村上悠です。
経営する賃貸物件について、空室時の各部屋のリフォーム、さらに大規模修繕を行ったことがあります。
外壁塗装のリフォームも経験があります。
その経験をベースに記事を書こうと思います。
外壁塗装の色を何色にすればいいのか、色選び・・迷いますよね・・
そんな方には、本記事が役立つと思います。
ぜひ、最後までお読みいただければ感謝です。
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外壁塗装をお願いするのに、どこの塗装業者にすればいいのか?
複数の見積もりをとり、比較し、最終的に業者を決める作業は、正直、大変で面白くないです。
しかし・・今回、お話する外壁塗装を何色にすればいいのか、その色選びは、結構、楽しいです。
最終的に出来栄えがどうなるのか、失敗しないか、不安なところもありますが。
「自分の家には何色が似合うだろうか??」
「もっとセンスのいい感じに、イメージを変えたいけど何色がいいのか??」
「もっと、明るくて斬新な色にしたいけど、近所とのバランスが問題ないだろうか?」
・・結構、いろいろ悩むと思います。
しかし、ここは、色選びの過程を、楽しみながら、自分のイメージする外壁塗装に仕上げたいですよね。
今回は、まず、色選びのポイントをお話し、その中でも特に、外壁塗装のカラーシュミレーションについて取り上げ、さらに、現在人気の外壁塗装の色は・・徹底的に解説していこうと思います。
最後まで、よろしくお願いします。
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外壁塗装は、一度塗ると・・約10年は持ち続けるといいます。
もちろん、耐久年数の関係で、もっと長いケースも、短いケースもありますが、一般的に10年と。
⇒ 関連記事「外壁塗装の塗料の種類とは?」
一度塗れば、その外壁塗装した壁を、毎日、10年間も見続けるとわけですから、万一、外壁の色が気にいらなかった場合・・最悪です。
外壁は、建物の第一印象を決める最も重要なポイントなので、絶対に失敗するわけにはいきません。
また、外壁塗装には結構な費用もかかるので、当然です。
では、どうしたら、外壁塗装で、イメージした通り、満足のいく出来栄えにすることができるのでしょうか?
外壁塗装の色選びの重要なポイントを、いくつかお話しますので、参考になさってみてください。
まず、近隣周辺との調和をどうするのかを考えます。
近隣周辺の建物と見比べて、同系色の色合いにするのか、それとも、個性をだし、全く異なる色合いで、目立たせるのかを決めます。
ただし、目立たせる場合には注意が必要で、不調和にならないようにします。
例えば、落ち着いた感じの家が立ち並ぶ、素敵な家並みの中、赤、黄、ブルー等原色の家があったらどうですか?
その一軒の家が、素敵な家並みの良い雰囲気をブチ壊すことになります。
変に目立ち、結果、あなたの家の価値まで棄損することなります。
逆に、誰もがあこがれる素敵な家並みの中に、そこに調和する場合です。
その場合は、あなたの家の価値も高められます。
この近隣周辺との調和は、とても重要なことで、外壁塗装の色選びの際には、この点を、充分、注意するようにお願いします。
外壁は、建物の第一印象を決める最も重要なポイントです。
私もそうですが、皆さん、思い思いにイメージを持ち、外壁塗装の色に、かなりこだわります。
そこで、ご家族、皆さんで、外壁塗装を何色にするのか、色選びを、とことん話し合われることを、おすすめします。
とことん話し合いを行うことで、そこに住む全員が、納得した、満足できる家になるはずです。
しかし・・不幸な事に、「ええ・・外壁の色がイメージと違う!!」なんてケースもあり得ます。
その場合、その家自体が、ストレスそのもののように感じられ、本当に最悪です。
そういったことにならないよう、ご家族の皆さんで話し合うことが、とても重要です。
上の写真は、塗料メーカーのカタログにの色見本で、そこには、48もの標準色がのってます。
こういった標準色であれば、住宅の色としてまず間違いないです。
どの色も、外壁塗装には、よく使われ、実績がある、人気の色で、一般的に見ておかしいと思われる色はないので、安心して色選びできます。
さらに、この標準色であれば、近隣周辺の建物との調和も問題ないはずです。
当然、好みの問題があるので、一般的な色よりは、もっと奇抜で、個性的な色、こだわりのオリジナルの色がいいという方もいるかもしれませんが。
まずは、この無難な標準色あたりから、検討するといいです。
どうしても、標準色では納得がいかない場合には、他の色も検討されるといいです。
ちなみに、流行の観点から言えば、最近の傾向としては、淡い色が人気のようです。
色選びには、上の写真のような塗装メーカの色サンプルを、参考に決めるケースが多いです。
しかし、見ていただければ、わかるように、一つ一つの色のスペースはかなり小さいです。
この色見本の一つの色を建物の外壁に使ったら、どういう風に仕上がるのかは、まず、イメージできないと思います。
そこで、自分のイメージに合う色を決めたら、最低でもA4サイズ以上の面積の見本板で確認することを、強くおススメします。
同じ色でも、見る面積の大きさによっては、色は、見え方がかなり違ってきます。
面積が大きくなると、色が濃く強く感じることも、逆に薄く思えることもあります。
できる限り大きな面積の色サンプルで、最低でもA4サイズ以上の面積の見本板で色を確認してみてください。
小さな色見本だけで決めると、出来上がり・・全く、イメージと異なる!!失敗!!なってことになりかねません。
私も経験ありますが・・・自分が、思い描いていたイメージの色との差が大きいと本当にショックです。
くれぐれも、ご注意ください。
色はサイズによっても印象が違って見えますが、室内で見たのと、外で見たのとでは、これまた大きく違います。
ぜひ、おすすめしたいのは、A4サイズ以上の見本板を、実際に、建物の外壁にあててみるといいです。
太陽光の当たり具合によっても、色はだいぶ違って見えますので、朝昼夜に、確認してみてください。
さらには、晴れだけでなく、曇りや雨の日も可能であれば、されるといいです。
陽射しの明るい時に見た外壁と、曇りの日に見た外壁とでは、全くイメージが異なります。
色は、見る環境により、全く違って見えますので、様々なケースを想定しながら、確認されるといいです。
しかし・・これまでお話した方法でやっても、なかなか、うまくいかないケースが多いです。
当然、実際の外壁は、A4版の見本版よりもはるかに面積が大きくなりますので、A4版の色だけで決めると、やはり、イメージと違うなんてケースは起こりえます。
そこで、次におすすめするのが、カラーシュミレーションで確認する方法です。
今回は、塗装後の建物全体のイメージをつかむための方法を2つご紹介します。
既にお話した(4)~(5)の通り、A4サイズの色見本を、実際に建物の壁にあてながら、チェックをしても、色味はわかりますが、建物の壁面、全体の配色イメージをつかむことは難しいです。
この色味が、本当に建物にマッチしていて、塗装後どんな印象になるのか、自分の思い描くイメージ通りに仕上がるか・・・・
外壁塗装後の全体のイメージを確認するには、カラーシュミレーション、そして透明シートを活用するのがいいです。
いくつかカラーシュミレーションのソフトがありますが、どれも、扱い方は簡単です。
まず、建物の写真を画像として取り込み、そこに色加工をするだけです。
簡単に、いろいろな色で塗装した場合の、それぞれの色について、塗装後の建物全体のイメージをつかむことができます。
カラーシュミレーションは、その色で塗装した際に、近いイメージを再現するツールであり、全体のイメージをつかむには、便利なツールです。
ぜひ、外壁塗装をされる際には、外壁塗装を依頼する業者に、カラーシュミレーションでの再現を依頼されるといいです。
ただ、カラーシュミレーションは、あくまでもパソコンモニター上での画像の確認であり、色も、完全に同じ色ではありません。
あくまでも、カラーシュミレーションは、同じような色で、外壁を塗装した際の、建物全体のイメージをつかむものということです。
建物の外壁部分だけを透明にしたシート、透明シートでの確認です。
この透明シートを、色見本にのせるだけで、まさにその色で塗装した際の、建物のイメージをつかむことができます。
原理は簡単で、建物の透明の部分に色見本が、そのまま見ることができ、再現できるというものです。
実際の外壁塗装の見本に。そのシートをの重ねると、色味だけでなく、質感も含めたリアルな外壁を確認することができます。
透明シートを、他の色見本にのせるだけで、気になる色について、簡単にイメージを確認できます。
カラーシュミレーションよりは、より、正確にかつリアルに再現され、確認できます。
■ まず、A4サイズの色見本を、実査に建物の壁にあてながら、色味を確認します。
■ さらに、その色で塗装した仕上がり、建物全体の印象、イメージを、カラーシュミレーション、又は透明シートで確認します。
ここまで、色選びを徹底すれば、あなたのイメージ通りに仕上がると思います。
これまで、外壁塗装の色選びについて、解説してきましたが・・
そもそも、外壁の色は、何色が人気があるのでしょうか?
日本の3大塗料メーカーである株式会社アステックペイントジャパンが発表している出荷量データをもとに、人気の色をご紹介します。
1位:ブロークンホワイト
こちらの建物の2階部分がブロークンホワイトの色です。
2位:ニュートラルホワイト
こちらの建物の矢印の外壁が、ニュートラルホワイトです。
3位:クールホワイト
こちらの建物の矢印の外壁が、クールホワイトです。
4位:ミッドビスケット
建物の矢印の外壁がミッドビスケットです。
5位:モカ
建物の矢印の外壁がモカです。
6位以下の人気の色は・・以下の通りですが、画像は省略させていただきます。
各色の名称のキーワードで、検索してみてください。
外壁塗装後の建物の写真が検索されますので、それを参考に色選びをお願いします。
6位が、カラーボンドベイジュ、7位が、ライトクリーム、8位がホワイトリリィ、9位がアカラーボンドアイアンバーグ、10位がカラーボンドメリーノです。
このように、外壁塗装の人気の色は、色、ベージュ、茶系の色味が大人気です。
特に、1位のブロークンホワイトは、数年前から常に1位で、大人気の色です。
2位以下は、順位にかなり動きがあります。
外壁塗装の費用は、施工業者によって、驚くほど金額にひらきがあります。
いろいろあるリフォームの中で、特に外壁塗装、屋根塗装は、費用面でグレーな部分が多く、なぜここまで金額が異なるのか不思議です。
まずは、外壁にかかる費用の相場を知ることが重要です。
相場を知ることで、結果、できる限り費用を安く抑えることもできます。
見積もりをとることからスタートし、ぜひ、外壁塗装を成功させてください。
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著者情報:
村上悠
レリッシュプラン株式会社:代表
経営するRCマンション、平屋ガレージハウス等、複数の賃貸物件について、空室対策として何度もリフォームを行ったことがあります。
リフォームは、室内のクロス、床、天井といった小規模なものから、屋根や外壁をリフォームする大規模修繕の経験もあります。
また、自宅を三井ホームで建て、さらに賃貸物件の平屋ガレージハウスを建てる等、新築の家づくり経験もあります。
そういったリフォームや家づくり経験で得た気付き、知識等を、記事にしていきたいと思います。
リフォームや家づくり等に役立つであろうと、資格も取得しました。
賃貸業など不動産ビジネスに役立つであろうと、宅地建物取引士に2008年に合格。
また、家づくり、リフォームに色彩は重要ということで、2級カラーコーディネーター(商工会議所)の資格を2019年に取得。
さらに、以前サラリーマン時代に、国内旅行業務取扱管理者の資格も2016年に取得。