屋根のリフォームの見積もり比較で費用、価格の相場がわかる!

屋根のリフォームの見積もり比較で費用、価格の相場がわかる!

屋根リフォームの見積もりを比較し、価格、費用の相場を検証します。

 

 

 

村上悠です。
経営する複数の賃貸物件について、小規模なリフォーム、大規模修繕を行ったことがあります。
屋根のリフォームについても経験があります。
その経験をベースに記事を書こうと思います。

 

今回は、屋根リフォームの見積もりを比較検証することの重要性を解説します。


 

 

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まずは、屋根のリフォーム、屋根の葺き替えの費用、価格の相場をご覧ください。

 

(当サイトでご紹介するリフォームの費用相場まるわかりのデータです。)

 

 

 

 

屋根のリフォーム、屋根の葺き替えの費用、価格の中心価格帯は、50~100万円です。

 

この屋根リフォーム、屋根の葺き替えの費用、価格の目安は、100万円以内とみておけば問題ないと思われます。

 

各リフォーム会社の見積もりの比較、さらにはリフォーム会社との見積もり交渉に役立つと思います。

 

 

 

 

 

 

屋根のリフォームの見積もりの費用、価格、相場は、比較するとわかりますが、リフォーム工事の内容、使う屋根材により、大きく異なります。

 

なぜか、同じような工事内容、屋根材を使うにもかかわらず、比較してみるとわかりますが・・工事を行うリフォーム業者によって、その見積もりの費用、価格、相場はかなり金額が異なります。

 

屋根だけでなく、リフォーム一般に言えることですが、奥が深すぎて・・リフォームは難しいですね。

 

特に、屋根は、自分では確認しづらい場所にあるので、さらに不安になりますよね。

 

そこで、屋根のリフォームを業者に見積もりを依頼する前に、まずは、簡単に屋根のリフォーム費用、価格の相場、見積もりに関係する基本的なポイントをおさえておきます。

 

屋根の工事の内容、リフォームに使用する屋根材を中心にお話します。

 

基本的なことがわかった上で、屋根のリフォームの見積もり費用、価格、相場、見積もりの比較・・検証していけば、間違いないと思います。

 

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屋根のリフォームは、費用や価格の相場、見積もり比較・・全てわかりづらく厄介です。

 

 

あなたも感じているのではないでしょうか。
屋根のリフォームは、かなり厄介です。
なぜなら、私の経験でもそうですが、
何かのきっかけで、業者から指摘を受けるまで、そもそも屋根がどういう状態なのか、
何も気付かないし、わからないケースがほとんどだからです。

 

「屋根はどんな状態なんだろうか?」
「そのリフォームに、いったいどれくらいの費用がかかるのか?」
「見積もりの比較の仕方は?」
「リフォームの価格は?」
「そもそもリフォーム工事の相場はどれくらいなのか?」
「費用、価格の金額が、相場からみて妥当な金額なのか?本当に比較すればわかるのか?」
「相場を把握するための見積もり比較って、どう進めればいいのか?」
こんな風に、不安な方、私も含めてですが多いです。

 

屋根という、見えにくい場所にあるものなので、仕方がないと思いますが・・
屋根のリフォームについて、ご不安な方が本当に多いです。

 

そこで、屋根のリフォームが、一般的に費用はいくらかかるのか、価格はどうなのか、
相場は、そして見積もりの比較について考察していきたいと思います。


 

屋根リフォームを行うべき時期、タイミングとは?

 

屋根のリフォーム営業の飛び込みには、くれぐれもご注意を。

屋根リフォームの見積もりの費用、価格の相場は大きく2つの点で決まります

 

屋根のリフォームの見積もり費用や価格の相場は、(1)リフォーム工事の方法(2)リフォームで使う屋根材、この2つをどうするのかにより、金額が決まります。

 

 

 

 

リフォーム工事の方法

リフォーム工事は、屋根全体のリフォーム工事なのか、それとも屋根の部分補修工事で済むのか、どちらになるのかにより、費用が異なります。

 

屋根のリフォーム工事は、まず、屋根の全体を工事する必要があるのか、それとも部分的な修復で問題ないのかを、見極めるために、業者に現場をよく調査してもらう必要があります。

 

リフォームにかかる費用をできるだけ抑えたいということで、安い工法を検討される方が多いですが・・

 

ここは、リフォームに一時的出費が多少かかっても、長期的に考え建物にとって何がいいのかを、よく検討する必要があります。

 

安くリフォームしたはいいけど、その後すぐに、また再リフォームが必要なんてこともあり、かえって費用や価格が高くなることもありますので、よく、リフォーム業者に相談するようにしてください。

 

部分補修工事にして、一時的な出費を抑えるのか(メンテナンスを頻繁に行う必要はありますが)、葺き替え工事にするのか、その判断をする際に、専門のリフォーム会社に、よ~く相談することが重要です。

 

そういったことを、総合的に検討し、判断できる業者に依頼することが屋根リフォームを成功させるポイントです。

 

 

■屋根全体のリフォーム工事:

 

屋根全体のリフォーム工事は、大きく(1)屋根塗装工事(2)屋根重ね葺き工事(カバー工法)(3)屋根葺き替え工事の3つに分かれます。それぞれ、工事の特徴と費用や価格の相場について解説します。

 

 

 

 

 

(1)屋根塗装工事
屋根塗装工事は、屋根材の傷みが少ない場合にのみ行えます。屋根を洗浄し、その屋根材にあった塗料を選び、塗装する工事で、塗料の種類により費用や価格の相場が異なります。

 

 

リフォーム工事の内容 費用・価格の相場(あくまでも目安)

屋根塗装工事

25万円~40万円

 

※ 塗料の主要成分の違いにより費用や価格が異なりますので、塗料を安いものにすれば、その分費用や価格をおさえることが可能です。

 

※ 耐用年数が、塗料によりかなり異なり、例えば、金額が安いアクリルは、耐久年数が3年未満と短く、金額の高い無機、光触媒は、約10年から15年と長いです。
安い塗料を使う場合、耐久年数が短いので、何度も屋根を塗り直す必要があり、かえって工事費用が高くなる場合もあるので、注意が必要です。

 

※ 屋根塗装工事は、工期が比較的短く2週間程度なので、この点からも費用や価格をおさえることが可能です。

 

※ 下地の屋根材の傷みがひどい場合は、この屋根塗装の工事はできませんので、注意が必要です。

 

 

 

 

 

(2)屋根重ね葺き工事(カバー工法)
重ね葺き工事(カバー工法)とは、その名の通り、現在の屋根はそのままで、その上に、新しい屋根材を被せる(カバーする)工事です。

 

リフォーム工事の内容 費用・価格の相場(あくまでも目安)

屋根重ね葺き工事(カバー工法)

50万円~120万円

 

※ 既存の屋根を、そのままにしておくので、解体費用、廃材処理費がかかりませんので、(3)の葺き替え工事より出費をおさえることが可能です。

 

※ また、工期も比較的短く済むので、その分、職人の人件費もおさえることができ、費用や価格を安く済ませるには、この屋根重ね葺き工事(カバー工法)は優れています。

 

※ 全ての屋根材に、この工法、カバー方式を適用できるわけではありませんが、スレート、金属屋根、アスファルトシングルなどは可能です。

 

 

 

 

 

(3)屋根葺き替え工事
単に屋根の表部分だけを補修する工事ではなく、既存の屋根材を完全に取り外し、新しい屋根材を設置する工事であり、全面的に屋根を一新するリフォーム工事です。
これを、「全面屋根葺き替え工事」といいます。
それに対し、屋根の形状や状態によっては、全面的な工事ではなく、痛みの激しい屋根だけ、部分的に済ませる工事、「一部屋根葺き替え工事」という工法もあります。

 

リフォーム工事の内容 費用・価格の相場(あくまでも目安)

屋根葺き替え工事

70万円から140万円

 

※ 屋根全体のリフォーム工事の中では、既存の屋根材の解体費、廃材処理費が発生するため、一番費用が高いです。

 

確かに、屋根葺き替え工事の費用、価格は高いですが・・結果的に家にかかるトータルコストを安く抑えられ場合もあるので、注意が必要です。
例えば、古い屋根材はメンテナンスのサイクルが年々短くなり、何度も補修して塗り直してと、毎年のようにリフォーム費用がかかり、葺き替え工事より、かえって高くなる場合もあります。

 

※ 葺き替え工事は、屋根だけではなくその下にある防水シートも交換するため、屋根材を長く保つことができます。雨漏り対策としても効果的です。

 

※ 屋根を一新するリフォーム工事の際に、重い屋根材から軽量かつ丈夫なものに替えることで耐震性を上げることが可能です。

 

 

屋根の部分補修工事:

 

屋根の部分補修工事は、いくつかありますので、順番に解説します。

 

 

(1)漆喰補修工事

 

漆喰は、瓦の接着や目地の補給、壁の上塗りなどに使われる建材で、日本瓦に使用します。
漆喰が劣化することで瓦の固定性が弱まり、瓦のずれ、割れ・欠けが発生した時に補修工事が必要となります。

 

リフォーム工事の内容 費用・価格の相場(あくまでも目安)
漆喰補修工事 30万円~80万円(足場代含む)

 

 

 

 

(2)瓦屋根補修工事

 

傷んだ瓦屋根を交換し、補修する工事です。
瓦屋根の劣化により、雨漏りが発生した場合、補修工事が必要になります。

 

リフォーム工事の内容 費用・価格の相場
瓦屋根補修工事 30万円~80万円(足場代を含む)

 

 

 

 

 

(3)コーキング補修工事

 

コーキングの劣化を補修する工事で、ゴムのような収縮性のあるパテで雨漏り箇所などを防ぐ工事です。

 

リフォーム工事の内容 費用・価格の相場(あくまでも目安)
コーキング補修工事(打ち替え) 900~1,500円/m
コーキング補修工事(打ち増し) 500~1,000円/m

 

※ 打ち替え:既存のコーキングを撤去し新しいコーキングを補給する方法。
※ 打ち増し:既存のコーキングの上に新しいシーリングを足す方法。

 

 

 

 

 

(4)棟板金交換工事

 

棟板金を固定している貫板の腐食や劣化のため、棟板金が浮きがったりしている場合、補修します。

 

リフォーム工事の内容 費用・価格の相場(あくまでも目安)
棟板金交換工事 30万円~100万円(足場代含む)

 

 

 

 

 

(5)雨樋(あまどい)工事

 

雨樋に隙間やひびがある場合、補修工事が必要となります。雨樋が劣化していると、雨が軒や外壁を伝うことになり、外壁汚れの原因になります。

 

リフォーム工事の内容 費用・価格の相場(あくまでも目安)
雨樋(あまどい)工事 3,000円~/m(雨樋材料費含む)

 

 

 

 

リフォームで使う屋根材

 

 

上の写真にある通り、屋根は、 左から順に、(1)スレート瓦(2)陶器瓦【日本瓦】(3)トタン屋根【主流は、ガルバリウム鋼板】の3種類あります。

 

 

屋根材は、材質により、費用、耐久年数、メリット、デメリット、それぞれ異なります。
単なる費用だけでなく、様々なことを考慮したうえで、適切なアドバイスがもらえる業者にお願いすることが、成功ポイントです。

 

 

(1)スレート瓦
新築の戸建住宅で最も使われている屋根材で、比較的施工が容易です。

 

屋根材

費用・価格の相場
(材料費・施工費/㎡)

耐久年数 メリット
スレート瓦 5,000円~7,000円 20年~25年 他の屋根材に比べ費用が安い

 

※ スレート瓦は、着色が落ちやすいため、10年に1度程度の塗装が必要であり、厚みが薄い(約5ミリ程度)ため、割れやすく、耐久性が低いです。

 

 

 

 

 

(2)日本瓦
昔ながらの木造戸建て住宅で使われている屋根瓦であり、リフォームは、瓦屋根専門の業者が施工する必要があります。

 

屋根材

費用・価格の相場
(材料費・施工費/㎡)

耐久年数 メリット
日本瓦 8,000円~10,000円 50年~100年以上 防水性、耐久性に優れている

 

※ 葺き替え工事を行う場合に、費用が高くなります。

 

 

 

 

 

(3)ガルバリウム鋼板
トタン屋根は「金属板」にあたるトタンと「棒」にあたる垂木(たるき)と呼ばれる木材を組み合わせて葺かれた屋根であり、板金工事の業者が施工します。
現在は、耐久性の低い、トタン製の瓦棒屋根ではなく、ガルバリウム鋼板製の瓦棒屋根が主流になっています。

 

屋根材

費用・価格の相場
(材料費・施工費/㎡)

耐久年数 メリット
ガリバリウム鋼板 6,000円~8,000円 15年~20年 さびにくく、耐久性にも優れている

 

※ 衝撃に弱く、すぐに凹むことがあります。

屋根リフォームを相場に基づく適正な価格、費用で依頼する!その成功ポイントとは?

 

ここまでで、屋根のリフォームの見積もり費用、価格の金額が、どのように決まるのか、その仕組みがご理解いただけたと思います。

 

次に、その屋根のリフォームの見積もり費用や価格の金額が、そもそも妥当な金額なのか?

 

その見積もりの妥当性を検証する方法をお話します。

 

 

簡単には、以下の2つのステップを踏むだけで、見積もりの費用、価格の金額が妥当なのか、否かが確認できます。

 

■金額の妥当性を検証するには、まず、信頼できる複数の屋根のリフォーム業者から見積もりを取得し、それぞれを比較することで、そのリフォーム内容の相場を把握します。

 

■そして、その相場と比較し、見積もりの費用、価格の金額の妥当性を検証します。

 

ここで、注意すべき点があります。

 

見積もりを依頼する屋根のリフォーム業者は、誰でもいいというわけではないということです。

 

こちらが希望するリフォーム内容について、しっかり対応できるスキルがあり、信頼できるリフォーム業者であることです。

 

屋根のリフォームは、リフォーム工事の内容、屋根材の選定など・・複雑かつ難解です。

 

どの工事方法で、どの屋根材で 何をどう組み合わせれば、自分の希望に合ったリフォームにできるのか??

 

知識も豊富でスキルも高い、リフォーム業者から、適切な提案を受けたいですね。

 

 

そもそも、いい加減なリフォーム業者から、いくつも見積もりをとり、比較しても、何の意味もないので、よくご注意ください。

 

リフォームが成功するか否かは、全て、リフォーム工事を行う業者によりますので、業者の選定は、慎重に行いたいです。

 

やはり、当サイトでも何度も申し上げてますが、確実なのは、リフォーム比較サイト(リフォーム一括見積り比較)の利用が一番です。

 

 

 

 

屋根リフォームの成功ポイント:

 

(1)大前提として、まず、信頼できるリフォーム業者であること。
リフォームの一括も積もり可能な比較サイトを活用すれば、そこは確実にクリア!5比較サイト

 

(2)各リフォーム業者から、希望の屋根のリフォームが、いくらでできるのか「見積もり」をとります。

 

(3)各社の「見積もり」を比較することで、その屋根のリフォームが一般的にどれくらいの「費用」がかるのか、おおよその「相場」を把握します。

 

(5)その際に、当サイトで学んだ事を活用しながら、提示してきた見積もりをベースに、業者と交渉をします。

 

(6)その他、複数の見積もりをとり、比較することで、本当にそのリフォームの内容で問題ないのか、どんなリフォームが本来必要なのか・・いろいろなことがわかります。

 

 

 

こんなやり方では、おそらく損をしているはずです。

 

 

 

 

 

屋根リフォームの費用は、施工業者によって、驚くほど金額にひらきがあります。
いろいろあるリフォームの中で、特に外壁塗装と屋根塗装は、費用面でグレーな部分が多く、なぜここまで金額が異なるのか不思議です。
まずは、外壁にかかる費用の相場を知ることが重要です。
相場を知ることで、結果、できる限り費用を安く抑えることもできます。
見積もりをとることからスタートし、ぜひ、屋根塗装を成功させてください。

 

 

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著者情報:
村上悠
レリッシュプラン株式会社:代表

 

経営するRCマンション、平屋ガレージハウス等、複数の賃貸物件について、空室対策として何度もリフォームを行ったことがあります。
リフォームは、室内のクロス、床、天井といった小規模なものから、屋根や外壁をリフォームする大規模修繕の経験もあります。
また、自宅を三井ホームで建て、さらに賃貸物件の平屋ガレージハウスを建てる等、新築の家づくり経験もあります。
そういったリフォームや家づくり経験で得た気付き、知識等を、記事にしていきたいと思います。

 

リフォームや家づくり等に役立つであろうと、資格も取得しました。
賃貸業など不動産ビジネスに役立つであろうと、宅地建物取引士に2008年に合格。
また、家づくり、リフォームに色彩は重要ということで、2級カラーコーディネーター(商工会議所)の資格を2019年に取得。
さらに、以前サラリーマン時代に、国内旅行業務取扱管理者の資格も2016年に取得。

 

著者のプロフィール情報