トイレに手洗いを後付けで設置するリフォーム費用は?

トイレに手洗いを後付けで設置するリフォーム費用は?

 

トイレに手洗いを後付けで設置するリフォーム費用は?

2019/01/06

 

 

村上悠です。
経営する複数の賃貸物件について空室時の各部屋のリフォーム、さらに大規模修繕を行ったことがあり、リフォーム経験はかなりあります。
その経験をベースに記事を書こうと思います。

 

今回は、トイレに手洗いを後付けで設置する、トイレの内装に関するリフォーム費用について、以下のテーマで取り上げたいと思います。


 

 

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トイレリフォームを行おうと考えた時に、中に手洗いを後付けで設置しようと考える人が、結構多いです。
手洗いは、見た目もお洒落な物が多いですし、便利な収納スペースがついているものもあり、トイレに手洗いを付ける事で、トイレ空間がセンスアップし、さらに使い勝手がよくなります。

 

トイレの便器交換と同じく、内装のリフォームも、トイレリフォームで人気です。

 

この手洗い、単なるお洒落だからとか、便利だからといった意味ではなく、トイレの中に手洗い器をつける事は、実は重要な意味があります。
では、なぜトイレの中に手洗い器をつける事が重要なのでしょうか?

 

 

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トイレに手洗いを後付けで設置するメリット:衛生面とは?

 

 

トイレの中に手洗いを設置する事は、衛生面でかなり重要になってきます。
なぜかというと、ウイルスの感染拡大を防ぐ事が出来るからです。

 

ウイルスに感染した家族がトイレを使用した場合、トイレの掃除は必須です。
その時に、トイレと洗面所が離れていれば、何かと不便ですし手を洗いに移動している時に、ウイルスを広げてしまう可能性もあります。

 

トイレ内に手洗いを設置する事で、その心配はなくなります。

トイレに手洗いを後付けで設置するメリット:来客用とは?

 

 

そして、トイレの中に手洗いを設置するのは、何も家族の為だけではありません。
来客を迎えた時に、トイレを利用する可能性があります。

 

トイレの横が洗面所の場合は良いのですが、離れていると、来客を案内するのも大変です。
トイレの中に手洗いを作れば、来客も気兼ねなくトイレを借り、手洗いも済ませることが出来ます。

トイレに後付けで設置できる手洗いの種類は?

 

 

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トイレの手洗いも、このようにたくさんの種類があります。
最後のもの(右下)はTOTOの製品ですが、このようにシンプルなものもあれば、和風の旅館にありそうな、お洒落な手洗いもあります。

 

シンプルな手洗い器、カウンターやキャビネットに手洗い器をのせるものなど、様々。

 

トイレリフォームの時に、どんな手洗い器をつければ良いのかと悩む事もあると思います。
トイレの広さにもよるのですが、自分の好みに合った手洗い器を付ける事が大切です。

 

その為にも、色々なトイレの手洗い器を見る事をおすすめします。

 

そして、手洗い器でも、壁に設置するブラケットタイプや、収納スペースも一緒になっているキャビネットタイプなど様々です。

 

そして、スリムなタイプや、コンパクトなタイプもありますので、事前にリサーチしておく事が大切です。
トイレリフォームを考えている時には、トイレの広さを考えてからどのタイプなら設置する事が出来るのかを、まず検討する事をおすすめします。

トイレに手洗いを後付けで設置するリフォーム費用とは?

 

 

トイレに手洗いを後付けで設置する、内装のリフォーム費用について解説します。

 

リフォーム費用ですが、手洗い器だけを交換又は設置する場合と、便器と一体型の手洗い器にする場合とでは、その費用も大きく異なります。

 

 

手洗い器だけを交換又は設置する場合

施工内容 費用(シンプル/カウンター付/キャビネット付)
古い手洗い器を新しいものに交換する 6~9万円/8~11万円/10~13万円
新たに手洗いを設置する 12~15万円/14~17万円/16~19万円

※ 古い手洗い器がついていて、単純に交換するリフォームだと、交換のみの作業になります。
※ 新しく手洗いを設置するとなると、給排水管を引っ張ってくる作業も必要になり、その分、リフォーム費用は高くなります。

 

 

便器と手洗い一体型のリフォームだと、費用は高く、50万円ほどかかってしまいます。
(あくまでも目安ですが)

 

トイレリフォームをする場合は、手洗い器だけをリフォームするのか、それとも便器ごとリフォームするのかで、工事にかかる日数も費用も変わってきます。
自分の予算に合ったトイレリフォームをする事が望ましいです。

 

 

トイレリフォームの費用をできる限り安く抑え、リフォームを成功させるには、やはり複数のリフォーム会社、最低でも3社の見積もりをとり、比べる必要があります。
その際に、活用するといいのが、リフォーム比較サイトです。

 

 

リフォームの費用は、施工業者によって、驚くほど金額にひらきがあります。
まずは、工事費用の相場を知ることが重要です。
相場を知ることで、結果、できる限り費用を安く抑えることもできます。
見積もりをとることからスタートし、ぜひ、リフォームを成功させてください。

 

 

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トイレに手洗いを後付けで設置するリフォームの注意点とは?

 

 

トイレに手洗いを後付けする内装のリフォームで注意すべき点を説明します。
主に3点ありますので、ご注意ください。

 

 

トイレの使い方は?

 

トイレリフォームをした時に手洗い器を付ける場合には、その使い方も検討しましょう。

 

例えば、トイレの中は少しでもお洒落に、シンプルにしたいという場合には、手洗い器だけのシンプルなデザインでも良いです。
やはりトイレットペーパーやトイレ掃除に必要な道具も置いておきたいという場合には、収納スペースもある、キャビネットタイプが良いでしょう。

 

トイレリフォームは、使い方をまず考えてから、手洗いのタイプを検討する事をおすすめします。

 

色やデザインなどを優先する前に、本当に使いやすいのかどうかを考えてトイレの内装のリフォームを行う事が大切です。

 

 

トイレの中の広さは?

 

実は、一番大切なのは、トイレの広さやドアの開閉方向を良く考慮するという事です。

 

トイレのドアというのは、全てが引き戸という訳ではありません。
ドアが内開きなのか、外開きなのかで、かなり使いやすさが変わってきます。

 

そして、手洗い器だけをリフォームするという場合には、トイレの配管の位置でもかなり変わってきます。
まずは、トイレの中の広さや、便器の大きさ、ドアの開閉方向を良く考えてからトイレの内装リフォームを検討しましょう。

 

トイレリフォームにかかる日数は?

 

肝心なのはトイレリフォームにかかる日数です。

 

トイレは、毎日かならず使う場所です。
何日も使えなかったら、困ってしまいます。

 

もちろん、これはリフォーム会社によって異なりますが、手洗い器のみなのか、便器と一緒に行うのかを考慮しましょう。
また、壁紙など他の部分も変える時には、更に日数がかかるので、それらも計算しましょう。

 

事前にリフォーム会社に確かめておく事も必要です。

便器と手洗い一体型(TOTOのレストパル・レストパルF、LIXILのリフォレ)とは?

 

便器と手洗いが一体型のトイレをご紹介します。

 

TOTOのレスパルFとレスパルが人気商品です。
それぞれ様々なパターンがあり、状況に応じて選択できるようになっています。

 

 

便器、キャビネットサイドカウンター、手洗いなどがセットになっています。

 

 

0.5坪 / 間口780mm×奥行き1690mm
便器:レストパルF 床排水 L型 Mサイズ すっきり収納タイプ
セット価格 727,000円(税込 785,160円)

 

 

0.4坪 / 間口780mm×奥行き1235mm
便器:レストパル 床排水 I型手洗器あり 収納タイプ
セット価格 320,500円(税込 346,140円)

 

 

LIXIL(リクシル)のリフォレも人気商品です。

 

 

どちらもLIXIL(リクシル)の人気商品、リフォレです。
キャビネット:LD(クリエダーク)で、左が、I型、右がL型です。

 

こういった手洗いと便器の一体型トイレにすると、給排水管は、トイレから延ばせるので、壁内部の工事などが不要になります。

トイレに手洗いを後付けで設置するリフォーム費用は?(最後に)

 

 

今回、取り上げた、手洗いの後付け設置のトイレの内装リフォームを、簡単に考えがちの方が多いです。

 

事前にトイレの中のサイズを図ったり、どんな種類の手洗い器があるか、どんな使い方をしたいのか・・しっかり準備することは、他のリフォームでも同じように、とても大切な事です。

 

そして、数社のリフォーム会社に見積もりを提出してもらい、ここも高額なリフォームと同じように、進めるべきです。内容を比較検討することが重要です。

 

 

 

リフォームの費用は、施工業者によって、驚くほど金額にひらきがあります。
まずは、工事費用の相場を知ることが重要です。
相場を知ることで、結果、できる限り費用を安く抑えることもできます。
見積もりをとることからスタートし、ぜひ、リフォームを成功させてください。

 

 

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著者情報:
村上悠
レリッシュプラン株式会社:代表

 

経営するRCマンション、平屋ガレージハウス等、複数の賃貸物件について、空室対策として何度もリフォームを行ったことがあります。
リフォームは、室内のクロス、床、天井といった小規模なものから、屋根や外壁をリフォームする大規模修繕の経験もあります。
また、自宅を三井ホームで建て、さらに賃貸物件の平屋ガレージハウスを建てる等、新築の家づくり経験もあります。
そういったリフォームや家づくり経験で得た気付き、知識等を、記事にしていきたいと思います。

 

リフォームや家づくり等に役立つであろうと、資格も取得しました。
賃貸業など不動産ビジネスに役立つであろうと、宅地建物取引士に2008年に合格。
また、家づくり、リフォームに色彩は重要ということで、2級カラーコーディネーター(商工会議所)の資格を2019年に取得。
さらに、以前サラリーマン時代に、国内旅行業務取扱管理者の資格も2016年に取得。

 

著者のプロフィール情報