄関ドアや窓枠、破風板や付柱などに使う色です。 |
ちなみに、部屋のインテリアの場合について、参考までに簡単にお話しておきます。
ベースカラーは、部屋のインテリアの基本の色で、床、壁、天井等の色になります。
部屋全体のイメージに大きく影響するので、比較的、落ち着いた感じの低彩度の色を選ぶのがポイントです。
アソートカラーは、家具、カーテン、ドア等の色です。
ベースカラーを引き立てるだけでなく、ベースカラーとアクセントカラーを協調させる色を選ぶのがポイントです。
アクセントカラーは、クッション、インテリア小物等の小さいものの色です。
部屋全体を引き締め、変化や動きをつけたり、季節感を演出する色を選ぶのがポイントです。
こちらの画像の家は、3色が使われています。
ベースカラー(基調色)がホワイト、アソートカラー(配合色)がチョコレート色、アクセントカラーが玄関等の赤茶色です。
家の前に植わっているアレカヤシの緑もあって、外構も含め、家全体がおしゃれにまとまっています。
外壁に使用する色が3色の場合の、ベースカラー(基調色)・アソートカラー(配合色)・アクセントカラー(強調色)の配分比率が意識された、とてもおしゃれな家です。
2色使う場合
低彩度の色を選定
色は、色味が強く鮮やかな彩度の高いものではなく、彩度の低い色を選ぶ方がいいです。
彩度の高い、鮮やかな色は、かなり派手に見えるため、街並みから浮く危険性があります。
外壁の色を選定する際に、色見本でも、選んだ色より1〜2トーン暗めを選ぶと良いです。
ここは、外壁の色で失敗しないためにも、常に注意すべき重要なポイントです。
さらに注意点があります。
必ず、彩度の低い、淡い色を使うようにすることが、失敗しないコツです。
全ての色を、高彩度の鮮やかな色にすると、家にまとまり感がなくなり、さらに、街並みから浮いた家になる危険性が高いです。
淡い色を取り入れることで、家全体を明るくまとめ、統一感ある家にすることができます。

ここで、失敗しない人気の色の組み合わせパターンの外壁を2つご紹介します。
同系色の組み合わパターン
こちらのお宅の外壁は、1階がブラウンで2階がベージュの落ち着いた感じに仕上がっています。
暖色系のブラウンとベージュの組み合わせですが、この事例のように、同色系の色の組み合わせは、まず失敗しません。
グレーと白、ネイビーと白といった同じ寒色系の色の組み合わせも、おすすめです。
ホワイトと彩色の組み合わせパターン
こちらの画像は、1階がホワイト、2階がネイビーの外壁です。
とても個性的で、おしゃれな雰囲気に仕上がっています。
このように、白に、彩色(色味を持った色)を組み合わせる外壁も、失敗しないパターンです。
個性的でおしゃれな雰囲気になると、白と彩色の組み合わせは、人気もあります。
不思議なくらい、白はどんな色とも相性が良く合います。
赤、青、黄、ピンク等の鮮やかな色と組み合わせてもすっきりした印象になります。
ただし、あまりにも個性的に目立ち過ぎると、街並みから浮いてしまうので、注意が必要です。
彩色は、原色ではなく、彩度の低い色味を使用するのが、成功の秘訣です。
2つ目のポイント:カラーコーディネート(色分け)

それでは、外壁をおしゃれなツートンカラーにする重要な2つ目のポイントについて解説します。
事例も紹介しますので、参考になると思います。
ツートンカラーの外壁をおしゃれにする2つ目のポイントは、色をどこで分けるかです。
最も一般的な色分けは、1階と2階の上下で色を分け方法です。
その他にも、縦方向に色分けたり、ベランダや玄関周り等の凹凸で色分けする方法も、人気です。
さらに、家の一部を使って、色分けする方法もあります。
各色分けの方法について、事例を交え解説したいと思います。
ツートンカラーの外壁をおしゃれにするには、あなたの家に最も合った方法で、色分けすることです。
どの方法が、自分の家に合うのかを、考えながら、お読み頂ければと思います。
1階と2階の上下で色分け
1階と2階の上下で色を分けるツートンカラーはが、最も一般的です。
この色分けのパターンは、バランスもよく、まず失敗することはありません。
出典:アステックペイント
こちらの施工例は、1階がリーガルブラウン、2階がミッドビスケットの外壁です。
このように1階が濃い色、2階が淡い色の組み合わせは、重厚感ある家にすることができます。
出典:アステックペイント
こちらの施工例は、1階にライトクリーム、2階にヤララブラウンの外壁です。
1階が淡い色で、2階が濃い色の色の組み合わせは、個性的な印象の外観になります。
ただし、極端に目立たないように、色選びを行うことが重要です。
縦方向で色分け
ツートーンカラーの外壁は、上下ではなく、縦方向で色分けする方法も人気です。
こちらで紹介する2つの家は、実際に、私が街を散策した際に、撮影したものです。
同系色の2色で、縦に色分けした施工例です。
清潔感あり、スッキリした印象のスタイリッシュな仕上がりです。
こちらの施工例は、窓枠に沿って垂直に色分けし、さらに建物の角を利用しても色分けした外壁です。
こちらも、とてもスタイリッシュでモダンな外観に仕上がっています。
凹凸で色分け
外壁のツートンカラーを、凹凸のある部分で色を分ける方法も、おしゃれな外観にすることができます。
こちらの2つの施工例は、2階のベランダ部分を色分けしていますが、これにより、家がより立体感あるもになり、おしゃれになります。
ベランダ以外にも、玄関周り出窓等で色分けする方法もあります。
家の形状に応じて、色分けを工夫することで、外観をより立体感あるセンスの良いものにすることができます。
一部で色分け
家の外壁の一部で色分けする方法です。
色分けした小さな部分の色を濃い目にすることで、アクセントになり、外観がおしゃれになります。
関連記事:
外壁の色の組み合わせの仕方について解説します。
外壁をモダンでおしゃれに仕上げる方法を解説します。
まとめ

以上、外壁をダサいツートンカラーにしないために重要な2つのポイントについて解説しました。
参考になりましたでしょうか。
最後に、復習とまとめです。
せっかく外壁を塗り替えるのであれば、絶対におしゃれな外観を目指してください。
本記事で解説した、2つのポイントをクリアすれば、間違いなく、センスのいい外壁をつくれるはずです。
2つのポイントは、とても重要なので、ここで復習しておきます。
まず、1つ目がカラーコーディネート(配色)です。
次の6つの点に注意をし、色の組み合わせを検討することが重要です。
- 3色にする場合には、カラーコーディネート(配色)は、ベースカラー(基調色)・アソートカラー(配合色)・アクセントカラー(強調色)の配分比率を意識し、バランスよくデザインする。
- 2色にする場合には、2つの色の比率は、6:4か7:3にすると、バランスよくまとまる。
- 使用する色は3色までとし、多くても4色までとする。
- 色は、少し彩度の低い色を選ぶ方が失敗しない。
- 同色系の色の組み合わせパターンは、まず失敗しない。
- 白に彩色を合わせるパターンも、失敗しない。
2つ目のポイントが色分けです。
次の4つのどの方法で色分けするかを、家の形状に合わせて検討することが重要です。
家にバルコニーがあるのか、出窓はあるのか、玄関はどうか・・
その家の形状に応じて、どこで色分けするかを工夫することが、よりおしゃれにする成功の秘訣です。
- 1階と2階の上下で色分け
- 縦方向で色分け
- 凹凸で色分け
- 一部で色分け
さらに、次の記事で詳細を解説してますが、シュミレーションを活用することも重要です。
シュミレーションを使って、自分のイメージに合う、様々な色の組み合わせを確認してみてください。
どんなツートンカラーの外壁にするかによって、家の印象が大きく変わります。
どんな色の組み合わせの外壁にするかは、専門家によく相談をしながら、慎重に検討することを、強くおすすめします。
まずは、私もよく使うサービスですが、気軽に、相談されるといいです。
相談だけなら、成約しなくても、一切無料なので、活用しない手はないですね。
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私からワンポイントアドバイスです!!
■外壁塗装の見積りは、他のリフォームと異なり、施工業者に現場を見て頂くだけで、比較的簡単に取得できます。
■立会も不要なケースが多く、多くの見積りを、簡単、手軽に集めることが可能です。
■私の経験上、見積りは多いほど、より安く、より確実に、満足度の高い仕上がりが期待でると思うので、ぜひ、複数のサイトを活用し、できるだけ多くの見積りをとられるといいです。
今回も、最後までお読みいただき、ありがとうございました。
村上悠
レリッシュプラン株式会社:代表
経営するRCマンション、平屋ガレージハウス等、複数の賃貸物件について、空室対策として何度もリフォームを行ったことがあります。
リフォームは、室内のクロス、床、天井といった小規模なものから、屋根や外壁をリフォームする大規模修繕の経験もあります。
また、自宅を三井ホームで建て、さらに賃貸物件の平屋ガレージハウスを建てる等、新築の家づくり経験もあります。
そういったリフォームや家づくり経験で得た気付き、知識等を、記事にしていきたいと思います。
リフォームや家づくり等に役立つであろうと、資格も取得しました。
賃貸業など不動産ビジネスに役立つであろうと、宅地建物取引士に2008年に合格。
また、家づくり、リフォームに色彩は重要ということで、2級カラーコーディネーター(商工会議所)の資格を2019年に取得。
さらに、以前サラリーマン時代に、国内旅行業務取扱管理者の資格も2016年に取得。
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