村上悠です。
経営する複数の賃貸物件では、何度も空室対策のリフォームを行ったことがあります。
また、大規模修繕の経験もあります。
賃貸物件の中には、ペット可のものもあります。
こういった経験をベースに記事を書こうと思います。
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今回は、ペットに関するリフォームの中でも、人気の猫を取り上げます。
猫との暮らしを快適にするためのリフォーム、そのリフォームを行う際の注意点について解説します。
マンションや戸建て住宅のリフォームをおこなうとき・・
「ペットとして飼っている猫がビックリしないかな」「ペットの猫にストレスを与えてしまわないかな」と飼い主の方が不安に感じることがあります。
いくら小さな生き物とはいえ、ペットの猫ちゃんも大切な家族の一因。
今回はリフォーム時における、猫ちゃんのケア方法についてお知らせしたいと思います。
まずは、ここをチェック!
ペットと暮らすリフォーム
マンションや中古の住まいのリフォームをおこなうとき、壁や床を壊すときの騒音が気になることがあります。
たとえば風呂場のみをリフォームする・リビングのみをリフォームするなど住まいの一部分の交換をおこなう場合は「リフォーム場所から、なるべく遠い部屋をペットの猫ちゃん専用の部屋にすること」がおすすめです。
人間よりも聴覚にすぐれていて、少しの物音や騒音に敏感なペット飼育の猫ちゃんたち。
あまりにも大きなゴゴゴ…という騒音のそばで生活をさせていると、部屋の中を用も無くウロウロ徘徊する・聞いたことのない鳴き声で奇声をあげる・お気に入りの餌を食べなくなるなどのストレスサインを発することがあります。
リフォーム場所からイチバン離れたところに、猫ちゃんが安心できるスペースを作っておき、ふだんとあまり変わらない状況を作ってあげることがオススメです。
いつもと違う人が何回も出入りするリフォームの時期。
繊細でデリケートなペット猫ちゃんに不安感を与えてしまわないように、飼い主さんの小さな心配りが求められます。
■轟音がすごいときは、ペットホテルの利用も
住まいのリフォームが本格的になってくると飼い主の方でもびっくりするくらいの、轟音がなり響くことがあります。
リフォーム工事をおこなっている場所から遠ざけても、それでも騒音が聞こえるとき・ペットの猫ちゃんが怖がるときはペットホテルなどの利用もおすすめです。
ペットホテルを利用するときには、猫ちゃんが普段つかっているタオルやエサ箱など「自分の臭いが分かるもの」を一緒に持っていくことがオススメ。
自分の臭いが付いているものが身近にあると、たとえ初めての場所であっても猫ちゃんがリラックスしてくれることがあります。
■ペットシッターの利用も
また最近はペットシッターという職業も増えてきています。
ペットシッターさんの種類によっては自宅に訪問して猫のお世話をしてくれるだけではなく、猫ちゃんを自宅まで預かりにきてくれ自分の家で数時間面倒をみてくれる方もいます。
ペットシッターさんの静かな家で遊ばせることができるため、リフォーム時のストレスを緩和してくれるメリットもあります。
ペットシッターさんとの相性は、飼っている猫ちゃんの性格によっても異なってきます。
いきなりお預けはせず、自宅で数時間面倒をみてもらい大丈夫そうなら長期の飼育をお願いしてみる…という手法を選ぶことも大切です。
お金をかけて他人に預けるというのは躊躇するものですが、リフォームが長期にわたり騒音の影響が心配されるときは、こうした第三者のチカラを借りることもおすすめです。
住まいのリフォームというと「人のためのモノ」と思われることも…。
最近ではペットブームのあおりを受けて「猫のためにリフォームをおこなう」飼い主さんも増えてきています。
ヒト視点ではなくネコ視点で住まいをイチから見直すことができるため、飼っている猫ちゃんにとっても居心地の良い暮らしづくりが可能になります。
猫目線のリフォームの良いところは、猫を遊ばせながらリフォームそのものが楽しめるということ。
古い住まいが猫ちゃんにとってワクワクする住まいに変貌をとげていくわけですから、飼い主さんのココロの負担も少なくなります。
一般的なリフォームと比べて、プチリフォームで済むのが猫リフォームの良いところです。
コストは低価格で抑えながらも「猫によって生きやすい住まいづくり」が可能になるため、飼い主さんも猫ちゃんも大満足。
猫好きにとっては、夢のようなマイホームが完成します。
・壁にキャットウォークを付けて、運動不足を解消
猫リフォームで最近増えているのが、住まいのタテの部分を有効活用する方法です。
たとえば無機質なコンクリ打ちっぱなしの壁でも、猫ちゃんが遊びやすいキャットウォークと呼ばれる横の板を空いているスペースに取り付けてあげると、何もなかった壁が運動場にかわります。
室内で飼っている猫ちゃんの場合、ヨコからヨコへ動くことはできても、タテからタテに移動する力が弱まります。
筋力の低下を防いであげるためにも、好奇心旺盛な猫ちゃんのためのキャットウォークを。
今まで使っていなかったタテのスペースを、有効活用することができるため、住まいを大幅にリメイクしなくても猫ちゃんにとって住みやすい住宅になります。
キャットウォークは木や鉄など、素材の質感によって見た目の印象が大きく変わってきます。ヴィンテージ感を残したもの、木のぬくもりがあるナチュラルなものなど、なりたいイメージを伝えることで理想どおりのリフォームをおこなうことができます。
・玄関扉に、猫用の出入りスペース
夜行性でもあるペットの猫ちゃんは、飼い主さんが寝静まった夜に活発に動きます。
のんびりしたところで飼っている猫ちゃんの場合、室内だけではなく屋外にも自由に行かせたいときも出てきます。
とはいえイチイチ屋外に出たがるときに扉を開け閉めするのは、飼い主さんにとって大きな負担。
こうしたトラブルを解消してくれるのが、猫ちゃん専用の小さな扉を玄関にとり付ける、新しい発想のリフォームです。
出入りのしやすい扉が玄関にもうひとつプラスされるので、自由気ままな猫ちゃんにとって、ストレスのたまりにくい暮らしが可能になります。
外に出たいときは、飼い主さんの許可を得なくてもノンビリ外へ。
飼い主さんも仕事や就寝、家事と自分の時間を気ままに楽しむことができます。
そうペットの猫ちゃんにとって居心地の良いくらしは、飼い主さんにとっても居心地の良いくらし。
住んでいる人の夢や願いをかなえてくれるのが、理想のリフォームなのです。
「こんな暮らしにしたいな」という思いがあれば、ぜひ住まいのプロに相談してみてください。
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著者情報:
村上悠
レリッシュプラン株式会社:代表
経営するRCマンション、平屋ガレージハウス等、複数の賃貸物件について、空室対策として何度もリフォームを行ったことがあります。
リフォームは、室内のクロス、床、天井といった小規模なものから、屋根や外壁をリフォームする大規模修繕の経験もあります。
また、自宅を三井ホームで建て、さらに賃貸物件の平屋ガレージハウスを建てる等、新築の家づくり経験もあります。
そういったリフォームや家づくり経験で得た気付き、知識等を、記事にしていきたいと思います。
リフォームや家づくり等に役立つであろうと、資格も取得しました。
賃貸業など不動産ビジネスに役立つであろうと、宅地建物取引士に2008年に合格。
また、家づくり、リフォームに色彩は重要ということで、2級カラーコーディネーター(商工会議所)の資格を2019年に取得。
さらに、以前サラリーマン時代に、国内旅行業務取扱管理者の資格も2016年に取得。