村上悠です。
経営する賃貸物件について、空室時の各部屋のリフォーム、さらに大規模修繕を行ったことがあります。
リフォームに関しては、何度も行ったことがあり、かなり経験があります。
その経験をベースに記事を書こうと思います。
今回は、マンションのベランダをリフォームされる際の注意点を解説をします。
↑ ↑
リフォーム費用をできる限り安くするにはこれが一番!
クリックしてみてください。
「ベランダ・バルコニーのリーフォーム費用、価格の相場は、こちらをまずご覧ください。
マンションのベランダ部分は、リフォームをする事は可能です。
ただその場所の場合、マンションの規約などをよく確認しておく必要があります。
基本的には、現状復帰できるかどうかがポイントになります。
なお費用の目安は20万円から30万円です。
誤解されている事も多いですが、マンションのベランダは占有部分ではありません。
そもそも集合住宅には、占有と共有の箇所があります。
前者の占有部分とは、所有権は部屋の居住者に帰属するのです。
例えばマンションのエントランスは、占有部分ではありません。
多くの方々が出入りするスペースですし、誰か1人がそのエリアを所有している訳ではないのです。
多くの住民が共有しているスペースになります。
ですからマンション住民が共同で利用できる中庭や廊下も、共有部分になるのです。
一方、マイホームとして買った部屋の場合は、その限りではありません。
その部屋に住んでいる人物に、部屋の占有スペースの所有権があるのです。
ところでベランダは、占有部分に見える事もあります。
多くの住民が共同利用しているようには見えないでしょう。
しかし、実はベランダも共同部分なのです。
集合住宅のベランダは、いざという時は避難経路になる可能性があります。
多くの住民が避難する可能性もありますし、実はベランダにはあまり多くの物を置いてはいけないルールになっているのです。
↑ ↑
リフォーム費用をできる限り安くするにはこれが一番!
クリックしてみてください。
ですからベランダ部分の場合、基本的にはマンションの管理会社に無断で工事を行わない方が無難です。
専有部分に無断で工事を行ってしまうと、管理会社に対する心証はあまり良くありませんし、そもそもマンションの規約で禁じられている事があります。
ですからリフォーム工事を行って良いかどうかは、まず管理会社に確認する方が良いでしょう。
なおリフォーム工事が可能であるかどうかは、現状復帰の可否に左右されます。
復帰するのが著しく困難な工事ですと、基本的には難しいです。
例えばマンションのベランダの一部を取り外してしまうような工事です。
ベランダの手すりなどを取り外す工事は、もちろん望ましくありません。
手すりを撤去すると、現状復帰するのが難しくなるでしょう。
共有部分を撤去した事になってしまいますから、基本的には工事は困難です。
しかし簡単な工事なら、たいてい認められます。
例えばベランダにウッドデッキやタイルなどを設置する工事です。
一旦それを設置したとしても、後日になって撤去する事ができれば、共有部分に損害が生じる訳でもありません。
ですがタイルを設置する程度の簡単な工事でも、念の為にマンションの規約などを確認しておく方が無難です。
規約を細かく確認してみると、タイルの設置もお断りになっている事もあるからです。
なおマンションのベランダに対するリフォームは、基本的には2種類になります。
1つ目は、タイルです。
そもそもベランダ部分は、コンクリートがむき出しの状態になっているでしょう。
そのままの状態ですと、やや無機質な雰囲気があります。
やはり居住者からすると、ベランダの雰囲気も軽視できませんし、床一面をタイルにしたくなる事もあるのです。
実際床をタイルにするだけでも、だいぶ雰囲気は良くなる傾向があります。
とりわけベランダにプランターなどを置いている方々は、タイルのリフォームを検討していることが多いです。
ベランダでのガーデニングに興じている方も多いですが、床の雰囲気が変わるだけでも、ガーデニングもだいぶ楽しくなる傾向があります。
それとベランダの床面をウッドパネルにするリフォームもあります。
木材を床一面に敷き詰める訳です。
ウッドパネルには、雰囲気に魅力があります。
木材には何となく暖かみがあるので、検討している方も少なくありません。
少なくともベランダの床一面がコンクリートになっているよりも、ウッドパネルの方が暖かみがあるでしょう。
それと高級感もあります。
木材の自然な色合いによって、ベランダに高級感が生まれる事も珍しくありません。
それとウッドパネルには、温度に関するメリットもあるのです。
というのも夏の時期になると、マンションのベランダはかなり暑くなってしまう事があります。
ですがウッドパネルには、断熱効果があるのです。
床の温度が高まってしまうのを防ぐ事もできますし、部屋の中に暑い空気が入ってくるのを防ぐ事もできます。
エアコン代の節約も期待できるでしょう。
マンションのベランダに対するリフォーム料金ですが、基本的には30万円ぐらい見ておくと良いでしょう。
100万円以上になってしまうケースは、ほとんどありません。
例えばマンションの床一面を入れ張りにするのは、たいてい20万円前後になります。
その内訳ですが、タイルの材料費自体は15万円になる事が多いのです。
それを専門業者に設置してもらう費用は、5万円目安になります。
ウッドパネルを設置するのも、大体それぐらいの費用になります。
なおマンションのベランダの場合、DIYのリフォームが検討される事もあります。
マンションのベランダでしたら、DIYも可能です。
費用も、20万円未満に収まるケースも多いです。
ただしベランダの場合は、形状にも左右されます。
床が少々複雑な形状をしている時は、DIYの工事が難しい事も多いです。
状況が複雑な時は、基本的には専門業者に任せる方が良いでしょう。
なお工事の料金は、やはりリフォーム業者に左右される一面もあります。
ベランダの工事は、基本的には専門業者に任せる方が無難ですし、費用を支払って依頼している方も多いです。
ただ業者によって、その料金も異なります。
基本的には、各業者から見積書を提示してもらう方が良いでしょう。
やはり見積書は、リフォームの各業者を比べる有効な手段になります。
なお見積書を見比べる時は、合計金額だけを見るのではなく、材料費などの内訳も確認する方が良いでしょう。
基本的には、内訳の内容が詳細に明記されている業者がおすすめです。
そして、分かりやすい見積書を提示してくれる業者を選ぶと良いでしょう。
当サイトでご紹介するリフォーム見積もり比較サイトを活用されるといいです。
↑ クリックしてみてください ↑
実際に使ってみましたが、よかったです。ベランダやバルコニーのリフォームを得意とするところに依頼したいですよね。しかし・・どこにしていいのか迷うと思います。あなたもリフォームに不安や悩みがあるなら、きっと満足するはずです。
著者情報:
村上悠
レリッシュプラン株式会社:代表
経営するRCマンション、平屋ガレージハウス等、複数の賃貸物件について、空室対策として何度もリフォームを行ったことがあります。
リフォームは、室内のクロス、床、天井といった小規模なものから、屋根や外壁をリフォームする大規模修繕の経験もあります。
また、自宅を三井ホームで建て、さらに賃貸物件の平屋ガレージハウスを建てる等、新築の家づくり経験もあります。
そういったリフォームや家づくり経験で得た気付き、知識等を、記事にしていきたいと思います。
リフォームや家づくり等に役立つであろうと、資格も取得しました。
賃貸業など不動産ビジネスに役立つであろうと、宅地建物取引士に2008年に合格。
また、家づくり、リフォームに色彩は重要ということで、2級カラーコーディネーター(商工会議所)の資格を2019年に取得。
さらに、以前サラリーマン時代に、国内旅行業務取扱管理者の資格も2016年に取得。