村上悠です。
経営する賃貸物件について空室時のリフォーム、さらに大規模修繕を行ったことがあります。
外壁のリフォームも何度も行ったことがあり、毎回、外壁の色の選定で苦労します。
そういった経験をベースに記事を書こうと思います。
白い外壁をお考えの方で、汚れを心配される方が多いです。
本記事では、外壁を白にする際に、注意をすべき汚れと、そのための対策について解説しますので、おおいに参考になると思います。
せっかく塗り替えた白の外壁で、後悔しないためにも、ぜひ、お読み頂ければと思います。
まず白い外壁の家の施工例をご覧ください。
どちらも、明るく爽やかで、本当に素敵なお宅です。
白い外壁は、どんな周囲の建物とも調和しやすく、また、色の組み合わせ方次第で、様々な印象の家にすることができ、イメージする理想の家を実現しやすいというメリットがあります。
そのため、外壁を白にしたいという方はとても多く、かなり人気があります。
しかし、白い外壁だと、汚れが目立ち、後悔することになるのではと心配し、結局、白い家をあきらめる方が、本当に多いです。
確かに、汚れによっては、白い外壁だと目立つ場合もあります。
逆に、むしろ白い外壁だと、汚れが目立たないケースもあります。
外壁の汚れの種類に応じて、考える必要があります。
本記事では、外壁を白くする場合の注意すべき汚れと、その対策について解説します。
本記事を参考にして頂ければ、素敵な白い外壁の家を建てることは、充分可能です。
逆に、汚れの対策をしっかり行わないと、失敗したと後悔することにもなるので、ご注意ください。
ぜひ、本記事を参考に、素敵な白い外壁の家を建ててください。
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外壁の汚れには、いくつか種類があり、かなり厄介です。
ご自宅の外壁で後悔される原因のナンバー1も、この汚れによるケースが多いです。
そんな厄介な汚れですが、実は、白い外壁で、気にする必要のない汚れがあります。
意外に思われた方もいると思いますが、まずは、その点から解説していきたいと思います。
外壁の色あせ、変色、退色による汚れがあると、建物は古臭く、外観の印象が一気に悪化します。
ご自宅の外壁で、後悔する原因で最も多いのが、この汚れなんです。
そのため、外壁の塗り直しを検討する際に、そのきっかけとして一番多いのが、この色褪せ、変色、退色による汚れなんです。
多くの方が気にし、後悔することが多い汚れですが、実は、白い外壁では気にする必要がありません。
なぜだか理由がわかりますか?
まずは、なぜ、外壁が色褪せるのかお話します。
外壁は、太陽光に含まれる紫外線を浴び続けると、劣化し、何となく白っぽく色褪せた感じになります。
紫外線によって、外壁の色を構成する顔料の色素結合が破壊され、化学変化による物質の変化によって、色味が変わり色褪せが生じます。
少し専門的な話になりますが・・
紫外線により塗膜(塗装の膜)が破壊・分解され、白い粉状となる自然劣化現象のことをチョーキング現象と言います。
外壁の色褪せは、このチョーキング現象が原因で生じます。
外壁の表面を手で触ると、手に白い粉が付くいったと経験をされた方もいると思いますが、まさに、それがチョーキング現象です。
よく、日差しが強い南面や西面の外壁が、色褪せることが多いのですが、紫外線をたっぷり浴びるからです。
ここまでの解説で、白い外壁は、色褪せを気にする必要ない理由が、おわかり頂けた方もいると思います。
それは、ズバリ!目立たないからです。
色褪せで外壁が白っぽく変色、退色しても、そもそも白い外壁なので、全く目立ちません。
さらに、もう一つ理由があります。
それは、白は太陽光を吸収しにくいという特性があるため、紫外線の影響、ダメージを受けにくいです。
その点からも、白い外壁は、色褪せしによる汚れを心配する必要がありません。
外壁を白くすることで、多くの方が、汚いと感じる色褪せ、変色、退色の問題を解消することができます。
しかし、ここで注意すべき点があります。
白い外壁だと、色褪せによる汚れは目立ちませんが、外壁が劣化していることに違いはありません。
汚れが目立たないからと、外壁をそのまま放置してしまうと、劣化が進み、外壁の防水性が悪化します。
最悪の場合、建物内部に雨水などが浸入することになり、建物に大きなダメージを与えてしまうことになります。
そうならないよう、白い外壁でも、塗装したりメンテは必要になります。
結論からお話しますと、このチリ・ホコリ・油分による汚れは、気にする必要はありません。
なぜなら、かなりの年数が経過しないと、外壁を汚いと思えるまでになりません。
仮に、トラック等が多く行き交う国道沿いの家であれば、排気ガスで外壁が汚れるかもしれません。
しかし、通常の環境下にあるお宅であれば、まず、チリ・ホコリ・油分による汚れについては、心配いりません。
外壁の汚れには、いくつか種類がありますが・・
次に、白い外壁で、注意をすべき汚れについて解説します。
私の自宅でもそうですが、この雨垂れの汚れは、かなり気になります。
よくあるのが、窓のサッシの端から縦線に、外壁が黒っぽく汚れているケースです。
これが、雨垂れによる汚れです。
窓は、外壁より突出しており、その突出部に蓄積された砂やホコリ等の汚れが、雨水とともに、窓の脇を伝って外壁表面に流れ、流れた跡が黒っぽく汚れます。
この雨垂れによる汚れは、窓があると、どうしても生じます。
白い外壁なので、当然ですが、この雨垂れによる汚れは、かなり目立ちます。
実際、白い外壁にされた方で、この雨垂れの汚れが酷いと後悔される方も、かなり多いです。
後ほど解説しますが、この汚れについては、しっかり対策が必要になってきます。
この対策をしっかり行わないと、せっかく塗り替えた白の外壁で、後悔することになるので、ご注意ください。
コケやカビは、わずかな水分があれば、成長します。
外壁であっても、表面にわずかな水分があれば、カビやコケは、そこに充分繁殖します。
外壁に、コケが発生すると、緑色の汚れが付着し、カビが発生すると、茶色や黒のシミのような汚れが、外壁の表面に付着します。
当然ですが、白い外壁でれば、このコケ、カビによる汚れは、かなり目立ちますので、この汚れについては、しっかりした対策が必要です。
実際、白い外壁にされた方で、このコケやカビの酷い汚れで後悔される方も、かなり多いので、ご注意ください。
日当たりが良く、乾燥しやすい外壁であれば、コケやカビは生えにくいのですが・・
日当たりが悪かったり、風通しが悪かったり、湿気のたまりやすい場所であれあば、外壁には、まず間違いなく、カビやコケが繁殖します。
また、外壁にわずかなデコボコがあれば、そこに、雨水がたまり、その水分だけで、コケやカビは、充分繁殖できます。
本当に、コケやカビの汚れは、厄介な問題です。
せっかくの白い外壁で後悔することにならないよう、しっかり対策をしてください。
前のパートで、外壁を白くする場合には、雨垂れによる汚れ、コケやカビによる汚れに注意する必要であると解説しました。
これらの汚れに対し、どのような対策が必要なのか、ここで解説していきたいと思います。
白い外壁で後悔することがないよう、ぜひ、参考になさってください。
雨垂れ対策は、ズバリ、外壁の表面を雨が流れないようにすればいいのです。
そうすれば、窓近辺に蓄積された砂やホコリ等の汚れが、雨水とともに、外壁表面に流れることはないので、雨垂れによって外壁が汚れることもありません。
では、どうすれば雨が外壁を流れることを防止できるのでしょうか?
それは・・
外壁に雨の流れ道を発生させない水切り部材を使用することで防止できます。
次の画像をご覧ください。
窓枠の下に2か所の水切り部材が設けられています。
これであれば、窓のサッシから、雨水は外壁に流れることはなく、水切り部材から、地面に直接落ちます。
各建材メーカーからは、この水切り材を、「雨筋ストッパー」、「伝い水防止水切り」等の名称で販売されております。
水切り材は、できれば全ての窓サッシに取り付けるのが確実ですが、当然、その分費用が高くなります。
費用を抑えたい方は、汚れが目立ちやすい窓サッシの下だけでも取り付けられるといいと思います。
ぜひ、お試しください。
この水切り部材の設置以外にも、雨水が外壁を流れないように、雨樋等のメンテナンスもしっかり行う必要があります。
また、屋根の軒面積が狭いと、雨水が外壁に流れやすくなり、外壁が雨垂れで汚れます。
軒面積を増やしたり、ひさしをつける等の対策も必要になってきます。
さらに、シンプルな対策ですが、窓まわりを清掃する方法もあります。
サッシのレール等に汚れが溜まらないよう、定期的に、ホースで水をかけて洗い流すといいですね。
雨水が外壁を伝うと、外壁に汚れが付きやすく、さらに外壁が湿ってカビも繁殖しやくなり、白い外壁では目立つので、本当に注意が必要です。
白い外壁をお考えの方は、後悔することがないよう、ぜひ、雨垂れ対策については、よく専門の業者に相談するようにしてください。
2つ目の対策は、外壁の塗料を汚れにくいものにすることです。
詳しくは、この後に解説しますが、当然、塗料の価格は、通常のものより高くなります。
しかし、白い外壁をお考えであれば、ぜひ、外壁の塗料については、慎重に選ばれることを強くおすすめします。
価格ばかりを重視し過ぎると、こんなはずではなかったと後悔することになるので、ご注意ください。
それでは、汚れにくい塗料について説明していきます。
自然に汚れを落とすセルフクリーニング機能のある塗料で、(1)親水性が高い低汚染塗料、(2)光触媒塗料の2つがあります。
塗料メーカー各社から、様々な素晴らしい塗料が販売されています。
どの塗料がベストなのか、よく専門の業者に相談されるのがいいです。
まず、親水性が高い低汚染塗料について説明します。
この塗料は、塗膜表面が水と馴染みやすく親水性が高いため、雨が降ると、雨水が塗膜にくっつきたがり、汚れの下に入りこうもとします。
つまり雨水が汚れを浮かせすくいとって、流してくれるということです。
雨が降るたびに、外壁の表面の汚れを、雨水が洗い流してくれます。
ここは、何となくイメージできればいいので、よくわからなくても気になさらないでください。
こちらは、太陽光で外壁の汚れを浮き上がらせ、雨が降ったときに汚れを洗い流せる塗料です。
少し専門的な話になりますが・・
日光が当たると、水との馴染みやすい親水塗膜を作り出す仕組みで、とても防汚効果が高い塗料です。
親水性の高い塗膜が生じた後は、先程解説した事と同じです。
日光で外壁の汚れを浮き上がらせて、雨水で汚れを洗い流してくれます。
ただし、日当たりの悪い外壁だと、効果はほとんど期待できません。
日光が期待できない、建物の北側の外壁には、この光触媒塗料は向いていません。
逆に、日当たり抜群の南面であれば、光触媒塗料は、かなり効果があrつはずです。
外壁の仕上がり具合によって、家の印象が大きく変わります。
ぜひ、外壁の色の選定は、専門家によく相談をしながら、慎重に検討することを、強くおすすめします。
相談する施工業者は、外壁の施工実績が多く、さらにデザインセンスがり、提案力の高いところにお願いするのがベストです。
くれぐれも、スキルのない施工業者に、誤って依頼することがないよう注意してください。
ただ・・どこの業者に相談していいか、わからない方も多いと思います。
そんな方は、まずは、私もよく使うサービスですが、気軽に、相談されるといいです。
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私からワンポイントアドバイスです!!
■外壁塗装の見積りは、他のリフォームと異なり、施工業者に現場を見て頂くだけで、比較的簡単に取得できます。
■立会も不要なケースが多く、多くの見積りを、簡単、手軽に集めることが可能です。
■私の経験上、見積りは多いほど、より安く、より確実に、満足度の高い仕上がりが期待でると思うので、ぜひ、複数のサイトを活用し、できるだけ多くの見積りをとられるといいです。
今回も、最後までお読みいただき、ありがとうございました。
著者情報:
村上悠
レリッシュプラン株式会社:代表
経営するRCマンション、平屋ガレージハウス等、複数の賃貸物件について、空室対策として何度もリフォームを行ったことがあります。
リフォームは、室内のクロス、床、天井といった小規模なものから、屋根や外壁をリフォームする大規模修繕の経験もあります。
また、自宅を三井ホームで建て、さらに賃貸物件の平屋ガレージハウスを建てる等、新築の家づくり経験もあります。
そういったリフォームや家づくり経験で得た気付き、知識等を、記事にしていきたいと思います。
リフォームや家づくり等に役立つであろうと、資格も取得しました。
賃貸業など不動産ビジネスに役立つであろうと、宅地建物取引士に2008年に合格。
また、家づくり、リフォームに色彩は重要ということで、2級カラーコーディネーター(商工会議所)の資格を2019年に取得。
さらに、以前サラリーマン時代に、国内旅行業務取扱管理者の資格も2016年に取得。