簡易水洗トイレで汲み取り式トイレとぼっとん便所をリフォーム!その費用は?

簡易水洗トイレで汲み取り式トイレとぼっとん便所をリフォーム!その費用は?

 

簡易水洗トイレで汲み取り式トイレとぼっとん便所をリフォーム!その費用は?

2019/03/15

 

 

 

 

村上悠です。
経営する複数の賃貸物件について空室時の各部屋のリフォーム、さらに大規模修繕を行ったことがあり、リフォーム経験はかなりあります。
その経験をベースに記事を書こうと思います。

 

今回は、簡易水洗トイレについて解説します。


 

都市部では、下水整備に伴い、ほとんどが水洗トイレで、汲み取り式トイレ、ぼっとん便所は、ほとんど見られません。
しかし・・まだ下水管の整備が整っていない地方の田舎では、この汲取り式トイレ、ぼっとん便所が、結構、あります。

 

そんな汲み取り式トイレやぼっとん便所を、何とかリフォームしたい、状況を改善したいと悩みを抱えている方が多くいます。
しかし・・完全な水洗トイレにリフォームをするには、かなりの費用がかかり、無理。。
そんな方に、おすすめなのが、今回ご紹介する簡易水洗トイレです。

 

リフォームにかかる費用は3分の1以下で、見た目と機能面では、通常の水洗トイレとほぼ同じです。
ぜひ、この簡易水洗トイレのリフォームを検討されては、いかがでしょうか。

 

 

↑  ↑

リフォーム費用をできる限り安くするにはこれが一番!

クリックしてみてください。

 

 

 

簡易水洗トイレとは何か?汲み取り式トイレ・ぼっとん便所、水洗トイレとの違いは?メリットは?

 

 

そもそも、簡易水洗トイレと水洗トイレの違い、さらには、汲み取り式トイレ・ぼっとん便所との違いをご存知でしょうか?

 

ここで、汲み取り式トイレ・ぼっとん便所、簡易水洗トイレ、水洗トイレの違いを整理したいと思います。

 

比較項目 汲み取り式トイレ・ぼっとん便所 簡易水洗トイレ 通常の水洗トレイ
汲み取りは? 必要 必要 不要
下水代は? 不要 不要 必要
見た目・実用的機能 悪い 良い 良い

 

この比較表から、2つのことがわかります。

 

■1つ目は、簡易式水洗トイレは、汲み取りが必要で、下水代が不要ということです。
つまり、汲み取り式トイレ、ぼっとん便所と同じ仕組みだということです。
トイレの構造としては、排泄物を便槽に貯めておき、定期的にバキュームカーで汲み取るなどの対応が必要です。

 

■2つ目は、見た目と機能では、簡易水洗トイレは、限りなく、水洗トイレと同じだということです。
少量の水を使用して、排泄物を便槽に流し込むという点では、水洗式トイレと同じ構造です。

 

 

 

※ご注意!
トイレの仕組みそのものも変更するとなると、大規模な工事(例えば浄化槽の設置とか)を必要とし、費用も高額になります。
簡易水洗トイレは、下水道も浄化槽も不要なため、初期投資や維持コストがかかりません。
従来の汲み取り式の仕組み(用を成した時に、排泄物が便槽に落ちていくタイプ)をそのまま使いますが、簡易水洗トイレは、実用面、衛生面では、限りなく水洗トイレと同じということです。

 

 

ここで、簡易水洗トイレのメリットを確認しておきます。
簡易水洗トイレは、汲み取り式トイレ、ぼっとんトイレより、はるかに衛生的で、臭いもありません。
使用後の流水による洗浄ができるため衛生面で優れており、便器と便槽を密閉して分離しているため臭いはなく清潔なわけです。

 

見た感じ、使用した感じは、水洗トイレと同じで、中には、温水洗浄便座(ウォシュレット等)、自動開閉の機能のついたものもあります。

 

当然、汲み取り式トイレ、ぼっとんトイレのように、しゃがみこむ必要もなく、足腰への負担もなく、快適に使えます。

このように、簡易水洗トイレにはメリットが多く、汲み取り式トイレ、ぼっとんトイレの悩み、問題点を、ほぼ全て解決してくれます。

 

さらに、この簡易水洗トイレは、水洗トイレに比べると水洗のための水の量が少なく済むので、水道代金が安いというメリットがあります。
簡易水洗トイレは、排泄物を流す際の水の使用量は500ml程度と水洗式の1/5~1/15以下の量と少ないです。

 

なお、簡易水洗トイレのデメリットですが・・
簡易水洗トイレは、水洗のための水を使うので、その分、汲み取るべきものが増えます。
結果、汲み取りの回数が、これまでよりも増えるというデメリットがあります。

簡易水洗トイレのリフォーム工事の費用は?できる限り安くするには?

 

 

汲み取り式トイレ、ぼっとん便所を、簡易水洗トイレにリフォームする費用は、安くて約15~20万円、平均的な相場は、約40~60万円になります。

 

この費用も決して安くはないのですが、水洗トイレにする場合の80~200万円に比べると、やはり、かなり安い金額です。

 

 

ちなみに、なぜ、水洗トイレにリフォームする場合、ここまで費用が高額になるのか、その理由を簡単に説明しておきます。

 

まず、便槽を撤去して浄化槽を設置、浄化槽や下水への配管、それに伴う電気工事・・水洗に変えるために工事を行います。
さらに、新しい便器への交換、トイレの内装を工事する必要もあり、結構な大規模なリフォーム工事になります。
汲み取り式を水洗トイレにリフォームするには、全ての設備を交換することになるので、費用も80~200万円とかなり高額になるわけです。

 

 

 

 

 

 

次に・・簡易水洗トイレの設置を、できるだけ安い費用で、そして、信頼できる業者に依頼をし、リフォームを成功させるには、どうしたらいいのでしょうか?

 

そのためには、まず、見積もりをとる必要があります。

 

リフォームの施工にかかる費用、価格、値段、相場・・を知るには・・
まず、リフォーム会社に見積もりを依頼する必要があります。

 

しかし・・このリフォームの見積もりについて、どう取るのか、どう比べるのか・・全くわからないという方がほとんです。

 

 

リフォームの不安、悩み【見積もりの取り方がわからない】

 

 

リフォームを行うのに、まず気になるのは、リフォームの費用、価格、相場・・お金がいくらかかるのか、どれくらい予算をみておけばいいのか。
その金額を知る方法は、たった1つ、リフォーム会社に見積もりを依頼するしかありません。

 

 

その見積もりの取り方、その見積もりをいくつ取ればいいのか、よくわかないという不安と悩みです。

 

なぜ、1社の見積もりではダメなのか?

適正な費用、価格がわからない
(中には高額な請求をしてくる業者もいるので要注意です)
→ 私は、あと少しで大損するところでした。(体験談)
業者が提案する施工内容が適正なのかわからない
リフォームプラン、アイディアが充分でない
(他のプラン、アイディアと比較することで、さらに満足度の高いものにすることができます)

 

そして・・複数の見積もりを比較検討することが重要です。

 

 

リフォームの悩み、不安【リフォーム業者を信頼できない】

 

 

リフォームに関係した事件、トラブルが本当に多いです。
高齢者をだまし、必要のない屋根のリフォームを行おうとした詐欺事件もありました。
→ 参考)リフォームの詐欺事件
また、こちらが何も専門知識、リフォーム経験がないことにつけこみ、手抜き工事を行ったり、相場より高い費用を請求してくることはないのかという、不安と悩みです。

 

リフォームの悩み、不安【手続が面倒だし時間がない】

 

 

複数の見積もりを取るのは、手続が面倒で、時間もかかるのではないかという不安や悩みです。
リフォームを行いたいが、しかし、毎日忙しいので、そこには、あまり時間をかけることができないという方が多いです。

 

これら全ての悩みや不安を解決するには、リフォーム比較サイトを活用し複数のリフォーム会社に見積もりを依頼するのがいいです。

 

 

 

リフォームの費用は、施工業者によって、驚くほど金額にひらきがあります。
まずは、工事費用の相場を知ることが重要です。
相場を知ることで、結果、できる限り費用を安く抑えることもできます。
見積もりをとることからスタートし、ぜひ、リフォームを成功させてください。

 

 

↑  ↑

リフォーム費用をできる限り安くするにはこれが一番!

クリックしてみてください。

 

簡易水洗トイレの設置工事をDIY、自作で可能か?

 

 

汲み取り式トイレ、ぼっとん便所を、簡易水洗トイレに、DIY、自作でリフォームすることが可能かを、解説します。

 

まず、簡易水洗トイレにするための工事の手順ですが、大きく4つになります。

 

(1)汲み取り式トイレ、ぼっとん便所の便器を撤去します。

 

トイレの床が木造の場合は、便器が上からはめ込んであるだけなので、撤去は簡単です。
便器を固定しているネジを外すことで、便器を上に引き上げ取り外せます。
しかし、床がコンクリートの場合は、撤去は面倒です。
便器とコンクリート材が接着しているので、電動ドリルでゴリゴリと穴を開けて、便器が外れるようにコンクリートを一部除去する必要があり、作業も大変です。

 

(2)トイレ内の床の解体・改修をします。

 

(3)簡易水洗を設置するための、新しい配管(電気・給水)の設計と設置をします。

 

簡易水洗トイレで、温水洗浄便座を使う場合、便座付近にコンセントを設置するための電気工事が必要です。
また、水洗の水を、上水道の水を使用することになるので、水道の配管を設計して、適切な場所まで配管をする必要があります。

 

(4)水洗式トイレの便器の設置をします。

 

最後に、簡易水洗トイレの便器を設置する作業になります。
基本的に、各メーカー取扱説明書とマニュアル通りに設置すれば、プロのリフォーム業者でなくても、作業が出来るはずです。
設置した後は、水量等の調整が必要な場合もあります。

 

以上、簡易水洗トイレのリフォームには、大きく4つのステップの作業がありますが・・正直、どの作業も難しいと思います。
これらの作業を、素人がDIYで、自作で行うことは、現実的ではありません。
プロのリフォーム会社に依頼をすべきです。

 

 

まずは、リフォーム比較サイトを活用し複数のリフォーム会社に見積もりを依頼するのがいいです。 
→ 詳しくは、こちらからお願いします。

簡易水洗トイレのTOTOの商品は?

 

 

多くの方がご存知ないと思うのですが・・

 

なんと、様々なトイレ商品を扱っている大手のTOTOですが、簡易水洗トイレの商品を、製造販売しておりません。

 

製造販売を途中でやめたということではなく、昔から、製造販売をしておりません。

簡易水洗トイレのINAX(リクシル)の商品 は?

 

INAX(リクシル)の簡易水洗トイレは、洋式便器のものと和式便器のものの2タイプがあります。
清潔な機能が満載のトイレです。
■フラッパー便と溜水で、いやな臭いをシャッターアウトする二重の防臭機能が備わっています。
■細菌を寄せ付けないISO抗菌規格に準拠した便器で、とにかく清潔です。

 

洋式便器の簡易水洗トイレでトイレーナR。
洋風簡易水洗便器 トイレーナR
便器タンクセット
手洗なし TW-3A
→ 詳細はこちらです。

 

 

 

 

 

 

和式便器の簡易水洗トイレでトイレーナFです。
和風簡易水洗便器 トイレーナF
便器+タンク【TWC-200B】 
給水管【TF-870EW】 
寒冷地・水抜方式 
床給水 手洗付INAX
→ 詳細はこちらです。

 

 

簡易水洗トイレは、INAX(リクシル)のトイレーナR、トイレーナF以外にも、各社、様々な商品が販売されています。

 

セキスイ、アサヒ衛陶、ダイワ化成、ジャニス工業、ネポンといったメーカの簡易水洗トイレ商品があります。

 

→ 詳細はこちらです。

簡易水洗トイレで汲み取り式トイレとぼっとん便所をリフォーム!その費用は?【おわりに】

 

 

今回は、簡易水洗トイレについて、様々な点から解説しました。

 

■簡易水洗トイレとは何か?汲み取り式トイレ・ぼっとん便所、水洗トイレとの違いは?メリットは?
■簡易水洗トイレのリフォーム工事の費用は?できる限り安くするには?
■簡易水洗トイレの設置工事をDIY、自作で可能か?
■簡易水洗トイレのTOTOの商品は?
■簡易水洗トイレのINAX(リクシル)の商品 は?

 

汲み取り式トイレ、ぼっとん便所の悩みや問題を、何とか改善したい、しかし、そこまで費用はかけられない・・という方には、この簡易水洗トイレは、おすすめです。

 

安い費用負担で、実質的に、ほぼ全ての悩み、問題を解決することができます。

 

ぜひ、簡易水洗トイレのリフォームを検討されてみては、いかがでしょうか。

 

今回も、最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

↑  ↑

リフォーム費用をできる限り安くするにはこれが一番!

クリックしてみてください。

 

 

 

 

 

著者情報:
村上悠
レリッシュプラン株式会社:代表

 

経営するRCマンション、平屋ガレージハウス等、複数の賃貸物件について、空室対策として何度もリフォームを行ったことがあります。
リフォームは、室内のクロス、床、天井といった小規模なものから、屋根や外壁をリフォームする大規模修繕の経験もあります。
また、自宅を三井ホームで建て、さらに賃貸物件の平屋ガレージハウスを建てる等、新築の家づくり経験もあります。
そういったリフォームや家づくり経験で得た気付き、知識等を、記事にしていきたいと思います。

 

リフォームや家づくり等に役立つであろうと、資格も取得しました。
賃貸業など不動産ビジネスに役立つであろうと、宅地建物取引士に2008年に合格。
また、家づくり、リフォームに色彩は重要ということで、2級カラーコーディネーター(商工会議所)の資格を2019年に取得。
さらに、以前サラリーマン時代に、国内旅行業務取扱管理者の資格も2016年に取得。

 

著者のプロフィール情報