村上悠です。
自宅以外に、平屋のガレージハウス(賃貸)を建てた経験があります。
もともと平屋が好きで、この家を建てる際には、かなり平屋について研究もしました。
その経験をベースに記事を書こうと思います。
この平屋の間取り図の記事を読まれているあなたは・・
平屋をこれから建てる計画があり、その間取りをどうすればいいのか検討されているのでは?
住みやすく快適な理想の住まい、平屋の間取り図を知りたいのではないでしょうか?
この記事は、平屋の間取り図について、その見方、考え方を徹底的に解説していきます。
理想の平屋を建てるには、オーナーの立場で、そこでの暮らしをイメージしながら間取り図を確認することが重要です。
まず、間取り図のチェックすべき12項目について解説します。
その後、具体的な平屋の間取り図の事例をもとに、何をイメージし、シュミレーションをすればいいのかを、お話します。
そして最後に、理想の平屋の間取り図をプロに依頼するには、何に注意したらいいのかを解説します。
この記事は、理想の住まい、平屋にするために、どのような間取り図にすればいいのか、重要なポイントを徹底的に解説しました。
これから建てられる平屋を、より快適で暮らしやすいものにするために、ぜひ、今回の記事を最後までお読みいただき、重要なポイントを修得し、理想の平屋を建ててください。
こちらの平屋の間取り図を見て、あなたは、何を想像されましたでしょうか?
おそらく、この家で自分はどう暮らすのか、自分の部屋はどこか・・などなど。
ぜひ、どう家族と暮らすのか、家族一人一人の生活スタイルに合わせて、間取り図を考えてみてください。
この作業を、楽しみながら、家族皆さんでやることを、おすすめします。
間取り図を囲み、ワイワイガヤガヤ・・とにかく、一度お試しください。
今回の記事は、あなたの理想の平屋を建てるのに、きっと役に立つと思います。
最後まで、おつきあい、よろしくお願いします。
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以上、平屋の間取り図のチェックすべき12の項目についてお話しました。
次は、平屋の間取り図の具体的な3つの事例をみながら、そこでの暮らしをイメージ、シュミレーションする重要性について解説します。
特に、家族構成に応じた生活動線をみていきます。
■家事動線はどうか?
■家族のコミュニケーション、子供とのコミュニケーションがとりやすい動線か?
出典:住友林業の家
こちらの平屋の間取り図は、30坪クラスの4LDKの間取りです。
仮に家族構成が、夫婦と子供2人の家族四人と仮定して、間取り図をみていきたいと思います。
LDKの南面には大きなデッキがあり、そこに向けた開口部から、外の風、光を室内に取り込むこめ、陽当たり、明るさ、風通しは問題ない間取りです。
ここでの家族の生活動線をみていきます。
ちなみに、子供部屋は2つありますが、子供が小さい時は、1つの部屋にしておいて、子供の成長とともに2つに分けてもいいかもしれません。
■家事動線はどうか?
キッチンからリビングダイニングを見渡せ、すぐ横には勝手口もあります。
また、キッチンの近くには、浴室、洗面、洗濯する場所、トイレといった水回りがあり、料理をしながら洗濯等行うこともでき、家事動線はいいです。
さらに、キッチンからウォークインクローゼットも近く、乾いた洗濯物をすぐにしまうことができます。
家事を効率よく、ストレスフリーで行える家事動線がいい間取り図です。
■家族のコミュニケーション、子供とのコミュニケーションがとりやすい動線か?
陽当たり良く、明るく、風通しの良いLDKであるため、そこで過ごす時に、家族のコミュニケーションも増えると思われます。
子供部屋へはLDKから入る間取りになっているので、自然と子供とのコミュニケーションもとれると思います。
中学高校の微妙な時期のお子さんでも、問題ないと思われます。
常に家族の気配を感じることができる、温かみのある間取り図です。
出典:ミサワホーム
こちらの平屋の間取り図は、25坪クラスの3LDKの間取りです。
仮に家族構成が、夫婦と子供一人の家族三人と仮定して、間取り図をみていきたいと思います。
LDKの南面には軒下の屋根のあるウッドデッキがあり、そこに向けた開口部から、外の風、光を室内に取り込むこめる間取りです。
ここでの家族の生活動線をみていきます。
■家事動線はどうか?
キッチンからリビングダイニングを見渡せ、家族の様子を知ることができます。
また、キッチンの比較的近くには、浴室、洗面、洗濯する場所、トイレといった水回りが集中しています。
料理をしながら他の家事も行うこともでき、家事動線はいいです。
家事を効率よく行える家事動線がいい間取り図です。
■家族のコミュニケーション、子供とのコミュニケーションがとりやすい動線か?
LDKが快適であるため、そこで過ごす時間が長くなり、結果、家族、子供とのコミュニケーションも増えると思われます。
また、LDKの前面にある軒下の大きなウッドデッキは、天候に左右されず快適に過ごせるアウトドアリビングです。
そこで過ごす時間も、家族のコミュニケーションが、より円滑になるはずです。
常に家族の気配を感じることができる間取り図です。
出典:ミサワホーム
こちらの平屋の間取り図は、25坪クラスの2LDKの間取りです。
仮に家族構成が、夫婦お二人と仮定して、間取り図をみていきたいと思います。
LDKの南面には軒下の屋根のあるウッドデッキがあり、そこから、外の風、光を室内に取り込むこめる間取りです。
ここでの家族の生活動線をみていきます。
■家事動線はどうか?
キッチンからリビングダイニングを見渡せます。
また、キッチンのすぐ近くには、浴室、洗面、洗濯する場所、トイレといった水回りがあります。
さらにキッチンから玄関への動線もいいです。
料理をしながら他の家事も行うこともでき、家事を効率よく行える家事動線がいい間取り図です。
■家族のコミュニケーション、子供とのコミュニケーションがとりやすい動線か?
快適な空間のLDKで過ごす時間が長くなり、結果、家族、夫婦のコミュニケーションも増えます。
また、LDKの前面にある軒下の大きなウッドデッキは、屋根があることで、天候に左右されず快適に過ごせます。
ここでの快適な時間も、夫婦のコミュニケーションにはプラス効果があるはずです。
家族の、ご夫婦のコミュニケーションがとりやすい間取り図です。
以上3つの間取り図の事例をご紹介しましたが、どの間取りも、様々な目的で使える和室があります。
それも、6畳~8畳と充分広く、収納も充分ありますので、年老いた親と一緒に住むことも可能です。
ちなみに、2つ目、3つ目の間取り図の事例では、和室からトイレと浴室もすぐ近くなので、生活しやすいです。
当然ですが、平屋なので階段はなく、足腰の弱った年寄りには生活が安全かつ楽です。
これまで解説してきた点をクリアできれば、結果、あなたは、ご自分が理想とする平屋の間取り図を、イメージ(作成)できると思います。
そして、その間取り図のイメージを、うまく相手に伝えることができれば、確実に、理想の平屋の間取り図を作成してもらえるはずです。
ここでは、その際に何に注意すべきか、ポイントを解説します。
間取り図は、おおざっぱな内容で全く問題ありません。
設計をする方に、あなたが理想とするイメージが伝わればいいのです。
先程の間取り図作成より、正直、こちらの要望のリスト化の方が、はるかに重要です。
どのような平屋の家にしたいのか、できるだけ具体的に要望を書き出しリストにします。
この要望の書き出しは、あなたの理想とするイメージを、設計者に伝えるベストな方法です。
例えば、「風通しのいい、明るく、快適なリビングにしたい」という漠然としたことではなく、「リビングの前面に広いウッドデッキが欲しい」とか、「リビングの天井を高くし、開放的な空間にしたい」とか。
できるだけ、そこでの暮らし、生活をイメージできるような要望のかき出しをしてください。
家族全員で話し合い、それぞれの希望を、書きだしましょう。
この家に対する要望の書き出し、リスト化において、一つ重要なポイントがあります。
全ての要望を叶えることは、費用、広さなど様々な問題により、まず無理だということです。
どの要望が重要なのか、優先順位をつける必要があります。
どの要望を最優先するのか、この要望はあきらめてもいいとか、優先順位をつけます。
ここまで行えば、後は、プロの設計士が、間取り図を作成してもらえるはずです。
今回は平屋の間取り図について、その見方、考え方を解説しました。
理想の平屋を建てるには、どのように間取り図をチェックすればいいのか、おわかりいただけましたでしょうか。
この間取り図のチェックすべき12項目は、理想の平屋を建てるのに、極めて重要です。
今一度お読みいただき、ぜひ、あなたの理想の平屋を建ててください。
今回の記事が、あなたの理想の平屋を建てるのに、役に立てば幸いです
最後まで、おつきあいいただき、ありがとうございました。
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著者情報:
村上悠
レリッシュプラン株式会社:代表
経営するRCマンション、平屋ガレージハウス等、複数の賃貸物件について、空室対策として何度もリフォームを行ったことがあります。
リフォームは、室内のクロス、床、天井といった小規模なものから、屋根や外壁をリフォームする大規模修繕の経験もあります。
また、自宅を三井ホームで建て、さらに賃貸物件の平屋ガレージハウスを建てる等、新築の家づくり経験もあります。
そういったリフォームや家づくり経験で得た気付き、知識等を、記事にしていきたいと思います。
リフォームや家づくり等に役立つであろうと、資格も取得しました。
賃貸業など不動産ビジネスに役立つであろうと、宅地建物取引士に2008年に合格。
また、家づくり、リフォームに色彩は重要ということで、2級カラーコーディネーター(商工会議所)の資格を2019年に取得。
さらに、以前サラリーマン時代に、国内旅行業務取扱管理者の資格も2016年に取得。