出典:タマホーム
村上悠です。
自宅を三井ホームで、賃貸の平屋のガレージハウスを工務店で建てた経験があります。
もともと家づくりが好きで、かなり研究もしました。
こういった実際の経験をベースに記事を書こうと思います。
この記事を読まれているということは・・
あなたは、どのハウスメーカーで家を建てるか迷われていて、タマホームを候補の一つと考えていいのか、タマホームの評判や口コミが気になるのでは?
この記事は、タマホームの家の購入を検討される際の、その判断材料となるはずです。
■まず、評判、口コミを徹底調査をし、実際にここで家を購入された方々の満足度を探りたいと思います。
■さらに、タマホームに関する最新トピック・ニュース、会社の特徴・営業スタイル、さらに売れ筋人気商品、その坪単価についても取り上げます。
■これまでに、私は2度の新築(自宅と賃貸物件)の経験があるのですが、最後に、新築経験者として、私なりにタマホームの評判、口コミを分析したいと思います。
今回の記事が、タマホームの家を購入すべきか否かの判断材料になると嬉しいです。
ぜひ、最後までお読みいただき、あなたに合った適切なハウスメーカーを選び、新築を成功させてください。
タマホームのトピックを一つ、ご紹介します。
それは、タマホームが発表している事業計画「タマステップ2021」です。
「タマステップ2021」は、2021年5月期を事業計画最終期とする3ヵ年経営計画で、要するに、2021年に向け、タマホームがどこを目指すのかが、よくわかります。
■今後、人口・世帯数の減少で住宅市場が縮小傾向にあり、空き家も増え続け、ハウスメーカーにとって、今後ますます厳しくなっていくことは確実。
■そんな厳しい状況でも、タマホームは、耐震性、耐久性に優れた低価格の新築住宅を開発・販売することで、各都道府県のシェアNO.1、注文住宅着工棟数でもNO.1を目指す。
この事業計画を読み、タマホームの自分らの住宅商品に対する自信が、すごく感じられます。
世界最大級の耐震実験施設「E-ディフェンス」で何度も耐震実験を行い、既に震度7にも耐えられる住宅であることを実証したともあり、その実験風景も紹介されていました。
このように住宅の品質向上にも力を入れ、こういった素晴らしい品質の住宅商品を安く販売するとも言っており、注文住宅に対するタマホームの意気込み、力の入れようを、ひしひしと感じました。
今後も、タマホームに期待できそうです。
タマホームの注文住宅に対する方針(まとめ):
タマホームの住宅商品を検討される際の一つの判断材料として、「タマホーム2021」を今回ご紹介しました。
いかがでしたでしょうか。
タマホームの特徴と営業スタイルをまとめると、次の3点です。
それぞれについて解説します。
ローコスト住宅と言えば、まず名前があがるのが、タマホームです。
タマホームは、ローコスト住宅のリーディングカンパニーです。
先程ご紹介した「タマステップ2021」でも、低価格戦略を前面に出しています。
こちらのタマホームの平屋をご紹介する記事ですが、タマホームの衝撃的な坪単価、そのカラクリについて取り上げています。→タマホーム平屋
「ローコスト住宅=品質の悪い住宅」と思われる方も多いと思いますが・・タマホームの場合、それは大きな誤解です。
むしろ、他の大手ハウスメーカーの標準仕様より、高品質かもしれません。
先程の「タマステップ2021」でもお話しましたが、耐震性、耐久性にはかなり力を入れ、商品開発をしています。
良質な国産材にこだわったり、長く安心して住める家を目指しており、高品質な住宅を提供しています。
タマホームの営業スタイルは、かなり変わっています。
まず、展示場に来られたお客に対し、その場で商品の説明をし、そこで家族構成・資金・希望する間取りなどのヒアリングを行います。
いわゆる反響営業です。
ここまでは、他のハウスメーカーも同じですが、大きく異なるのは、タマホームの場合、間取り作成を設計部門が行わず、営業が行います。
一人の営業マンが、お客と話し合いながら、間取りを決めていきます。
営業担当が作成した間取りを、正式な図面にしたり、建築基準法やタマホーム独自の設計原則に問題ないかのチェックは、設計部門が行います。
打ち合わせの回数も、かなり少なく、5回程度で全て終わる場合が多く、他のハウスメーカーとは異なります。
さらに、打ち合わせには、営業マン一人が参加し、設計、インテリアコーディネーター等は一切参加しません。
家づくりを、効率良く、サクサク進める感じです。
この効率の良さも、タマホームの低価格の要因の一つのように思います。
この営業スタイルを心配される方も多いですが・・
私は、この進め方は好きですね。
三井ホームの場合は、打ち合わせ回数は20回は超えていたと思いますし、毎回、営業担当だけでなく、設計士、インテリアコーディネーターも参加することが多かったです。
すごく安心感もありましたが・・最後の方では、正直、かなり疲弊したのも事実です。
ここは、三井ホームの評判、口コミの記事で詳細にご紹介します。
タマホームの人気売れ筋住宅を3つご紹介します。
左から「大安心の家」、「大安心の家 PREMIUM」、「木麗な家」です。
「大安心の家」は、タマホームができた当初から売られている住宅商品で、タマホームのベストセラー商品です。
無駄なコストを削減し、住宅の品質向上に力を入れた商品で、若い世代の方々にも人気があります。
「大安心の家」は、オール電化住宅が基本で、長期優良住宅に標準仕様で対応していおり、高品質の自由設計の家です。
「大安心の家」より、価格は少し高めになります。
外観の材質やサッシ等をより高品質なものにすることで、大安心の家より重厚感や高級感のある商品に仕上げっています。
ワンランク上のライフスタイルを実現できる、自由設計の家です。
こちらも標準仕様で長期優良住宅に対応しています。
ちなみに、長期優良住宅の認定を受けると、所得税、不動産取得税、固定資産税など様々な税制の優遇を受けることが可能です。
「木麗な家」は、「大安心の家より、低価格の住宅商品です。
こちらは、低価格住宅ではありますが、自由設計です。
ただし、長期優良住宅には対応しておりません。
タマホームの平均的な坪単価は、約40万円です。
ローコスト住宅を前面にだしているだけあって、かなり安いです。
ただし、ここで注意すべき点があります。
タマホームの坪単価は、以下の記事でも解説しましたが、「延床面積」ではなく「施工床面積」をベースに算出しています。
そのため、若干、通常の坪単価よりも安い金額になります。
こちらのタマホームの平屋をご紹介する記事ですが、タマホームの衝撃的な坪単価、そのカラクリについて取り上げています。→タマホーム平屋
ちなみに、タマホームの坪単価は、「延床面積」で算出したとしても、やはり他のハウスメーカーに比べて、かなり安いです。
その要因の一つは、効率化されたタマホーム独自の営業スタイルですが、他にもいくつかローコスト住宅を実現した要因があります。
その詳細は、タマホームの坪単価を特集した記事で、解説したいと思います。
最近、タマホームで「大安心の家」を建てました。
営業担当が若くて、打合せもいつもその方一人なので
大丈夫なのか、正直、かなり不安でした。
担当の営業マンは、一生懸命やってくれました。
ただ・・こちらの質問に、その場で回答できないこともあって、
頼りないとう印象ですが、今の家には満足してます。
タマホームの担当は、若すぎます。
ずっと不安でしたね。
ただ、一生懸命に対応してくれたのは、よかったです。
6か月前にタマホームで家を建てました。
細かい所を上げれば、不満も多々ありますが、
生活する分には十分満足しています。
はじめ、どこのハウスメーカーにするか迷いました。
かなり時間をかけて比較検討し、
タマホームに決めたのですが、
今は、内容、品質、価格の面でも、大変満足しています。
タマホームの家は、外観のデザインは、
結構、普通というか、地味な感じですが、
むしろ、いつまでも飽きない感じがして、
気に入ってます。
室内の感じは、過ごしやすくいいです。
外観、デザインは、普通ですが、
特に不満はないです。
タマホームのアフターサービスは、
あまり期待しない方がいいです。
連絡も遅いし、人が足りないって感じですね。
今の家には満足してますし、
アフターフォローも普通で、不満はないです。
もう少し対応が早いといいですが。
自分の住みよい家を出来るだけ低い予算の
範囲内で建てたい!って思いの上に
上がっててくるメーカーだと思います。
タマホームの打合せは、ビックリするほど
簡単で、担当も二人だけ。
経費をギリギリまで、抑えた結果が
ここまで安くできたと。
価格には、不満はないです。
質の良い家を、できる限りコストをかけずに建てたい方には、タマホームはおすすめです。
価格に関する評判や口コミでも、皆さん、安い費用で家を建てられたと満足されています。
他にもローコスト住宅を扱うハウスメーカーはありますが、タマホームも、候補の1社として検討する価値は大きいと思います。
ただし・・外観のデザインや、室内にもっとこだわり、おしゃれにしたいとか、普通レベルに満足できない方には、不向きかもしれません。
評判・口コミにもある通り、タマホームの家は品質面で問題はないのですが、デザインとか、こだわりは、あまり感じられない家です。
ある程度費用をかけてもいいので、もうワンランク上の家が欲しいという方は、他のハウスメーカーを選ばれた方がいいです。
なお、タマホームの営業担当に対する評判・口コミですが、若すぎるとか、知識不足だとか・・少し不安に感じている方が多いです。
少しでも商品価格を下げるために、コストを削減を徹底しているため、1人1人の営業担当の負担が大きいことが原因かもしれません。
ちなみに、「オリコンハウスメーカー 注文住宅のランキング2019年版 オリコン顧客満足度」で、タマホームは、調査企業48社の中で、総合24位という結果でした。
できり限り安い費用で、普通に品質の良い(特別なこだわりはない)家を建てたい方には、多少、対応が遅いとか不満はあると思いますが、タマホームを検討する意味はあります。
注文住宅を新築される際には、1社に限定することなく、各ハウスメーカーを徹底比較することをおすすめします。
その比較の数は、多ければ多い程、より満足度の高い家づくりができます。
↑ ↑
こちらをクリック!!
著者情報:
村上悠
レリッシュプラン株式会社:代表
経営するRCマンション、平屋ガレージハウス等、複数の賃貸物件について、空室対策として何度もリフォームを行ったことがあります。
リフォームは、室内のクロス、床、天井といった小規模なものから、屋根や外壁をリフォームする大規模修繕の経験もあります。
また、自宅を三井ホームで建て、さらに賃貸物件の平屋ガレージハウスを建てる等、新築の家づくり経験もあります。
そういったリフォームや家づくり経験で得た気付き、知識等を、記事にしていきたいと思います。
リフォームや家づくり等に役立つであろうと、資格も取得しました。
賃貸業など不動産ビジネスに役立つであろうと、宅地建物取引士に2008年に合格。
また、家づくり、リフォームに色彩は重要ということで、2級カラーコーディネーター(商工会議所)の資格を2019年に取得。
さらに、以前サラリーマン時代に、国内旅行業務取扱管理者の資格も2016年に取得。