狭くてもOK！玄関に手洗いを設けるリフォームとは？

2020/09/09　　更新：2022/10/11

 

 

 

 

 

 

新型コロナの影響もあって、玄関に手洗いを後付けしたいというリフォームが、今、増え人気です。

 

感染防止のために、外出先から帰って、玄関ですぐに手洗い、ウィルスや雑菌を家の中に持ち込みたくないというのが、人気の理由です。

 

しかし、多くの方は、玄関が狭いので、手洗いを後付けするスペースがないと、あきらめてしまう方が、本当に多いです。

 

玄関に手洗いを設けるメリットは大きく、今回の新型コロナの感染予防以外にも多数あります。

 

 

例えば・・
玄関に手洗いがあることで、外から帰宅してすぐに手洗いをする習慣が、自然に身に付きます。
小さなお子さんがいる家庭では、大きなメリットです。

 

玄関に設けるメリットについては、次の記事で詳細を解説していますので、ぜひ、そちらもお読みいただければと思います。

 

 

本記事では、狭い玄関でも手洗いを後付けするには、どのようなリフォームを行えばいいのかを、詳細に解説します。

 

手洗いの部材はどう選べばいいのか、リフォームの費用はどれくらいかかるのか、さらに、おしゃれな手洗い場を実現した具体的な事例もご紹介します。

 

 

ご自宅の玄関に手洗いを後付けするリフォームをお考えの方には、参考になりますので、ぜひ、最後までお読みいただければと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

手洗いを玄関に設けるべき最大の理由とは？

 

 

 

 

 

 

 

こちらは、リクシル（LIXIL）の ルミシス／ハイバックベッセルタイプの洗面化粧台です。

 

ご覧いただいた通り、この洗面化粧台は、立派でおしゃれですが、こういった洗面化粧台は、玄関に設ける手洗いには向いていません。

 

ここまで充実した設備は不要ですし、そもそも、玄関に設けるには、大き過ぎます。

 

玄関の手洗いには、洗面化粧台でなはく、洗面台を使います。

 

ここで洗面化粧台と洗面台の違いを、簡単に解説しておきます。

 

洗面化粧台	洗面台
洗面化粧台は、手洗いや洗顔だけでなく、化粧や髪の毛のお手入れ等、身支度をしやすいよう、収納、鏡面台もあるものです。バスルームと一緒に設置されることが多いです。	洗面台は洗面ボウルと呼ばれる受け皿があるだけのシンプルなつくりのものです。手洗いや洗顔を行うための手洗い場です。

 

 

 

 

 

先程、リクシル（LIXIL）の洗面化粧台をご紹介しましたが、当然、洗面台も扱っています。

 

なので、玄関に後付けする洗面台を、リクシル（LIXIL）のようなメーカーの商品を使ってもいいです。

 

ただ・・一般的に、メーカーの商品は、大きさもある程度あって、立派なモノが多く、価格も高いです。

 

各メーカーの化粧台を見ていただければ、わかると思います。

 

今回のテーマである狭い玄関であれば、洗面台は、できるだけコンパクトで、設置場所をとらないものにすべきです。

 

そして、玄関であることから、シンプルで、見栄えのいい、おしゃれな手洗い場を設けるべきです。

 

そこで、おすすめなのが、メーカーの洗面台にこだわらず、手洗い器を、探されるといいです。

 

玄関に設ける洗面台は、あくまでも、手洗いをする場です。

 

水道、蛇口があって、流れる水を受ける手洗い器があればいいのです。

 

例えば・・
こんな、おしゃれな手洗い器があります。

 

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ぜひ、メーカーにこだわらず、あなたのご自宅に合った、おしゃれな洗面台を探してみてください。

 

 

 

 

玄関に手洗いを設けるリフォームは、洗面台を設ける場所の床に配管を通すために穴を開け、配管を通し、洗面台を取り付け、電気を接続します。

 

床開口工事、設備工事と電気工事の費用等がかかります。

 

当然、手洗いを設置する場所の状況に応じて、工事内容が異なるので、費用は異なります。

 

さらには、設置する洗面台に応じても費用は変わってきます。

 

あくまでも目安ですが、おおよその費用は、15万円～30万円程度です。

 

 

 

 

下駄箱と一体化させた手洗い場

 

 

 

こちらは、玄関の下駄箱の延長線上に設けた手洗い場です。

 

色合い、質感、高さを同じにすることで、下駄箱と手洗い場に、統一感がでて、とてもおしゃれです。

 

まるで、手洗い場が下駄箱の一部のように見え、完全に一体化しています。

 

あなたのご自宅の玄関に、下駄箱があるのであれば、検討されてはいかがでしょうか。

 

 

 

コーナーに設けた手洗い場

 

 

こちらは、壁と壁のコーナーに設けた、手洗い場です。

 

三角形のコーナーにおさまる、とてもコンパクトな手洗いです。

 

とても小さな手洗い場ですが、タオルや小物類も置ける棚もあって、とても、使いやすく、さらにはおしゃれにまとまっています。

 

玄関が狭く、どこにも手洗い場を設けるスペースがとれない場合に、検討されてはどうでしょうか。

 

 

 

玄関のたたきに設けた手洗い場

 

 

 

こちらの２つの事例は、玄関のたたきの隅に設けた手洗い場です。

 

玄関のたたきに、少しでも余裕があれば、このような手洗い場もいいと思います。

 

とてもシンプルな手洗い場ですが、手を洗うには、全く問題ないと思います。

 

むしろ、外出先から帰って、すぐに手洗いができるので、コロナの感染予防には、最適かもしれません。

 

 

 

 

 

本記事をお読みいただければ、おわかりいただけたと思いますが、玄関が狭い場合でも、間取りを工夫することで、いくらでも手洗い場を設けることは可能です。

 

すぐに、狭いとあきらめるのではなく、まずは、専門の施工業者に相談をされるといいです。

 

数社から、玄関の手洗い場のプランをとってみてください。

 

きっと、その中に、ヒントがあるはずです。

 

ぜひ、本記事を参考に、手洗い場の設置を前向きに検討し、あなたに合った素晴らしい手洗い場をつくってください。

 

 

 

 

 

 

 

今回も、最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

 

 

 

 

記事更新：
■そもそもの前提を理解して頂くために、「手洗いを玄関に設けるべき最大の理由とは？」の記事を加えました。（2022/10/11）