テラス囲いの後付け!事前に知っておくべき4つのポイントとは?

テラス囲いの後付け!事前に知っておくべき4つのポイントとは?

 

テラス囲いの後付け!事前に知っておくべき4つのポイントとは?

2022/03/22  更新:





 

村上悠です。
経営する賃貸物件について、空室時のリフォーム、さらに大規模修繕を行ったことがあります。
リフォームは、何度も行ったことがあり、かなり経験があります。
その経験をベースに記事を書こうと思います。


今回は、テラス囲いの後付けをお考えの方が、事前に知っておくべき4つのポイントについて解説します。
テラス囲いを成功させるためにも、ぜひお読み頂ければと思います。





テラス囲いの後付けは、安い費用で、ほぼサンルームと同じ空間、実質的なサンルームを手に入れることができると人気のリフォームです。


テラス囲いとは、その名の通り、テラス屋根にサッシなどで囲いをつけたもの、テラスの側面をガラスで囲ったものです。


基礎工事も不要で、安い費用で、手軽に自然光を取り入れられるサンルームと同じ空間を作ることができると、このリフォームを希望される方は、本当に多いです。


そこで、本記事では、まず最初に、テラス囲いがどんなもので、サンルームとどこが違うのか、さらに、メリット・デメリットについて簡単に解説します。


その上で、テラス囲いの後付けをお考えの方に、ぜひ、事前に知っておいて頂きたい4つのポイントについて解説したいと思います。


ご自宅に、テラス囲いの後付けをお考えであれば、きっと役立つ内容です。


ぜひ、最後までお読みいただければと思います。









 


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よく「テラス囲い」と比較される「テラス屋根」については、次の2記事で解説してます。





テラス囲いとは何か?サンルームとの違いは?



 

まず最初に、そもそもテラス囲いがどんなもので、よく混同されることが多いサンルームとの違いについて、簡単に解説したいと思います。


テラス囲いとは、その名称の通り、テラスの側面を囲ったもので、基礎工事も不要簡易的なサンルームです。


ポリカーボネートのテラス屋根に側面の囲いを施した、テラスの床、屋根、囲いの3つからなるものがテラス囲いです。


一方、サンルームは、基礎工事も必要で、まさに住宅の一部で、完全に居室と同じです。


太陽の自然光を多く取り込むために屋根、壁、開口部をガラス張りにした部屋がサンルームです。


テラス囲いとサンルームの違いを、ご理解頂けたでしょうか?


詳しくは、次の記事で解説していますので、ぜひ、こちらもお読み頂ければと思います。







テラス囲いのメリット・デメリットは?



 

次に、テラス囲いを設けるメリットとデメリットについて解説します。


テラス囲いを設けるメリットは、天候に左右されることなく、洗濯ものを干すことができたり、花粉や黄砂を気にすることなく、洗濯ものを干せる点です。


さらに、屋外のような開放的空間をつくることができ、そこを、天候に関係なく、様々な目的(子供やペットの遊び場等)で使える点です。


サンルームに比べ、価格が安く、施工期間が短い点も大きなメリットです。


次に、テラス囲いのデメリットですが、構造上外気の影響を直接受けやすく、夏暑く冬寒い点、屋根などの掃除が大変である点です。


さらに、テラス囲いを設けることでハウスメーカーの保証がなくなるリスクがあるとか、人にもよりますが、雨天の場合、雨音が気になることもデメリットです。


また、サンルームに比べると、どうしても気密性・水密性が劣ることもデメリットの1つです。


テラス囲いのメリット・デメリットは以上ですが、詳しくは、次の記事で解説してますので、ぜひ、こちらもお読み頂ければと思います。


テラス囲いには、どんな商品があるのか?





 

それでは、テラス囲いの後付けをお考えの方に知っておいて欲しい1つ目のポイントです。


テラス囲いには、どんな商品があるのかを解説します。




それでは、テラス囲いの後付けをお考えの方に、ぜひ知っておいて欲しい1つ目のポイントについてお話します。


実は、テラス囲いについて、誤解をされている方が多いです。


よく、既存のテラス屋根を使ってテラス囲いを作れないかとの問い合わせを受けます。


テラス囲いを、既存のテラスを囲うように、ケースバイケースで、1から独自にリフォームをすると思われている方が多いのです。


多くの方は、既にテラスに屋根があれば、その屋根を活用して、テラス囲いをつくれると思われているのですが、ここは大きな誤解です。


テラス囲いのリフォームは、メーカーの商品があって、その商品を、設置するのが一般的です。


大手メーカーから、いくつかテラス囲いの商品が販売されていますので、ここで簡単にご紹介します。





LIXIL(リクシル)の「サニージュ」





こちらは、LIXIL(リクシル)の「サニージュ」(床納まり)です。


雨や花粉を気にせずに洗濯物が干せると、とても人気の商品です。


「サニージュ」には、いくつか納まりのバリエーションがあって、1階に設置する場合、床納まり、土間納まり、ハーフ囲い納まり、オープン納まりがあります。


このハーフ囲い納まり、オープン納まりは、他社メーカーにはないリクシル独自のテラス囲いの商品です。


詳しくは、リクシルのホームページをご覧頂ければと思います。 → LIXIL | ガーデンスペース | サニージュ




YKK APの「ソラリア」





こちらは、YKK APのテラス囲いの「ソラリア」のスタンダードタイプで、とても人気です。


「ソラリア」には、先程のリクシル程、バリエーションはありませんが、木調ガーデンルームタイプがります。


アルミ製でシンプルなテラス囲いが多いので、このソラリアの木調タイプのテラス囲いは、かなりのこだわり商品です。


詳しくは、YKKのホームページをご覧頂ければと思います。 → YKK | ソラリア




YKK APの「アウタールーム」





こちらもYKK APのテラス囲いの商品で、「アウタールーム」です。


テラスや勝手口前の隙間スペースを上手に利用できるテラス囲いで、こちらも人気商品です。


詳しくは、YKKのホームページをご覧頂ければと思います。 → YKK | アウタールーム




 




 

以上、LIXIL(リクシル)、YKK APのテラス囲いの商品をご紹介しました。




テラス囲いの後付けリフォームをお考えであれば、この2社の商品を押さえておけば、まず問題ないと思います。



LIXIL(リクシル) YKK AP
サニージュ ソラリア
_ アウタールーム

テラス囲いの後付けに費用はいくらかかるのか?





 

次に、テラス囲いの後付けをお考えの方に知っておいて欲しい2つ目のポイントです。


ここでは、テラス囲いの後付けに費用はいくらかかるのかについて解説します。





テラス囲いの後付けをお考えの方に知っておいて欲しい2つ目のポイント、費用について解説します。


この費用につては、多くの方からよく問い合わせを受けます。


メーカーの商品を設置するのだから、商品の価格が決まっており、そこに工事費がかかるだけなので、費用も確定していると思われている方も多いと思います。


しかし、テラス囲いの大きさ、材質、追加オプション、さらには、施工業者によって異なる工事費もあって、費用について簡単にはお答えできません。


ここで申し上げる金額は、あくまでも参考としてお考えください。


テラス囲いの後付けの費用は、30万円~55万円程度です。


シンプルな構造で基本的なテラス囲いを後付けする場合の費用ですが、あくまでも目安です。


そして、ここからが重要なのですが、費用は、施工する業者によって大きく異なるという点です。


リフォームでは、一般的なことなので、ご注意ください。


メーカー指定の施工業者に依頼をするのが一番簡単ですが、少しでも費用を安く抑えたいのであれば、ぜひ、複数の施工業者から見積をとることを強くおすすめします。


その際に、以下のサービスを活用されるのもいいと思います。


ちなみに、私は、何度も利用してことがあります。





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できる限り安く、リフォームを確実に成功させたい方には、ぜひご検討頂ければと思います。私も複数回利用しましたが、リフォームは成功し大満足です。

 

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テラス囲いに固定資産税はかかるのか?





 

それでは、テラス囲いの後付けをお考えの方に知っておいて欲しい3つ目のポイントです。


テラス囲いに固定資産税はかかるのかについて解説します。




ご存知の方も多いと思いますが、固定資産税とは、土地や建物にかかる税金のことです。


東京都主税局のホームページには、固定資産税について説明があります。


『固定資産税は、1月1日(賦課期日)現在の土地、家屋及び償却資産(これらを「固定資産」といいます。)の所有者に対し、その固定資産の価格をもとに算定される税額を、その固定資産の所在する市町村が課税する税金です。』


よくテラス囲いと比較されるサンルームですが、サンルームは増築扱い、つまり家屋とみなされますので、固定資産税の課税対象です。


ここは議論の余地は全くなく、確実に課税されます。


これに対し、テラス囲いは、グレーゾーンで課税対象となるか否かは、各自治体によって判断は異なります。


全く同じテラス囲いだとしても、自治体によって固定資産税の課税対象となるケースとならないケースがあるわけです。


実に妙な話ですが、これが事実です。


そして、仮に、固定資産税の課税対象であれば、建ぺい率(敷地に占める建物の割合)にも影響するので注意が必要です。


テラス囲いの設置によって、建ぺい率オーバーにならないよう、事前確認は重要です。


テラス囲いの後付けをお考えであれば、必ず、固定資産税については、事前確認をお願いします。


この事前確認ですが、カタログ等を持参し、ご自分で役所の固定資産税課に確認することも可能ですが、プロの施行業者に依頼する方が、より確実だと思います。


施工業者は、その辺のノウハウもある、実績がある信頼できる業者に依頼するようにしてください。


既存のテラス屋根の活用は可能か?





 

それでは、テラス囲いの後付けをお考えの方に知っておいて欲しい4つ目のポイントです。


既存のテラス屋根の活用は可能かについて解説します。





テラス囲いは、テラス屋根にサッシなどで囲いをつけたもの、テラスの側面をガラスで囲ったものです。


であれば、既存のテラス屋根を活用して、テラス囲いを設置することも可能ではないかと思われる方も多いと思います。


中には、わざわざ高い費用をかけて、テラス屋根をリフォームで設けた方もいると思います。


しかし、残念ながら、既存のテラス屋根を、そのまま活用して、テラス囲いを設けることは、まず不可能です。


理由はいくつかありますが、まず、先程ご紹介したテラス囲いの商品は、特定のテラス屋根にしか対応できず、既存のテラス屋根は使えません。


また、テラス囲いの構造上、床から屋根までの設定高さが決まっており、それと異なる高さのテラス屋根には対応できません。


既存のテラス屋根の高さが、設定高さと全く同じというのは、まずあり得ないです。


テラス囲いは、あくまでも、既存のテラスの床のみを活用するもので、テラス屋根、それを囲むサッシ等は、活用できませんので、ご注意ください。


まとめ






 

以上、テラス囲いの後付けについて4つのポイントを解説しました。


テラス囲いの後付けをお考えであれば、必ず理解するようにしてください。



テラス囲いは、安い費用で、実質的なサンルームと同じ空間を手に入れることが可能です。


これにより、あなたの暮らしは、何倍も豊かになれ、毎日がより楽しくなるはずです。


ぜひ、本記事で解説した、次の4つのポイントを理解した上で、リフォームを進めてください。


  1. テラス囲いには、どんな商品があるのか?
  2. テラス囲いの後付けに費用はいくらかかるのか?
  3. テラス囲いに固定資産税はかかるのか?
  4. 既存のテラス屋根の活用は可能か?


そして、あなたの暮らしに合った素敵なテラス囲いをつくってください。


最後までお読み頂き、ありがとうございました。



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著者情報:
村上悠
レリッシュプラン株式会社:代表


経営するRCマンション、平屋ガレージハウス等、複数の賃貸物件について、空室対策として何度もリフォームを行ったことがあります。
リフォームは、室内のクロス、床、天井といった小規模なものから、屋根や外壁をリフォームする大規模修繕の経験もあります。
また、自宅を三井ホームで建て、さらに賃貸物件の平屋ガレージハウスを建てる等、新築の家づくり経験もあります。
そういったリフォームや家づくり経験で得た気付き、知識等を、記事にしていきたいと思います。


リフォームや家づくり等に役立つであろうと、資格も取得しました。
賃貸業など不動産ビジネスに役立つであろうと、宅地建物取引士に2008年に合格。
また、家づくり、リフォームに色彩は重要ということで、2級カラーコーディネーター(商工会議所)の資格を2019年に取得。
さらに、以前サラリーマン時代に、国内旅行業務取扱管理者の資格も2016年に取得。


著者のプロフィール情報



記事更新:
■よりわかりやすくするために、「テラス囲いとは何か?サンルームとの違いは?」と「テラス囲いのメリット・デメリットは?」の記事を加え、一部修正を加えました。(2023/8/19)